「グリザイアの迷宮」「グリザイアの果実」を生み出したフロントウイングより待望の新作、果つることなき未来ヨリ。
圧倒的なイラストと世界観を目の前に興奮する事間違いなし。
人が竜に救われ、今度は人が竜を救う。
日本に戻るため、ファンタジーな異世界に来てしまった零戦パイロットをしていたはずの下士官・三森一郎は、様々な出会いと共にこの世界を知り、そして日本に戻るための手がかりを得ていく。可愛い女の子達に囲まれながらも、挫けぬ心持ちいざ一歩と進んでいく。
原画:渡辺明夫、フミオ、INO
シナリオ:藤崎竜太、七央結日、かづや、桑島由一
音楽:藤間仁(Elements Garden)、松本文紀
アーティスト:Rita、micco、Duca、メルティナ、茶太
作詞/作曲:桑島由一、U(ユウ)/松本文紀、藤間仁(Elements Garden)果つることなき未来ヨリ X-RATED オープニングムービー
タイトル画面&設定画面体験版ストーリー最後に水を飲んでから、既に二日経っていた。経験したこともない日差しと気温に身を晒し、呼吸をするだけで肺を焼かれるような熱波を反射する砂は、まるで火にかけた鍋の上を歩くようだった。
手持ちの水を飲みきっては、汗もかかなくなり、手足がしびれて動けなくなる頃には、もう空腹を感じる余裕もなくなっていた。
もう水の事しか考えられない。
???「・・・おい人間、生きておるのなら返事をせい・・」
人は死に直面したとき、母の声を聴くという。
俺に母親の記憶はない。ともなれば、これがいわゆる神の声と言うやつなのかも知れない。なるほど、どんな人間であっても死だけは平等という訳か。ありがたくて涙が出そうだ。
???「・・おい、返事をせんか・・・」
喋るのも鬱陶しいのが見てわからんのか?地獄でも天国でもいい、とにかくここではないどこか、落ち着く場所へ連れて行け。話はそれからだ。
???「・・・死んでおるのか?」
主人公「・・ウッ・・!」
???「・・おう、生きておったか。じゃが砂漠の毒は人間に有害じゃ、このまま寝ておればいずれ死ぬぞ?」
主人公「・・・ここは、どこだ?」
???「ここはレナスの東、ドムトレット砂漠の中央じゃ。オマエはかような場所で何をしておる?どこぞから逃げだしてきたのか?」
主人公「水・・をくれ・・」
???「フム・・・なんとも図々しい人の子よのう。じゃが良かろう。私は寛容なのじゃ。ほれ、好きなだけ飲むがいい」
差し出された水筒に手を伸ばし、蓋を開ける間ももどかしく口をつけると、俺は勢いよく溢れる水を喉に流し込んだ。
???「馬車馬でもあるまいに、慌てるでないぞ人の子よ。そう急には身体が受け付けまい。ゆっくりと飲むのじゃ。」
主人公「ブハッ・・・!ここは・・どこだって?」
???「じゃから先刻も申したであろう。なんじゃオマエ、迷子か?」
迷子ではない。自分がどこにいるのか分からんだけだ。と目の前の人間に話すも、それを迷子と言うのじゃ阿呆め。と言い返されてしまった。
主人公「オマエはなんだ?神か?」
???「フム、一部の地域では私をそのような存在とし、崇め奉ることもある。間違ってはおらん認識じゃ。フフン・・私の名を知りたいか?人の子よ。聞けば肝を抜かすぞ?」
???「私の名は、アークジーン王国第一王女!ユキカゼなるぞ!」
人の話よりとにかく水が飲みたいのか、ごくごくと水を飲み続ける。そんな主人公を見たユキカゼは水より先に夢中になるべきものがあるとは思わんのか!?と叫ぶも、主人公は誰だって?と能天気な返事をする。
主人公「すまんが、ヒリッピンのことは良くわからん。水のことは感謝する。いずれ俺の国から謝礼があるだろう」
ユキカゼ「なに?貴様もそのナリでどこぞの王族であるのか?」
主人公「・・王族?俺は帝国海軍の三森一応二飛曹だ」
ユキカゼ「テイ・・コク・・なんじゃと?ニヒソーとはなんじゃ?」
主人公「つまり、なんだ、軍人だ。」
