現在はエロゲーの体験版、製品版の感想、紹介をしています。
弟LOVE!×弟LOVE!×弟LOVE!風浦 琴音 (かざうら ことね) CV:宮沢ゆあな身長:164cm スリーサイズ:B90/ W57/ H85誕生日:4月11日 血液型:O型三度の飯より大好きな弟を抱き締めくんくん頬ずりするため、父親の働く海外から突如日本に舞い戻ってきた翔馬の実姉。弟を愛することと楽しいことを最優先に、最短距離で突き進む。自由奔放かつ明るい性格で、誰からも好かれるお姉ちゃん。
真面目×ツンツン×でも甘えんぼ風浦 詩帆 (かざうら しほ) CV:水霧けいと身長:152cm スリーサイズ:B72/ W51/ H73誕生日:2月19日 血液型:A型姉の行きすぎた弟愛が一線を越えてしまわぬよう、監視役として琴音と共に帰ってきた翔馬の実妹。風浦家で唯一の常識人なので、天真爛漫な姉には振り回されてばかり。日本に戻ってきてからは、何故か翔馬に冷たい態度をとる。
優しい×おっちょこちょい×生徒会長美浜 優香 (みはま ゆうか) CV:小倉結衣身長:159cm スリーサイズ:B77/ W53/ H81誕生日:12月4日 血液型:O型困っている人を見ると放っておけない、心優しい生徒会長。翔馬が引っ越してきた際、家が隣ということで親しくなった。大切な妹である紗香のことをいつも気に掛けているが、その思いやりが空回りして、逆に紗香から心配されることもしばしば。
不思議×人見知り×気まぐれ子猫美浜 紗香 (みはま すずか) CV:みる身長:160cm スリーサイズ:B85/ W54/ H83誕生日:6月17日 血液型:B型口数が少なく、感情を表に出すのが苦手な同級生。知らない人に会うと、すぐに姉である優香の背中に隠れてしまう。そんな姉のことを誰よりも大切に思っており、また自分よりも他者のことを優先してしまう姉をいつも心配している。
頑張り屋さん×わがままボディ×ピュアガール牧ノ瀬 真依 (まきのせ まい) CV:萌花ちょこ身長:167cm スリーサイズ:B87/ W55/ H86誕生日:5月5日 血液型:B型駅前にある商店街の飲食店・大福飯店 の長女。翔馬とはクラスメイトで、お互い気さくに話し合える仲。幼い頃から料理が好きで、料理に注ぐ情熱は並々ならぬものがある。サバサバとした明るい性格で、女子から告白された経験も多数。
オシャレ×小悪魔×背伸びガール牧ノ瀬 まゆ (まきのせ まゆ) CV:民安ともえ身長:155cm スリーサイズ:B80/ W52/ H77誕生日:10月28日 血液型:AB型姉の真依とは対照的に、流行に敏感なイマドキの女の子。翔馬が店に足繁く通う内に、自然と会話をするようになった。そんな翔馬をからかうのが好きで、エッチな “ユーワク” をしてくることも。見た目こそ派手だが、店の手伝いを進んで行うおりこうさん。
主人公風浦 翔馬 (かざうら しょうま)身長:176cm 誕生日:11月1日 血液型:A型本作の主人公。一年前に行われた “誰が父親についていくか”ジャンケン に運良く敗北し、母と二人で日本に残ることになった長男。実の姉妹と離れて一年間の学生生活を送っていたが、突然戻ってきたふたりに挟まれて慌ただしい日々の予感が。
ボケ×ツッコミ×ハイテンション社 まつり (やしろ まつり) CV:桃井いちご身長:157cm スリーサイズ:B79/ W54/ H76 誕生日:8月31日美風の妹で、詩帆とまゆの同級生。一年365日テンションが高く、姉の貧乳をネタにして笑いを取るのが得意。その結果、よく美風に怒られたりもするが、翌日にはケロッと忘れている。どこで覚えたのかは知らないが、そのマイクパフォーマンスは一聴の価値あり。
普通×平房×ぺったんこ社 美風 (やしろ みか) CV:加々良真央身長:140cm スリーサイズ:B70/ W49/ H72 誕生日:9月26日真依や紗香の幼なじみであり、1年の頃からのクラスメイト。“女の子” と辞書で引けば出てくるような、とっても普通な子。ただ、悠希のことになると目の色が変わり、欲望が暴走を始める。ソフトボール部に所属しており、時折真依に助っ人を頼むことも。
