現在はエロゲーの体験版、製品版の感想、紹介をしています。
好き嫌いが激しい万能お嬢様樫ノ浦 姫乃 (かしのうら ひめの) CV:小倉結衣身長:164cm スリーサイズ:B85/ W52/ H83学年:2年 武器:双剣いくつものグループ会社を持つ大企業の会長の孫。黒髪ロングでスタイルはかなり良く、勉強・スポーツ・料理など何でもうまくできる。またプライドが高く、勝負を挑んでくる相手には勝たないと気が済まない。人の好き嫌いが激しいが、好きな相手にはわりと何でも許して尽くしてあげるタイプ。浜辺に流れ着いた頼斗を助けて人工呼吸してから、頼斗のことを意識している。【特殊能力】所持しているモンスターカードを装備することで、そのモンスターの能力が使用可能。
ロボット大好きな世話好き後輩藍田 鈴 (あいだ すず) CV:桃井いちご身長:152cm スリーサイズ:B89/ W54/ H82学年:1年 武器:光線銃人付き合いが良く、人の喜ぶことをしたいと思ういい子。そのためパシリ扱いされることもあったが、そこを姫乃に助けられて懐くようになった。頼斗のことも 「先輩」 と呼び慕っている。髪はショートカットで、背は小さいが胸は大きい。掃除洗濯が大好きで、また小さい頃から巨大ロボットアニメが好き。【特殊能力】ロボット配達英雄・デリヴァーンを常時実体化できる。デリヴァーンは物理攻撃、鈴は魔法攻撃が得意で同時行動が可能。
ツンデレ副生徒会長赤嶺坂 彩里 (あかねざか いろり) CV:鹿瀬紫卯身長:162cm スリーサイズ:B90/ W56/ H85学年:2年 武器:鞭生徒会の副会長として、尊敬する桃花を補佐している少女。姫乃と同じくわりと何でも出来るが、ドジも多い。去年は姫乃と同じクラスで仲が良かったが、今は顔を合わす度に諍いを起こしている。胸がかなり大きい。 生真面目だが、押されると弱いタイプ。突然 天洞島に現れてダンジョンに入る許可をもらった頼斗に警戒心を抱いている。【特殊能力】所持しているモンスターカードから、戦闘中にミニモンスターを召喚できる。
メカが大好きなちっちゃい先輩唐栗 芽菜 (からくり めな) CV:藤川なつ身長:141cm スリーサイズ:B69/ W49/ H68学年:3年 武器:自身が作った二足歩行メカ外見も中身も小さな子供のように見える上級生。他人のことを気にせず図々しいが、その見た目からわりと許されてしまう。上級生だけあって学園の事情には詳しくて、色々とアドバイスをしてくれる。知識は多いが、結構おバカ。 食べ物の好き嫌いが激しく、特にネギが嫌い。【特殊能力】機械類を操る。 機械系の敵を混乱させることができ、能力も分かる。どんなメカでも操ることが出来るが、鈴のロボは対象外。戦闘中は自分の作った一人乗りロボに乗って戦う。
エロイこと大好き生徒会長東道 桃花 (とうどう とうか) CV:遠野そよぎ身長:165cm スリーサイズ:B84/ W51/ H82学年:3年 武器:木刀天洞島に最初に連れてこられた子供の一人で、ずっと生徒会長をやっている。幼い頃は剣術道場の娘として厳しく育てられてきたが、実は魔法少女に憧れていた。島で魔法少女が表紙の本を持ち帰ってみたら、魔法少女が洗脳・快楽調教される本ですっかりハマってしまう。そのためエッチなことに興味津々だが、生徒会長として表には出せずにいる。【特殊能力】木刀を操り、武道の型によって物理攻撃をカウンターしたり、魔法ダメージを半減したり出来る。
雨宮 莉亜 (あまみや りあ) CV:赤月ゆむ頼斗が森の中で出会う女の子。おとなしい性格ながら、興奮してテンションが上がると無茶をする。
シェーシャ CV:早瀬ゃょぃ頼斗がダンジョンの中で出会う、ツノを付けた少女。学生服の上に白衣を羽織っている。自分のことをシェーシャと呼ぶ。 無邪気な性格で、悪気なく悪いことをしてしまうことも。