ユキカゼ「ほぅ、軍人か。して、どこの国の軍人じゃと?返答によっては、私も態度を変えねばならぬ。正直に申せ」
主人公「日本だ」
ユキカゼ「ニ・ポーン・・はて、知らん国じゃのう・・どこにある?」
主人公「どう説明したものか分からんが、とりあえず東だ」
ユキカゼ「東・・と言われてものう、どこを基準にした東じゃ?王都を基準にした東はここレナスじゃが。もう600年も前から砂漠で国などない」
主人公「なにを・・・言ってる・・?」
ユキカゼ「それは私のセリフじゃ。怪しい奴め。」
主人公とユキカゼは互いに半信半疑なまま、何度も事実を伝えるのだが受け入れてもらえない事に腹の立つ主人公。そして命を助けてあげたというのに、口の悪さに苛立ちを見せたユキカゼは己の姿を変えて、主人公を威嚇するのだが、全く動じない主人公にユキカゼは動揺する。
ここが地獄なのか天国なのか、あるいはそのどちらでもない別の場所なのか。それが未だにわからない主人公。
どちらにせよ、このまま砂漠を彷徨っていたところで野垂れ死には確定だ。
その昔、浦島太郎は助けた亀の背に乗り、竜宮城へ案内されたというが、俺の場合は助けられたトカゲの背に乗り、近くの町まで案内してもらうことになった。
そして近隣の町「オネストダルド」へと舞い降りる。
ユキカゼ「・・・ここが誠実なる者が住む町、オネダルじゃ・・」
主人公「そうか。軍で学んだヒリッピンとは、また随分と違う印象だ。やはり聞くと見るとではこれほどまでに知識の差が開くものか」
続いて主人公はとりあえず水だ。ついでに腹も減った。メシ屋はどこだ?とユキカゼに問い、お金すら持っていないのにどうするのじゃ。と聞かれるも、いざとなったら時計と物々交換だ。駄目なら皿洗いでもする。と何が何でも食事をする気マンマンの主人公に待たんか。とユキカゼはついていく。
何故ついてくるのかと主人公はユキカゼに問うも、金も持たずにヒョイヒョイと店に入るからだろうが!と怒鳴るユキカゼ。
主人公は思い出したかのように、砂漠で拾われた礼をまだしていなかったな。と言って時計を渡そうとするも、ここの支払いの困る。何か渡せるものはないかと探す主人公であったが、皆大切なものであったらしく、最後にはおいトカゲ、紙に名前と住所を書け、俺が国へ戻ったら海軍経由で謝礼を届けさせる。と言う。
謝礼など要らぬわ。ここの支払いは私が持つ。と主人公にいうも、既に食事に夢中な主人公はユキカゼに、ここの支払いとして使う予定だった腕時計をあげることにした。
気に入ったのかユキカゼは腕時計を受け取る。そして主人公は自分が何処にいるのかを正しく把握するためにユキカゼに地図を見せる。しかしなんじゃこの地図は、私の持っている地図とはあまりにも違う。といわれる主人公。ユキカゼも同じく持っている地図を主人公に見せるもなんだこれは。と驚く主人公。
何処なんだここは?とつぶやく主人公に、ユキカゼも逆に問うがオマエは何処から来たのじゃ?と。
埒の明かない会話をしているところに、突如大声が聞こえてきた。
憲兵「・・検閲であるっ!!全員その場を動くな!立ち去る者あらば逃亡とみなし射殺するっ!」
ユキカゼ「・・ぬ・・マズイ・・」
主人公「ん?おい、どうしたトカゲ?何故隠れる?」
憲兵少尉「この付近に!銀翼の翼竜が舞い降りたとの目撃情報があった!誰か他に、同翼竜を目撃した者はおらんか!」
憲兵少尉「目撃した者は正直に名乗り出ろ!有用な目撃情報の提供者は、ヴィスラ公国軍より3万ギームの褒章を与える!」
ざわめく店内。主人公は何だかザワついてやがるな、何かあったのか?とユキカゼに聞くも、マズイマズイと汗をかくユキカゼ。
主人公はあいつ等何なんだとユキカゼに聞くと、ヴィズラ公国軍の憲兵だという。憲兵に見つからぬよう顔を隠すユキカゼにオマエ、何か縄を貰う様なことでもしたのか?と問うも目をそらすユキカゼ。
こういうとき、目をそらす奴が一番目立つということを良く知っている主人公。このトカゲ、何をやらかしやがった?