馬鹿×変態×残念大平 拓海 (おおひら たくみ) CV:夏村伊介身長:173cm 誕生日:7月20日翔馬のクラスメイトにして親友 (本人は否定) であり、磯塚一の単細胞生物。女子からの好感度を下げる技術に非常に長けており、下半身で物事を考えさせたら右に出る者はいない。なお、弟である悠希のことを溺愛しており、悠希の前でだけは好青年と化す。
純粋×無邪気×天使大平 悠希 (おおひら ゆうき) CV:成宮水彩身長:142cm 誕生日:3月3日翔馬の一つ年下であり、残念ながら拓海の弟。純粋無垢を絵に描いたような男の子で、仲間内のマスコット的存在。女子からの人気が非常に高く、膝を擦り剥いただけで一騒動起きるほど。兄曰く 「地上に舞い降りた最後の天使」。
美浜姉妹主人公である風浦 翔馬 (かざうら しょうま)がこの町に引っ越してきてから、もうすぐ1年と二ヶ月。この磯塚という街にも大分馴染んできた。今の学園に入学するにあたって、この土地に引っ越すことが決まったのだが、最初は右も左も分からないことだらけで、正直不安の方が大きかったのを覚えている。けれど、放課後になって翔馬が向かう所、生徒会室にいる二人の女子生徒のおかげで、そんな不安も少しはなくなったのだと思う。美浜姉妹。生徒会長である姉の美浜 優香 (みはま ゆうか)。そして姉をいつも心配している妹の美浜 紗香 (みはま すずか)。この姉妹が翔馬がこの街にきて一番最初に知り合った人だ。偶然家が隣同士で、通う学園も一緒だったため、引越しの挨拶をした際に会話が弾み・・。それがきっかけとなり、今ではこうして親しくしてもらっている。お互い異性という事もあり、最初はよそよそしさというか、気恥ずかしさを感じることもあったりした。特に妹の紗香はそれが顕著で、知り合って間もない頃は、その首を縦横どちらに振るかだけで翔馬とのコミュニケーションを図っていたほどだ。紗香「翔馬・・・数学の宿題、もう終わった?」翔馬「いや全く。今日の夜にやるつもりだ」紗香「授業中、頑張ってたのにね・・・」翔馬「・・・ばれていたか」紗香「私の席から・・・よく見えるから。」なので、今こうして普通に会話を交わしているのは、実はとても凄いことだったりする。優香の視線を感じ、視線の感じる方から声が聞こえてくる。優香「・・・どう?」翔馬「へ・・?どう、って・・」優香「何か、思ったこと・・・ない、かな?」思ったこと・・?これは、あれか?あの、全然変わってないのに髪形変えたんだよとか、そういう・・・。いや、同見ても変わってねえよな・・。翔馬「ええと・・すいません、ちょっと分からないんですが・・・」優香「じゃ、じゃあ、こっちから聞いちゃうけど・・・その紅茶、どうかな?」紅茶?髪型の事ではなかったようだ。優香「今日はね。いつもの茶葉よりちょっとだけ良いのを使ってみたんだけど・・・」翔馬「あーなるほど。言われてみれば確かに芳醇な香りが」優香「でしょっでしょっ!?よかったぁ・・・!」突然前のめりになって、にっこりと笑顔になる優香。紗香はいつもと変わらないと言っているらしく、優香はそんな事ないはずという事で、ならばと翔馬に聞いてきたのだろう。すまない紗香、オレもお前と同意見だ・・・!嬉しそうに微笑む優香さんにも、心の中で謝りながら・・・その奥に広がる、青空を見つめる。こうして三人でのんびりとしたひとときを過ごしていると、ここが学園だということをついつい忘れてしまう。そもそも、何故生徒会室でお茶会が開かれているのかと言えば、とにかく暇だからなのである。ここ、立湘(りっしょう)学園では、他にもう一つ大きな委員会があり、大半の仕事はそちらに任されている。なので、生徒会という役職は形だけの存在になっており、他の学園と比べるとその重要性は格段に低い。必然的にポストの争奪戦も起きることはなく、現在の会員はなんと美浜姉妹の二人のみ。誰もやりたがらないこの役職に就任した二人は、この教室を自由に使っていいと先生にお墨付きをもらい、地味なイメージの染み付いたここ生徒会室に、ちょっとした喫茶店のような空間を作り出した。そして、二人が人手に困ったとき、率先して手伝いを引き受けているうちに、いつの間にか、翔馬もこのお茶会に呼ばれるようになっていたのである。