主人公高久羅 頼斗 (たかくら よりと)自称・冒険家の父親に連れられて、世界中を旅していた青年。世界中の秘境へ連れ回されているため、勉強はあまりできないが身体はすごく丈夫。父親とイカダに乗って太平洋を横断しようとした際、波にさらわれて天洞島へ流れ着く。そこでスパイ容疑を掛けられてしまい、疑いを晴らすため学園に転校してダンジョン探索の仕事を請け負うことになった。
九頭 神菜 (くず かんな) CV:風音天洞学園の学園長。頼斗にダンジョン探索の依頼を出した張本人。見た目は若いが、十数年前にこの島に学園を設置するよう働きかけたのも彼女。
倉科 千尋 (くらしな ちひろ) CV:shizukuまじめで地味な女教師。学生想いで一生懸命なため、何かと面倒ごとを背負い込んでしまう。
雨宮 英助 (あまみや えいすけ)転入した頼斗のクラスメイトで、隣の席。頼斗には何かと良くしてくれる。妹モノのエロゲーが大好き。
正木 航 (まさき わたる)頼斗の一つ上の学年で、生徒会の会計を務めている学生。イヤミな性格だが不思議と一部の男子学生からは人気がある。そのため “ホモの貴公子” と言われている。
謎の生徒ダンジョンで出会う謎の学生。学園の誰も顔を知らないが、強力な能力を持つようだ。
頓田 宗吾 (とんだ そうご)能力を持つ学生たちを研究している研究所の所長。能力者たちの社会的な地位向上のために、能力の有効活用を研究している。
高久羅 陣 (たかくら じん)頼斗の父。 自称・冒険家で世界のあちこちを探検して回っている。おおざっぱな性格で、頼斗の長期休みごとに秘境へと連れて行く。
人工呼吸ビュウビュウと身体ごと吹き飛ばそうとする突風。まるで石つぶてでも浴びせるように激しく降り注ぐ豪雨。その洋上に、とある親子はいた。押し寄せる高波に飛び跳ねる小さなイカダは、悲鳴のように軋みながらも奇跡的のその姿を保っている。頼斗「親父ー!もうダメだ、イカダにしがみつくのも限界だー!海に落ちるー!」陣「情けないことをいうな。目的地までもう少しだ。ガマンしろ」親父の言葉に心の中で突っ込みをいれる俺だったが、そもそも今なんでこんな事態になっているのかと言えば、親父が帰りの飛行機代をギャンブルでスッたからこんな目にあっているのである。そんな中、その事を問いただしても笑って誤魔化す父親に呆れる俺。大きな波がきてから、俺は波に流されてしまった。流れてきた丸太に必死にしがみついて、なんとか九死に一生を得た。荒れ狂う波でほとんど気を失ってたけど、なんとか海辺に着いたみたいだ。ここは何処だろうかと気になって辺りを見渡そうとするも、もう立つどころか指一本すら動けそうに無い。ひとまず助かって安心したせいか意識が遠のいていく。ここで気を失うのはまずい。頼斗「せっかく、助かったのに、ち、力が、入らない、みず・・水が、飲めれば・・・はぁっ、はぁっ・・・。」流されてくるまでに、海水を飲みすぎて酷い脱水症状になってしまったんだ・・・ダメだ、動けない、意識も、もう・・俺は、このまま、死ぬのか」そんなふうに死を覚悟したとき、波音に混じって何か声が聞こえてきた。???「あいつ絶対こっそりダンジョンに入ってるのよ。生徒会だから何か裏口みたいなものを知ってるのかもしれないわ。」???「彩里先輩はダンジョン実習では手に入らないカードを持っていましたからね。もしかしたらそうなのかも・・。」た、助かった、誰だか知らないが助けてもらおう・・・。だめだ・・声が、出ない・・・どう、したら・・・。???「ひ、姫乃先輩!あそこに、ひ、人が倒れてます!」姫乃「う、うそ、すごくずぶ濡れのボロボロだけど、生きているのかしら・・。」姫乃と呼ばれる女性は、応急処置をするといい、鈴と呼ばれる女性は、病院に向かってお医者さんに来てもらうようにその場を去っていった。助かるのか、いやダメだ。今すぐ水を飲まないともうどうにかなってしまいそうだ・・。姫乃「・・・さて。す、鈴の前では格好つけたけど、ど、どうするればいいの!?ひ、人の命がかかってて、医者が来る前に応急処置をしないといけないなんて・・・。