ユキカゼ「マズイ・・こっちに来るのじゃ・・」
憲兵に顔を見せろといわれるユキカゼは必死の抵抗のつもりなのか、変顔をするもバレなかった。
しかし主人公のいらない一言によって憲兵達にユキカゼの素性がばれることとなっては、憲兵達はユキカゼを確保しようとする。
そこへ主人公が憲兵にユキカゼの身柄を足止めしていた俺にはいくら褒賞金が出るんだ?と聞く。
しかし憲兵はただ偶然居合わせただけの分際で褒賞金を要求する気かと図々しい態度の主人公も一緒に逮捕しようとする。
憲兵の態度が気に食わなかったのか銃を突きつけられては苛立つ主人公は、その場にいた憲兵達を全員殴り倒す。
未だに感情高ぶる主人公を宥めては、増援が来る前にとっととこの場を去るぞとユキカゼが言う。
何処へいく?と主人公が問うも、ユキカゼは、いいからついてまいれの一言。
少し店から離れた場所で今後の事をユキカゼと主人公は話し合う。
どうやら俺は死んだ直後にこの世界に運ばれてきたんじゃないだろうか。しかし死んだ仲間達がいないというのも不思議だ。とか。
ユキカゼはもしかしたら、オマエは、何かをどこかで間違って、この世界へ飛ばされてきたのかもしれんな。と語る。
オマエのような異世界からの漂流者というのも有り得ない話ではないというユキカゼの話を聞くと、以前にも異世界から飛ばされてきた人間がいるということだった。
そいつに会えるのか?と主人公が問うも無理だ。と答えるユキカゼ。
600年以上前に異世界からやってきたという伝説の存在で、実在したという証拠も、今となっては希薄じゃしのぅ。と言う。
その伝説について誰に聞けば詳しい話が聞ける?とユキカゼに問うと、王室賢者の一人と答える。
主人公「王室賢者か・・そいつはどこへ行けば会える?」
ユキカゼ「王室賢者なのじゃから、当然王都の城におる。会いたいと言ったところで簡単に会える相手でもないのぅ」
ユキカゼから詳しい居場所を聞くと、世話になったなトカゲと言って立ち去ろうとする主人公。
ユキカゼ「まぁ、そう急ぐでない。王室賢者ならば、私が呼び寄せることも可能じゃ」
ユキカゼ「どうじゃ?王都から賢者を呼び寄せるまでの間、私の元に剣を預ける気はないか?」
主人公「お尋ね者の仲間になる気はない」
ユキカゼ「ヴィスラの憲兵をボコボコにしておいて今更何を言うか。数日後にはオマエの手配書も出回ることになるじゃろう。もうオマエは私の仲間じゃと思われてるじゃろうのぅ」
主人公「仲間になるつもりもないが、砂漠で拾ってもらった上に飯を奢ってもらった恩もあるか・・」
主人公「海軍の男は、受けた恩は倍返し、売られた喧嘩は10倍返しというしな・・いいだろう、恩返しの意味も込めて、世話になることにしよう」
ユキカゼ「よし!ならばついてまいれ!」
いよいよと、どうにもおかしなことになってきたが、他に寄る辺のあるでなし。
空でいか勇猛であろうと、所詮は俺も地に降りればただの人。
一にヨーチン、二にラッパ、楽な連中だと蔑んではいても、そんな奴らが居なければ、一人では戦うことも出来ないのだ。
まずは、軍に戻らなければならない。
そのための一歩を、今踏み出したのだと思うしかない。
キャラクター紹介竜族の王女
ユキカゼ (ユキカゼ・ジーンブラッド) CV:かわしまりの竜族の国・アークジーンの第一王女で、無政府領土防衛民兵団・バラウールの総大将。
王族の姫として生まれてきたがゆえ 世俗に疎い面はあるが、好奇心は旺盛。
時にはお目付け役に隠れて城の外に出て、お忍びで城下町を徘徊するようなことも。