牧ノ瀬姉妹美浜姉妹に別れを告げ、翔馬は生徒会室を後にする。翔馬 「さて、どうしたもんかな・・」学園を出て、通学路でもある坂道を下りながら考える。あれだ。今のオレは腹が減っている。ということは・・行くか!空腹を満たしたい一心で、駅と繋がった七丸商店街までやってきた。店内の雰囲気を見る限り、結構混んでそうだが・・。まあいいや、入ろう。「はい、いらっしゃいませー!!少々お待ちくだ・・・って、あれ?」翔馬 「よっ」「あ、おにぃだ!いらっしゃい!!」翔馬 「いらっしゃいました。今って入れるか?」「ちょうどカウンター一席空いたとこだよ。さ、入って入って。」翔馬 「さんきゅ。」促された席に着いてから、振り返って二人を見る。姉の牧ノ瀬 真依 (まきのせ まい)と妹の牧ノ瀬 まゆ (まきのせ まゆ)。この二人も一つ違いの姉妹だ。二人は放課後、それこそ毎日と言っていい頻度で、両親が営むこの大福飯店の手伝いをしている。そんな若い子の接客に加え、料理の味も確かなので、俺が知る限りではこの商店街で一番人気のある飲食店だ。ちなみに、二人が制服のままで接客をしているのは、その方が客受けが良いからとのこと。その辺にはあまり深く触れない事が、長生きの秘訣だと思っている。真依「お待たせ、翔馬。注文は?」翔馬「いつもの、一つ」真依「えっ・・・?い、いつもの?えっと、いつも何を食べてたっけ・・・?」翔馬「ごめん、ちょっと言ってみたかっただけ。」真依「ちょっ・・・もう、忙しいんだから勘弁してよ」翔馬「悪い悪い、そんじゃ、ワンタン麺の大盛りで」真依「はいはい。ワンタン麺大盛り一丁、入りまーすっ!」オレが入学した時に、真依とは同じクラスではあったものの、特に会話を交す仲ではなかった。けれど、オレがこの店の味に惹かれ、何度も足を運んでいるうちに、段々と親しくなり、今に至るというわけだ。その流れで、一つ年下である1年生のまゆとも、軽口をたたき合うくらいの仲にはなった。真依「翔馬、今日ボーッとしてるのに指摘された後に寝てたでしょ?」翔馬「お、よく見てるな」真依「席が近いんだからそれくらい分かるって。肝が据わっているとかいうかなんというか・・」翔馬「仕方ないだろ、あいつの授業はちゃんと起きてろってのが無理な話だ」真依「まあ、分からなくもないけどさ」翔馬「っていうか、接客の方は平気なのか?」真依「うん。ちょっと落ち着いてきたから大丈夫。今は翔馬以外注文も入ってないしね」まゆ「なになに、おにぃってば授業中に居眠り?」翔馬「ああ。あまりの爆睡っぷりに起きたら放課後だった」まゆ「誰も起こしてくれなかったんだ・・おにぃ、友達いないんだね」翔馬「いや、そういうわけじゃ・・あ、あれ・・・そうなのか・・?」真依「友達ねえ・・少なくとも、私は翔馬のこと友達だと思ってるよ」翔馬「おお、ありがとう真依」「一応起こそうともしたんだよ?けど、「もう食べられない・・・」とか言って全然起きる気配がなかったから」そこで起きなかった事よりも、ド定番の寝言を口にしていたという事が恥ずかしくてならない。食事も終わり、真依とまゆに「ごちそうさま」と一言。また明日。の返事が帰ってくるも、まゆは投げキッスをしてくる。未来のアイドルの投げキッスらしいが、瞬時に身体を仰け反らせ、まゆの投げキッスを交わしてみせる。真依に店の前で恥ずかしい事しないで、なんていわれてしまっては悪ふざけも終わり、店の前で二人に見送られて、翔馬は帰路についた。