応急処置・・ええっと、何をしたら・・・あっ人工呼吸よ!確かこういうときは人工呼吸をするって何かで見たわ!」ちょ、ちょっと待ってくれ、俺は・・・息は、かろうじてしているぞ!とにかく水が飲みたいだけなんだ!そう心の中で思っていた頼斗に人工呼吸を行うきれいな女の子。暖かく柔らかい感触が唇に重なり、飲みたい水分を見つけては、甘い味のする唇に舌を差込、必死に唾液を舐め取った。女の子の身体がぴくりと震えて硬直する。もっと、もっとだ!姫乃「んむうっ、んっ、んんっ、んんー!はっ、ああっ、やっ、やめてっ、こ、こんなの、私・・・まだ早い・・んっ、ちゅぱっ、れろっ、んちゅううっ・・・!」わずかな抵抗を示していた唇も、舌を絡める頃にはおとなしくなっていた。そんな中、彼女の唾液で満たされている頃、そこへお医者さんと、お医者さんを連れてきた鈴という女子生徒がこちらの人工呼吸(仮)をしている姿を見ては、姫乃と呼ばれる女子生徒にいう。??「いくら好みの男の子だからと言って、意識のない人を襲うのは感心しませんよ。そんなにとろけた顔してダメじゃない。」必死に否定する女子生徒であったが、他の女子生徒にもこの事は誰も言いませんと言われてしまい、勘違い?をされたまま事を終えるのであった。
天洞島体調が回復したとたん、なんだか妙なところにつれて来られた。ここはどこなんだろう。学園長「倉科先生、園子が浜辺に流れ着いていたという高久羅 頼斗 (たかくら よりと)君ね。能力者検知装置で検査しても能力はなかったという。」千尋「はい、父親とイカダで太平洋を横断していた所、大波をかぶって海に落ち、流れ着いたそうです。信じられない話です。」学園長「イカダで太平洋を横断?ふふっ、本当だとしたら面白いわね。」頼斗「確かに信じられない話だとは自分でも思いますが、俺は小さな頃から学園の長期休みの時は親父に連れられて世界のあちこちを旅しているんです。」起き上がっては近くにいた二人に説明する。頼斗「今回は南米のチリにあるプエルトモントから日本に帰るところでした。プエルトモントは魚介のスープが絶品で・・」千尋「そんなことは聞いてません」頼斗「は、はいっ!あの、ここは日本ですよね。家族も心配していると思うので、家に帰りたいのですが。」学園長「悪いけど、それは出来ないわ」頼斗「えっ、どういうことですか?」学園長に代わり、倉科先生が説明を始める。俺が流れ着いたのは東京からみな見にある天洞島という島であり、この島は一般人の立ち入りが禁じられている島である。この天洞島に20年ほど前、隕石が落下したそのときから約3年間、科学的に説明が出来ない特殊な能力を持つ人間が生まれるようになっては、能力を持って生まれたのはその3年前の一部の子だけで、それ以降に生まれた子供達が能力は持つ事は無かったのだけど、当時は大問題になったらしい。そして能力を持った子供達を集めたのがこの天洞島であり、社会的混乱をもたらす能力者をいなかったことにしようとしている、一種の収容所なのだという。この島では能力者を集めるという島の性質上、少し不自由なところはあるけれど実際はそれなりに自由なところでもあるようだ。それにこの島も日本政府によって運営されていて、法律もちゃんと通用するとのことだ。しかし、この島に無許可で侵入してしまったというのがいけないらしく、このままだとスパイ容疑がかけられて犯罪者扱いになるかもしれないらしかった。俺はスパイではないこと、遭難しただけであることを学園長に言うと、学園長はこういった。学園長「能力者の秘密を探るために、この島には何度もスパイが侵入して問題になっているのよ。下手すると刑務所入りってこともあるかもしれないわ。」そしてボクが遭難しただけであるということ理解しているように応え、だからこそあなたを何とか助けてあげたいともいってくれた。しかしその条件として、学園長は少しこの島で働いて欲しいのだという。秘密裏に。他に選択肢がない俺は、学園長の頼みを引き受けて、この学園に転校することになったのである。