そのため世俗にも順応しつつあるが、金銭感覚においては未だ格差を感じさせる。
一国の王女にしては大食いで短気で喧嘩っ早く、良く言えば快活、悪く言えばガサツ。
主人公の一郎曰く、お姫様らしいのは整った容姿と無駄に尊大な口調ぐらい。
“豪気の姫” と名を馳せるが、好意を持った相手に冷たくされれば本気で落ち込み、
悲しみに触れれば優しく気遣う繊細さを見せるなど、多様な面を持ち合わせている。
砂漠で異世界漂流者である一郎を拾った。
彼を所有物と見ているが、思い通りに動かないのでイライラさせられることも多い。
犬族(ルルカリオン)の戦士
アイラ (アイオ=ライオ=カミリア) CV:清玉澄加キャラバンの副代表で、犬族(ルルカリオン)の戦士たちを束ねる立場にある。
昔、戦争で孤児になったところをキャラバンに拾われて10年、今ではかなりの古参。
最前線に立つことを望んでおり、今の立場はさっさと誰かに譲りたいと思っている。
勝ち気で姉御肌な性格のせいか、浮いた話はまったく無い。
周りからも “戦士” として扱われ、本人もそれが当然だと思っている。
戦闘時は鬼神のような強さを誇るが、日常ではめんどくさがり。
目下の悩みは、代表のファルに 「そろそろいい人は?」 と詰め寄られること。
ファルによる鬼の花嫁修業に怯えている一面も。
現在、犬族と竜族の間に因縁があり、両者が同盟を組むまでの道のりはかなり険しい。
個人的にも竜族とは過去に浅からぬ因縁があるようだが――。
人魚族(ネーレイス)のアイドル
メルティナ CV:三枝もこ絶滅が危ぶまれる人魚族が治める街・アクラーで暮らす人魚の少女。
6年前のヴィスラ公国による “アクラー襲撃” 以降、族長の侍女として働いている。
艶麗な者の多い人魚族でも一際目立つ外見で、酒場で働いていた頃は船乗りのアイドルだった。
その魅力は他の人魚に羨まれるほどだが、実際は男性経験のない種族的落ちこぼれ。
本人はそのことを気にしており、「自分は人魚に向いていない」 とボヤいているが、
全身から滲み出る無防備さが、男たちの庇護欲を刺激していることに気付いていない。
次期族長候補と目されていた優秀な人魚を母親に持つ有望株でもある。
良い意味で分かりやすく壁を作らない性格で、ムードメーカーを担うことが多い。
頭の良さは見た目通りだが、家事全般が得意という女性らしさを持ち合わせている。
同じく族長の侍女を務めるプロート、ドーリス、ガレーネとは姉妹のように仲が良い。
使役されるゾンビ娘
リア CV:芹園みや出生不明のゾンビ。 死霊魔術師・オゾスに奴隷として従事している。
見た目は幼いが、ゾンビ化してからは一郎よりも長くこの世界を生きている。
オゾスに行動や思考を制限されているため自身で決断を下すことは無く、
そのため日々の活動に何の疑問も持たず、鉱山で他のゾンビたちと一緒に働いている。
鮮度が非常に高く、メンテナンスさえあれば四体が切断されても短時間で治癒する。
奴隷の印として胸には紋章が刻まれ、脚には鉄球がはめられている。
黒髪パッツンショートなのは、オゾスの趣味かどうかは不明である。
主人公
三森 一郎 (みもり いちろう)日本海軍 二等飛行兵曹。 幼くして両親を亡くし、軍人となる。
生まれて来た意味さえも戦争に食われ、戦うことでしか生きることを許されなかった。
志願して特別攻撃隊として出撃し、決死の覚悟で敵空母の飛行甲板に体当たりを決行。
挺身による一撃必殺をせしめたはずだったが、次に目を覚ますと見たこともない世界だった。
