みつかご

　　　感想　　　　
青春は甘酸っぱい
本作では、学生同士ということもありお互いの感情をぶつけ合って暴力沙汰に近い行為が行われようとする場面があるが、この感情のぶつかり合いだけでもまだ成長しきれていなかったあの頃、つまり未熟さを感じさせてくれるものとなっている。
ストーリーは主に主人公、武下 勝也 （たけした かつや）と二人のマネージャー、青葉 京子 （あおば きょうこ）と泉千春 （いずみ ちはる）の三角関係をメインに進んでいくが、他にも結ばれずにいる恋をする乙女がいるというのが何より自然に思えて仕方がないですね。より学生時代を思い出させる良いシナリオだといえる。
野球部の大会が出場停止となり、まるで亡霊と化した勝也くんでしたが、それでも人との繋がりがあってかモヤモヤしたどこかスッキリしない気持ちを紛らわすこともあってか、寄り道をするが如く遊んだりもし始める。
が、やはりあれだけ野球の事を頑張っていた人間が、もう大丈夫です。とすぐに切り替えられるわけも無く、どこか未練のある台詞をぽろりと言ってしまうところとかも良いと思いました。女性キャラにしてもそうです。恋愛についてですが、頑張っているのに報われない、素直になろうとしているのに素直になれない、といった背中が痒くなってしまいそうな、叫びたくなってしまいそうな事が多く見られる。こういう所は本当に実体験書いてるんじゃないだろうかというくらい生々しい青春ストーリーなので、そういうものが好きなお方にはお勧め。後、女の子が男の子に恋愛相談とかね・・。凄いリアルです。
キャラデザが良く、立ち絵に関しては凄く魅力的だと思いました。エロく感じられるといったほうがしっくりきますね。胸の大きさやポーズって結構大事なのかもしれません。
Hシーンについては軽く公式サイトのギャラリーを見てみたのですが、ハードなものはなく基本的にソフトな感じとなってます。というのも学生がハードなプレイしてるって事自体なかなかないでしょうし、ここら辺もなかなか良いなと思いますね。
恐ろしいくらいリアルな再現度の青春物語、もとい純愛、恋愛を一から再び味わってみたいというお方には是非プレイして欲しいタイトルだなと思います。

以上で感想を終わります。ありがとうございました。
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