洞窟の調査教室に向かえばこの前会った人工呼吸をしてくれた姫乃という女子生徒がいた。この前とは随分雰囲気が違う。どこか冷たいような、他人を拒絶しているかのような感じだ。隣の席になった雨宮 英助 (あまみや えいすけ)は、姫乃とは違って優しく接してくれた。姫乃を見ている俺に対し、気に入ったのかと問われたのだが、どうやらあいつは氷の魔女と言われるぐらいに冷たい女らしい。強い能力を持っているし、それだけ怖いってことなのだそうだ。生徒会ともめたとか、1年をパシリにしているとか色々噂が尽きないらしい。あくまで噂話であり、本人とは話したことがなく真偽は知らんとのことだという。俺がこの島に漂流したことも口止めしないといけないし、姫乃とは一度話さないといけないな。昼休みにでも声をかけてみるか。昼休みになっては、姫乃に声をかけるも、人がいないところで話がしたいと伝えると誰もいないところに姫乃は移動してくれた。姫乃「それで用はなんなの?ここで待ち合わせしているから、あまり長く話はできないのだけど。」いきなり呼び出したせいかなんだか機嫌が悪いな。イライラしてるのか、ブレスレットを忙しそうに触ってる。俺はこの学園に転校することになったことと、浜辺に漂流していたことを秘密にしてほしいと手っ取り早く姫乃に伝えた。姫乃は倉科先生から事情は聞いているといい、誰にも言わないから心配しないでと言ってくれた。助かる。姫乃「それじゃあ用事は済んだわね。待ち合わせしてるから出て行ってくれる?」頼斗「なんだよ、冷たいなあ。仮にもファーストキスの相手に冷たくされるなんて悲しくなるだろ。」姫乃「ちょ、な、なにいってるのよ!ファファファ、ファーストキスなんてしてないでしょ!」頼斗「え、でも確かに姫乃の唇の感触が・・」あくまでも、人工呼吸であり、応急処置なのだからファーストキスとしては無効だと言い張る姫乃。姫乃もファーストキスだったらしく、その事を言いかけたが慌てて話を逸らす。氷の魔女って呼び名にちょっとビビってたけど、なんだ、楽しい奴じゃないか。そんな姫乃を可愛いと褒めると恥ずかしがる姫乃であった。そんな姫乃と友達になろうと俺は言うのだが、そこへ昨日浜辺に姫乃と一緒にきた女の子がやってきた。鈴「姫乃先輩どうしたんですか!大きな声がしてましたけど。あ、そちらの方は確か・・。」姫乃「あ、きたのね。ごめんなさい、鈴。こいつに話があるといわれたからここに呼んだのよ。まったく鬱陶しいわ。」鈴「高久羅 頼斗先輩ですね。私は藍田 鈴 (あいだ すず)って言います。よろしくお願いしますね。」頼斗「よろしく」鈴「先生から聞いてましたが、本当に転校してきたんですね。びっくりです。」姫乃「・・そもそもどうして遭難した人間が、能力の無い人間が、能力者を集めるこの学園に転校してくることになったのよ。転校してくる、なんていう大雑把な事情しか聞いてないわよ。学園はいったい何を考えてるわけ」質問してくる姫乃に俺は事情を説明することにした。学園に通うのはカモフラージュであること、遭難しただけの割にいいようにこき使われるだけであるということ。そして、洞窟の調査を依頼されていたことだ。少し前の時間まで遡るが、学園長との会話ではこの島の人の出入りは厳しく管理されており、ちょっとした調査でも外部の人間に頼むのが難しいということ。俺は冒険かであり洞窟探検の技術もあることを理由に、転校生扱いで学園生として通いながら洞窟の調査をしてくれないかという話だった。そしてお礼のタイミングを見計らってこっそり本土に返すというものだ。そういう条件を飲んでくれるのであれば、積荷とわれないことを学園長は約束してくれたし、なんだったら暇なときは遊んでいいということで俺はその条件を飲んだのだということを姫乃と鈴に説明した。しかし姫乃は洞窟に入ることは簡単ではないと俺に言う。洞窟曰く、ダンジョンの事らしく、とても厄介なことを押し付けられたらしい。