ワケも分からず砂漠で力尽きそうになっていたところ、ユキカゼに助けられる。
行くアテもなく付いていくと、目にしたのは“世界中どこへ行っても戦争”という現実。
受けた恩は倍返し、売られた喧嘩は 10倍返しが海軍搭乗員。 ならば恩返しをせねばならない。
元の世界へ帰る前に、この世界の戦争をなんとかしなければならないと決意する。
「海軍の軍人は、死んでも負けてはいかんのだ」
こうして、三森一郎という男の伝説は始まった──
一郎に想いを寄せるツンデレ(?)乙女
カーマイン (エルマールマ・カーマイン少尉)384飛竜隊隊員。 コープランド王立飛竜学校 23期首席卒業者。
オレンジ農業で有名な領地を統治している貴族の娘。
どうでもいい男には好かれ、好きになった男には振り向いてもらえない不遇の女性。
一郎との空戦訓練で負け、それ以来 一郎に仄かな好意を寄せるようになる。
が、当人はそれを認めていない。
カーマイン家に代々仕えるメイド
モーリン (モーリン・ローレット少尉)384飛竜隊隊員。 コープランド王立飛竜学校 23期卒業者。
カーマインの幼なじみであり、代々カーマイン家に仕えてきたメイド。
一見 気弱そうだが芯は強く、カーマインに対して厳しく接することもある。
基本的には生真面目で臆病な性格だが、酒を飲むと性格が変わる。
自分の髪を指で巻く癖がある。
名門貴族の忌み子
フラン (フランチェスカ・スクワール飛竜兵曹長)384飛竜隊隊員。 王立飛竜隊予科練習生 13期卒。
名門貴族にあって許されざる血縁に生まれた禁断の子。
存在を秘匿され年老いた乳母に育てられた経緯もあり、性格はややひねくれている。
生まれつき身体が弱く体格にも恵まれないが、軽量な体躯を活かした空戦が得意。
実力は隊内で 1・2を争うが、長距離航行は苦手。 他人との協調性に欠ける面もある。
元娼婦の変わり種軍人
エレン (エレノア・ザッハ飛竜兵曹長)384飛竜隊隊員。 王立飛竜予科練習生 6期卒。
大型竜でありながら格闘戦能力は高く、同時に爆弾搭載能力も十分にある。
戦闘竜・爆撃竜として、双方の任務を十全にこなせる貴重な戦力。
片目が不自由ではあるが、空戦・爆撃において健常者と比して何も問題はない。
軍に入る前は娼婦であったという変わった経歴の持ち主。
翼をもがれた元隊長
ペトラ (ペトルシュカ・マーレン大尉)384飛竜隊の最年長だが、戦闘で被弾してしまい前線から退いた元隊長。
負傷を期に飛竜化できなくなってしまったが、その人望は厚く飛竜隊の総指揮を執っていた。
隊長としての任を託してからは、思うところも多い様子。
しかし、今なお彼女を尊敬してやまない隊員は多い。
知識でバラウールを支える天才少女
ジーナ・ナゴット (通称:名護) CV:火野琉乃アークジーン王室付きの賢者の一人。
代々王室に仕えた一族であり、ジーンブラッド家から血を分け与えられている。
院生時に師事した師匠の影響が色濃く、異世界漂流者や前大戦時に大賢者マジーによってもたらされたという “マジーの遺産” についての造詣が深い。
技術的な知識や才能もさることながら、無駄に人をイラッとさせる才能の持ち主。
後に、バラウールにおいて飛躍的な技術革新をもたらす天才。
厳しくも献身的なソウケンの副官
ナナオ (ナナオ・フェティ少尉)アークジーン王立軍 陸戦騎士団の戦術顧問。 ソウケンの副官。
王立孤児院の出身で、幼い頃からソウケンにはよく懐いていた。
ソウケンの妻亡き後には身の回りの世話も務めている。