社姉妹何の予兆も無しに、突然教室のスピーカーから聞こえてきた大声。それは校長の声だった。今日は木曜日で、全校集会ならば、今週の月曜日にやったばかりだ。にもかかわらず、全生徒が校庭に呼び出されたってことは・・。あからさまに何かを知っているような顔つきで、クラスメイトにして親友の大平 拓海 (おおひら たくみ)が教室を出て行った。さては、あれか・・。胸に妙な期待を覚えつつ、拓海に続いて廊下に出る。放送の指示通り、次々と校庭に集まる生徒達。自主的に列が形成され、ほぼ全員が並び終えた頃・・。「はーい皆さんちゅうもーく!我らが校長先生の入場でーすっ!!」聞きなれた声のアナウンスを合図に、周りが静かになり、ド派手な火薬の爆発にあわせて、叫びながら宙を舞う一人の人間。優に3、4mは飛び上がったかと思ったら、ポーズを決めて華麗に壇上に着地する。「よくきた皆の衆!早速だが、これより勇気ある若者が胸に秘めたる想いを開放する!各人、耳を傾けてやってくれぇい!」湧き上がる歓声と共に、校庭中が拍手で埋め尽くされる。「相変わらず決まってますねー校長先生っ!私が後20歳年を取っていたら惚れてたかもしれません!さあさあ皆さんお待ちかね!ただいまより、若者の咆哮を始めちゃいまーっす!!」司会を務める女の子の言葉に、校庭が一気に盛り上がりを見せる。社 まつり (やしろ まつり)。それが今司会をしている女の子であり、翔馬のクラスメイトでもある社 美風 (やしろ みか)の妹である。「若者の咆哮」という名の、十数年前に流行ったバラエティー番組を見て取り入れたイベントが終わるも、昼休みになってはお弁当を食べようとした頃だった。「お姉ちゃーんっ!!」美風「えっ?」廊下から聞こえたその声に、クラス中の視線が一点に集まる。美風「ま、まつりっ!?きゃっ!?」一目散にこちらに走ってきた少女が、いきなり美風に抱きついた。まつり「助けてお姉ちゃん!大変だよっ!一大事だよっ!緊急事態だよっ!」美風「お、落ち着いてまつりっ!どうしたのっ・・?」まつり「・・・実はね、私・・・」二人の雰囲気に当てられて、俺まで固唾を呑んでしまう。まつり「5時間目に体育があるのに・・体操着忘れちゃったんだよー!だよーっ!だよーっ・・」自分の発言に自らエコーを付け足すまつり。美風の妹であり、一つ下の後輩。俺の存在に気づいては、「風浦先輩っ!お久しぶりです!」と、とにかく元気が有り余っているような子で、拓海と同じ青謳委員会に所属している。美風「もう、仕方ないわね・・・はい。忘れずにもって帰ってきてよね」まつり「ありがとお姉ちゃんっ!やっぱり持つべきものは頼れる姉だねっ!」美風「た、頼れる姉って・・もう・・・」まつり「お姉ちゃんの体操着、胸とお尻はキツくてお腹がスカスカなんだけど、胸に腹は代えられないよね!」それを言うなら背に腹・・・いや、そんなことよりこの禍々しいオーラは・・。美風「・・・まつり・・・?」まつり「あっ・・・や、ヤバッ!そ、それじゃお騒がせしましたーっ!」美風「待ちなさぁああああああああああああいっ!!!」走って逃げるまつりを追いかけて、教室を飛び出す美風。そうか、美風よりまつりの方が胸が大きいのか・・覚えておこう。
風浦姉妹急遽始まった一人暮らし。今家にいるのは俺一人。手にしているのはティッシュ・・・ときたら○ナニーでしょう!翔馬「ふっふっふ・・・」そうだ、この欲求を邪魔する者は誰もいない。何人たりとも今の俺は止められないんだ。一人になった開放感を存分に満喫すべく、いっちょビシッと高らかにキメちゃいますか!!とくれば、部屋のエロ本を・・。ん・・・?翔馬「ちっ・・・!」自宅のインターホンが鳴る。誰だよこの忙しいときに・・!っていうか押しすぎだろ!翔馬「はいはい!今行きますよーっ!!」わざと聞こえるような声でそう言って、俺は玄関の方に・・・ってしつこいよ!うるせえよ!翔馬「はー・・」琴音「しょぉおおおううううううぅううまぁああああああああっ!!」翔馬「うぉおおおっ!??」なっ、何っ!?なんでいきなり柔らかっ・・・って違うっ!誰っ!?誰っ・・って・・。翔馬「ねっ・・ね、ねねねねね姉ちゃんっ!?」琴音「ピンポーンっ♪愛する弟をこの手で抱きしめるため、不肖、風浦 琴音 (かざうら ことね)日本に帰ってきちゃいましたーっ!」翔馬「いや、帰ってき・・!?えっ、えぇええっ!?」ま、待て待て待て!