頼斗「なんなんだダンジョンって。ただの洞窟じゃないんだよな。」鈴「天洞大洞窟、通称ダンジョンです。実はダンジョンにはモンスターが出るんです。本当にゲームに出てくるようなモンスターです。初めての人はびっくりするでしょうね。」モンスターか、にわかには信じがたいが、得たいの知れない相手がいることは確かなんだろう。流石に見たこともない相手じゃあ、どのくらいのリスクかも分からないな。そのレベルの手探りでの調査になると、行ったり来たりが多くなってさすがに時間がかかるかもしれない。頼斗「くっ、姫乃と鈴ちゃんの水着姿が見たかったばっかりに、俺はまんまと学園長の餌食に・・!」この調査を受けた際に、もうすぐ泳げるようになるから女子生徒の水着姿が見れるということも伝えられていたのだが、どうやらその前に終わるかどうかが問題になってきそうだ。姫乃「そんないい加減なことばかり言ってると手伝ってあげないわよ」頼斗「え、手伝ってくれるのか」頼斗「さすがにモンスターの事も知らない人間を一人でダンジョンになんか行かせられないわ」優しい姫乃に感謝をしながらも、俺は放課後にダンジョンに一緒に行く事になったのであった。鈴は残念ながら掃除当番なのでダンジョンにはいけないようだった。
妬みダンジョン調査に行く前に、能力者の学園の中に入るのだからと、学園長が能力を与えてくれた。いつの間にか剣が手の中にあるといった、剣を出せる能力というものだ。俺はこれがどうやっているのかを学園長に質問したのだが、手品のタネは秘密だといわれてしまった。姫乃と一緒にダンジョンに向かおうとしたとき、教室から出てきた鈴を見かけたのだが、そこへ他の女子学園生が出てきてはぶつかってしまう。鈴「ご、ごめんなさい、ちょっと急いでいたので・・私の不注意でした。」女子学園生「そ。ぶつかったときにいろいろ散らかっちゃったみたいだから、片付けておいてね」鈴「は、はい。」俺は鈴の手伝いをしようとしたが、それを姫乃が阻止する。どうやらここで上級生の私達がでしゃばると、かえって鈴が悪目立ちするのだという。経験者は語るというやつだ。出来ることと言えば、人目の減る放課後までは遠くから見守ってあげるくらいしか出来ないといい、歯がゆい思いをする俺と姫乃だった。外に出た瞬間、姫乃は何か嫌な予感がすると呟いては、鈴の所に戻ることになったのだが、どうやらそのカンが当たったらしい。鈴「あ、姫乃先輩!それに頼斗先輩も!どうしたんですか?」姫乃「それで何をしているの鈴。放課後は用事があると言ってた気がするけれど、時間はまだ大丈夫なの?」鈴「あ、はい。途中で忘れ物に気づいて引き返したんです。ただ・・」姫乃「ただ・・?」鈴「今日の授業の課題で出されたプリントと、いつも使っている勉強道具が見当たらないんです」事情を把握した姫乃と俺は、鈴の無くしたプリントと勉強道具を探すことにした。探した結果、1階と2階にそれぞれプリントと勉強道具が落ちており、風に飛ばされたというわけでもないことを察した姫乃は教室に向かう。するとそこには鈴の席で何かをしている女子生徒を発見した。花梨「ふ、ふふふ、もっと苦しみなさい・・・苦しむがいいのよ・・!」姫乃「・・・あなたは、鈴の席で何をしているの?」花梨「ひっ!?こ、氷の魔女・・・現れたわね・・私にいったい何をする気?!」姫乃「・・・何をしているのか訊いているのは私のほうよ。答えなさい。」花梨「・・・」姫乃「あなたがいま背中に隠したの、鈴の私物よね。あなたが鈴の持ち物を隠していたんでしょう。誰から聞いたのか知らないけれど、おおかた転校生がダンジョンの調査を命じられたのが気に入らなかったのかしら」皆がダンジョンに入りたいものなのかと姫乃に問えば、ダンジョンには色んなものがあり、言ってみればみんなが欲しがるようなものは大抵揃っている。だからこそみんな入りたいのであるということを教えてくれた。花梨「その男だけが調査って名目で入れるなんて・・不公平じゃない!