一見おっとりしているが、上級戦術仕官コースを主席で卒業した経歴を持つ。
物事に動じない性格で、時にはソウケンをも説教する厳しさがあり、一部の兵たちからは神格化されつつある。
気ままな猫族(シャオリア)の遊び人
キュリオ・ヴィタ・ワールロイ流浪の旅猫。 ひょんなんことから一郎たちと出会い顔見知りに。
話し好きな猫族の中でも多弁で知られ、同族にも渋い顔をされることも度々。
さらに好奇心旺盛で、知識欲を満たすためには手段を選ばない知的快楽第一主義者。
そのため常に欲求不満で、自分の邪魔をする者は誰であろうと排除する。
他種族に比べ体力に劣るため、基本はダチョウに乗って移動している。
趣味は本を読むことと旅行、そして何より敵対する犬族のアイラをからかうこと。
威厳ある犬族の代表
ファル・レフ・グレゴリア世界最大級のキャラバン・ レフレリアの小さな代表。
種族的な特徴でかなり若く見えるが、油断すると痛い目を見る。
そしてババア扱いすると静かに怒る。
現在はアイラを嫁に出すことに腐心している。
“晴眼” という未来が読める特殊能力を受け継ぎ、犬族の間では象徴的な存在。
常に犬族のことを考え、より良い未来のために予知能力を駆使している。
しかし少し間の抜けたところもあり、一部ではマスコット的な扱いを受けることも。
恥ずかしがり屋な犬族の戦士
リース元は戦争孤児として保護された名無しの少女。
その時の後遺症か、世界が白黒に見えている。
犬族では珍しい三つ叉のシッポの持ち主で、長いマフラーがトレードマーク。
恥ずかしがり屋なので、困った時はマフラーで顔を隠してしまう。
見た目は華奢だが、その体躯を活かした隠密行動が得意。
しかしその細い身体は育児には向いておらず、少しだけ気にしている。 少しだけ。“少し”だけ。
右 侍女三姉妹の三女
ガレーネアクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める プロート、ドーリスとは異父姉妹の関係で、三女にあたる。
メルティナとは同い年で、幼い頃からメルティナに振り回されてきた苦労人。
そのためメルティナに対しては口うるさい一面も見せるが、一番の理解者であり親友。
歌と踊りが得意で、ボーイッシュなショートヘアーがチャームポイント。
豊満な身体つきの者が多い人魚族の中では希少とされる “貧乳” がコンプレックス。
左 侍女三姉妹の次女
ドーリスアクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める プロート、ガレーネとは異父姉妹の関係で、次女にあたる。
おっとりな姉と血気盛んな妹の板挟みだったためか、落ち着きのある性格をしている。
やや男性的な立ち振る舞いと切れ長な双眸で、同性から告白されることもしばしば。
勉学の才に長け、三姉妹の中では一番の切れ者でもある。
中央 侍女三姉妹の長女
プロートアクラーの街で族長の侍女を務める人魚。
同じく侍女を務める ドーリス、ガレーネとは異父姉妹の関係で、長女にあたる。
非常に穏和な性格で面倒見も良く、姉妹以外の人魚たちからの信頼も厚い。
幼い頃から姉妹やメルティナの母親代わりを務め、家事において右に出る者はいない。
反面、争い事や運動は苦手な部類に入り、恋愛に対しても奥手になってしまいがち。
人魚族の長
ノレイア人魚族の族長を務めている人魚。
人魚は他種族の蹂躙でその数を減らしてきたが、その中でも300年近くを生きてきた。