しかも、その後ろにいるのって・・翔馬「詩帆っ!?」詩帆「・・・はい。お久しぶりです、兄さん」見間違いじゃない・・・っていうか、実の姉妹を見間違えるわけがない!琴音は翔馬に抱きつき、会いたかったと言ってその場から動けないくらい抱きしめており、詩帆は冷静なまま翔馬に挨拶をするも、とにかくなんで海外にいたはずの二人が日本に帰ってきたのか、事情を聞くために家の中にいれることにした。翔馬「さあ・・色々説明してもらおうか。」すんでの所で一命を取り留めた俺は、二人を座らせて力強く机をたたく。琴音「別にいいじゃない!抱き枕に翔馬の写真を貼るくらい!」翔馬「抱き枕の事聞いてるんじゃねーから!俺が聞きたいのは、なんで二人が帰ってきたのかってこと!」琴音「それは勿論、翔馬に会うためだよっ!」翔馬「いや、だからそういう事を聞きたいんじゃなくて・・」詩帆「姉さんは兄さんに会いたい一心で、父さんの元を逃げ出してきたんです」翔馬「に、逃げっ・・・!?」琴音「それこそ、退屈な日々からの大脱走・・・!って感じで、楽しかったよね、詩帆!」詩帆「そう思ってるのは姉さんだけです」姉ちゃんの笑顔や詩帆の呆れ顔を見る限り・・・どうやら、今の話は本当みたいだ。えっへんと言わんばかりに、思いつきで行動したのではなく、計画的完全犯罪なのだと得意気な表情で胸を張る姉ちゃん。間違いない。やっぱ、大きくなって・・・って見るな見るな!翔馬「なんだよ、その計画的完全犯罪って」詩帆「・・・そこに関しては、私の方から説明します」おお・・我が風浦家で唯一、本能ではなく理性で生きている詩帆!よし頼む!詩帆「私達がこうして戻ってきたのは、姉さんも言ってた通り、前々から計画していた事です」「それって、いつ頃から・・・」詩帆「今年の4月頃です。まあ、兄さんの耳には入っていなかったでしょうけど」詩帆「海外生活を羨ましがっていた母さんと、兄さんに会いたくて仕方がなかった姉さん」詩帆「二人の利害が一致したので、母さんと入れ替わりに帰ってきたというわけです」翔馬「ってことは、母さんが向こうについたその日に・・?」詩帆「はい。母さんにも協力してもらい、父さんの目を盗んで、二人で空港までたどり着いたんです。」・・・改めて、なんつー家族だ。琴音「ちなみに、明日からと一緒の学園に通うからね」翔馬「えっ、立湘にっ?」詩帆「転入の手続き等も、母さんが事前に済ませておいてくれましたから」あまりに突然すぎて、まだちょっと頭が追いついてないけど・・こうして詩帆と琴音と一緒に学園に通うことになったのだが、海外から帰ってきて久しぶりに見た二人は、ちっとも変わってないな。元気そうで何よりだ。
素晴らしき水着姿水着を着た姉妹の待つ海に行くという事になった翔馬は、さっそく目的地である海の家に向かうことに。海が見えてきたと同時に、一目でそれと分かる人集まりが視界に入った。海の家周辺が賑わっているのを見ると、二人とも、早速やってるみたいだな。そう思って、そちらの方に近づいてみると・・・真依「いらっしゃいませー!本日オープン、海の家でーすっ!」まゆ「大福飯店の美味しいラーメンが、海でも食べられますよーっ!」眩しい肌を露出した、水着姿の真依とまゆが元気に呼び込みをしていた。しかしながら、同時に客の呼び込みをしていた二人はナンパを受けることもあってか、休憩が明けては、まゆ曰く午前中だけで13人の男からナンパを受けた真依の負担を減らすために、翔馬が彼氏アピールをすることになるのであった。
鬼ごっこいよいよ迎えた鬼ごっこ当日。平常通りの一日の授業を終え、一度下校した俺たちは夜の8時に改めて坂を登り、学園へとやってきた。校門で青謳委員から配布されたリボンを背中につけ、あたりを見回すと、校庭に集まっている生徒達は、どいつもこいつもやる気に満ち溢れた表情をしている。それだけみんな、今日のイベントを楽しみにしていたのかもしれない。かく言う俺も、ちょっとテンションが上がっている。やっぱり、夜の学園ってなんか盛り上がるんだよな。どういうわけか知らんけど。イベントが始まり、鬼がそろそろ100秒数え終わるという時に、校内に一緒にいたまゆと真依と翔馬の3人で最後まで残るために、二手に分かれては翔馬はまゆと行動を共にするのである。お世話になっている生徒会室に入っては少し様子を見ているのだが、鬼である琴音に二人とも見つかってしまう。なんとか捕まらないために、まゆと一緒に逃げては、近くの教室に入って隅に置かれたロッカーの中にまゆと一緒に隠れるのであった。
牧ノ瀬 まゆ
美浜 優香
Hシーン体験版でのHシーンは、オマケ要素としてありました。美浜 優香→パイズリフェラ、騎乗位中出し牧ノ瀬 まゆ→クリ責め、中出し
ストーリー全4姉妹による姉妹丼がおかわり可能!という感じの凄まじいエロゲーでした。プレイしてまず最初に姉妹、次に姉妹、さらに姉妹!?もうお姉妹・・・(ションボリ)といった感じなのですが、姉と妹の性格が面白いことにそれぞれの姉妹と何処か似ている所もあるということで、すんなり他の姉妹と馴染んでいきます。弟LOVEな風浦家姉妹は、弟ラブな姉の琴音さんが凄まじく弟に対して常に笑顔であったことが印象的でしたね。あとは若者の咆哮と類似すべきか、転校してきた際の自己紹介では弟の翔馬くんらぶらぶ!と言った感じで自分は弟大好きなんです!という大胆さがグッときました。妹の詩帆さんは控えめで、風浦家唯一の常識人ということもあってか、感情に左右されずに立場を常に弁えたりします。感情を表に出さないというより、出したくないという感じで、冷たく翔馬に接しますが、その冷たさに見え隠れする内に秘めた温かさが、詩帆さんの可愛さなのかもしれません。美浜家の姉である優香さんは、困っている人を見るとつい助けてしまうという心優しき持ち主で、翔馬がここへ引っ越してきた際も親しくするという立派なヒロインです。立派ですが、どじっ娘属性がついてしまったが故にどこか可哀想な気もしますけれど、見ていると癒される人ですね。妹である紗香さんは、口数が少なく、風浦家の詩帆さんと似た雰囲気を感じます。しかし詩帆さんよりも口数が少なく、知らない人にあうと、すぐさま姉の背中に隠れてしまうという小動物のような子であり、極度の人見知りである。びくびくしたあと、時間が経つにつれて普通に会話してるシーンを見ると可愛いなと思うのでありました。牧ノ瀬家の姉である真依さんは、一見男勝りな感じがしますが、実はそんなことはなく色恋沙汰になると、気恥ずかしそうにするピュアで可愛いヒロインであります。料理の腕はぴか一ということで、この中で一番家庭的で理想的なヒロインと言えるでしょう。妹のまゆさんは、慣れなれしさというか、すぐ誰とでも仲良くなれそうなほどのコミュニケーション能力があります。しいて言えばイマドキの可愛い女の子といった感じでしょうか。そんな翔馬くんをちょっとエッチな誘惑でからかったりして、反応を見て楽しんでいたりするという一番Hシーンのみたいヒロインといえるでしょう。社家の妹であるまつりさんは、お祭り騒ぎが大好きな子。常にテンションが高く、普通でいることがむしろ何かあったのかと思わせるほどの異常さを持つ。怒られたこともすぐさま忘れて元気に騒ぐことのできる、一緒にいて元気をもらえる可愛いヒロインといえるでしょう。姉の美風さんは、女の子らしさとは何かと言われたら、これが女のらしさをもつヒロインです。と言ってつれてくれば誰もが納得する普通を極めた女の子。棘もなく丸すぎもなく、誰にでも優しく接する素晴らしい女の子なのだが、悠希くんの事になるとその女の子らしさは何処へ、といった変身を遂げるのである。テキストは下固定で、キャラによって色文字になりますが、なんら問題なく読み取ることができます。ゲームの操作性も特に問題なく、体験版を最後まで終わらせることができました。ストーリーの内容の傾向としては、萌えゲーと家族の良さが分かるゲームだなと思います。学園生活で女の子とのやりとりをひたすら楽しむというシンプルなものですし、飲食店の娘、牧ノ瀬姉妹の両親とのやりとりは、心安らぐものがありますし、プレイして心地よかったと今でも思います。
8,969円