存命の人魚では最年長であり、その体長は竜化したユキカゼと同等の大きさを誇る。
人魚は “聖唱” と呼ばれる歌の力を持つが、彼女は最も優れた歌声を持つ者 “ディーヴァ” の称号を襲名している。
まさに名実共に種のト ップに君臨する存在。
また とある身体的特徴から、一部の男性からカルト的な人気を誇っているという噂も。
ちょこっと日常エピソードいやこれは日常なんだろうか?と思うのですが、とりあえず。
主人公の素性をリンシンが問いただしているも、突如兵士がリンシンの名前を呼んではヴィスラ公国軍の急襲です。と大声で叫ぶ。ゾンビ兵団にキャンプが取り囲まれたと聞いたリンシンと後に続くように、近くにいたユキカゼに奪われた剣を返してくれと言っては、剣を持ってリンシンの所へたどり着く。
苦戦しているリンシンに、「おう、リンシンのオッサン。ちぃと油断しすぎなんじゃねぇのか?」と言ってはゾンビ兵を切り倒して登場する。
まさに喧嘩するほど仲がいいと言う言葉を、ここで使わずしていつ使うのだろうかと言えるほどのシーンでしたね。
互いの背中を預けてるのが格好いいです。
(この後、腹から腸を出したまま帰還する主人公。喋っていられるのが凄まじい。)
人魚族の長ノレイアとであったときのシーン。
食料調達の際に出会ったメルティナの報告により、ユキカゼ後一行がアクラーへ向かっているという知らせを受けた族長は、命令を下し侍女達を使ってユキカゼを迎えにくる。そして主人公達は人魚族の長ノレイアと接触をすることとなる。
あれ、見間違いかなと一瞬おもったんですが、後の会話を聞くと見間違いではなく、相当デカい事が発覚する。
4、5メートルくらいあるんじゃなかろうかと言うくらいのデカさで、やはりおっぱいもデカいです。衝撃的だったので載せました。
主人公の過去。
主人公が尊敬していた男、蒔野という男が戦で戦死した事を、父も母も戦死、空襲で焼け死んだたった蒔野の家族であるたった一人になった妹に、事実を告げるシーン。
立派な背中に見えるも、どこか寂しげな雰囲気が漂うも、俺が付いていながら、すまない。と蒔野の妹に告げるも、どうして兄ちゃんが死ななければならないのか。と涙ながらに話す。
主人公は蒔野に妹を頼むと頼まれていたこともあってか、謝りながらも妹にお前は必ず守る。と伝える。
妹はアンタなんかに守って欲しくない、兄ちゃんを返して!と頑なに拒否する。
この後、主人公は妹が平和に生きていけるように、この国を守る、俺に出きる償いなんて、それぐらいだ。と言う。
この国は、絶対に負けない。俺は生きている限り、10年でも20年でも、例え死んでも霊魂となって戦い続ける。それだけは絶対だ、約束すると言い残して戦友の妹の前から姿を消す。
殺し合いをして何か生まれるのか?と言われれば悲しみだったり、勝利すれば歓喜あふれるも、得ることの出来るものといったら屍の上に聳え立つ領土くらいでしょうか。日常的に戦争とは言いませんが小さな争いは多々あります。しかし命を奪うほどのものではない、何事も暴力で訴えることは出来るだけ控えた方が良い。と思えるシーンでした。
この後、蒔野さんの妹(蒔野勝子)が泣くシーンがあるんですけど、泣き演技やばすぎませんかね、上手すぎます。キャラクターボイスは小見川千明さんのようです・・ってええええええ、通りで上手いわけですね・・。
384飛竜隊の指揮を任された主人公。
カーマイン、モーリン、フラン、エレン、そして元隊長の5人を前に新たに指揮を任されたと語るも、人間に指揮されることが気に食わないのか、苛立つ隊員達。
納得のいかない隊員達を納得させるために、この隊で一番空中戦の上手な者は誰かと問い、カーマインが選ばれる。
そして次に一番下手な者、モーリンが選ばれては、指揮を任された主人公を竜化したモーリンの背に乗せて最弱モーリンを勝利へと導くと宣言する。そして主人公の助言によりモーリンは見事勝利する。残った隊員達も挑むが、隊で一番弱いモーリンに敗北する。といったときの戦闘を眺めているときのシーンですね。
面白い奴が現れたな。って感じの表情とか、戦いの行く末を見守っているフランとか、モーリンの劇的な変化に驚いているエレンとか。戦いを眺めている者を眺めるのもまた、いいものですね・・。
HシーンX-RATED体験版のHシーンです。アイラとユキカゼのみ。
ユキカゼ
アイラ
その他サンプルCGは公式サイトにて。
公式サイト
果つることなき未来ヨリ GALLERY感想getchu.comさんより予約数が現時点で1位ということで、皆さんがもっとも期待しているゲームのようです。
突如異世界にやってきた主人公が、ユキカゼさんと砂漠で出会っては帰るための方法を探し、町に寄ったり王都に寄ったり・・その中でこの異世界に関することも、少しずつ知ることとなる。
ゲームとこの現実が少し違うくらいといえるほど、凝った作りとなってます。秩序を保つための隊だったり、国があったりと、その中でわずかな手がかりを探していき、その中で新たなキャラクターと出会うこともあるんですが、一番印象に残ったのはキャラ同士の会話がかなり面白いってところですね。ここぞと笑いどころを入れてくるので、今後主人公ってどうなるんだろう?と今後の予想展開が気になりつつも、別のキャラが登場しては持ちネタを披露するかの如く執拗に笑わせてくるので、思わずニヤッとしてしまったり。
あとこれいいなーと思ったのが、タイトル画面の「はじめから」を押してストーリーがそのまま始まるのかな、と思ったら普通にチャプター毎に選択できるってところですね。これはかなり感想書く時に便利だなと思いますし、例えばこのゲーム、果つることなき未来ヨリが好きな人が互いにどの辺が好きだったか。なんて会話をするときにチャプター2のメルティナさんが滅茶苦茶お馬鹿(すみません)キャラクターなんだけど、何気に主人公の事を気遣ってる場面もあって好みだったなぁ。なんて話になったら、相手にもああ、あの場面かぁって分かりやすく伝わるのではないでしょうかね。1つのチャプターが終わるのもそんな長くはないですし、所々区切りを入れておくと覚えやすいってのもあると思います。
長い話をひたすら聞くのと、短い話でさっと終わるのでは要点を押さえるのにも歴然とした差が出ますからね。
いやー、チャプター毎に選択できるのは本当にいいな、と記事を書いてる今でも思います。今までやってきた体験版の中でもこういうのはなかったですからね。
あとキャラクターボイスを担当している方が皆上手すぎますね。聞き取りやすいです。一回、セリフテキスト見ないで声だけ聞いてみたんですが、ほぼ聴き取れたんじゃないでしょうか。
意外とこういうテキスト読まないで聴き取れるかどうかっていうテストとかもしてるんじゃないかってくらい、聴き取りやすかったです。(詳しくは分かりませんが)
文句なしの素晴らしい作品ですね。
以上で感想を終わります。ありがとうございました。
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