前までは学園生だって授業で入ることができたのに・・!」俺は別に好きでダンジョンを調査しようってわけではないのだが・・。鈴「あ、あの!私は事物を隠されたこと気にしてませんし、花梨さんのこと許してはもらえないでしょうか。」鈴の言葉に、姫乃は仕方ないとつぶやき、鈴は花梨にも仲直りしてほしいと頼み、花梨はそれを受け入れた。そして掃除当番である鈴はその場を去っていった。俺たちに感謝の言葉を言ってからだ。姫乃「私は鈴と話してくるわ。今回の件に限らず、鈴は私と一緒にいるから目立ってしまって、ああいう子によく狙われてしまうの。」頼斗「ああ、いろいろ話してあげてくれ。しかし、俺はどうしたらいい?ここに残されても困るぞ。」姫乃「あなたはその子を折檻してちょうだい。」折檻、つまりお仕置きってことだ。どういうことなのか姫乃に問えば、性善説を信じないが故に、放っておけばまたその子は鈴のものを隠して迷惑をかけるということだった。だからお仕置きをして反省させようってわけだ。けれど、何をしたらいいのかと問えば、それは俺に任せるという事で、そのまま鈴の所に向かって言ってしまった。互いに用事が済んだら合流してダンジョンに向かうということで。頼斗「姫乃の言う事もわかるけどお仕置きと言われてもな」花梨「ひっ・・・せ、折檻って、ま、まさか、お尻ペンペンするつもりじゃないでしょうね!子供の頃にお父様にされてから、あれだけはトラウマなのよ!」俺はお尻ペンペンなんかするつもりは無かったのだが、花梨はあまりにも反省している態度ではなく、むしろ自分のやったことを正当化しているようなので、俺はお尻ペンペンをすることにした。動物柄のパンツを下ろし、パンツを脱がしたお尻にバチンッ!と強く叩いては、流石の花梨も参ったらしく、お○っこを漏らしながらも反省の言葉を口にして教室を去っていった。頼斗「ちょっとやりすぎちゃったかな・・」
ダンジョン調査外に出てダンジョンに向かおうとすると、他の生徒達がダンジョンの方に向かっている俺たちを見て疑問の声をあげる。しかし俺の耳には届かず、そのままダンジョンの入り口までたどり着いた。姫乃「ここがダンジョンの入り口よ。ダンジョンに入る許可証はもらっているのよね。」頼斗「ああ、これだ。学園長からもらった。」姫乃「ふむふむ、全階層許可、9時から18時まで、3人まで随伴可能、ね。思ったとおり、私も一緒に入ることが出来るわ。ダンジョン調査なんて一人じゃムリだし、最初から協力者をあてにしていたのね。さ、行くわよ」ダンジョンに入って少し進んで思ったことを呟く。頼斗「なんだか思ってたよりもだいぶ大きいな。ここを全部調べるのは骨が折れそうだ。」姫乃「ここはまだ第一階層にすぎないのよ。昔この学園の出来る前に許可が出て予算を使って大規模な調査隊が何度か入ったのだけど、結局底まで完全に調査することは出来なかったらしいわ。」それほどまでに大きなところを調査しろというのも無理な話なのではないだろうかと、俺は思った。姫乃「学園長も全部調査しろとは言わないわよね。気になるところがあるんだけど、どこまで調べろって言われてるの?」俺は姫乃に魔剣を見つけてくるようにと言われたことを話す。姫乃は魔剣のことに何か知っているのだろうか、語り始めた。何でも魔剣はダンジョンの研究からその存在は科学的に予見されてはいるのだが、予見ってことはつまりまだ誰もみつけていない、既存のデータからそういうものがあるらしいって推測されているだけのものらしい。だからこそ、それを見つけるってことは俺が世紀の大発見をしてしまうのだろうかと言えば、流石にそれは難しいでしょうといわれてしまった。論文によると、どうやら魔剣は4階層までにあるとされているようで、ひとまずそこまで見てくれば、学園長には納得してもらえるのではないかという姫乃の意見。俺ふと疑問に思ったことを姫乃に聞いた。頼斗「なるほど。しかし4階層までにあるとまで分かってて見つけられないもんなのか?」姫乃「何せ魔剣と呼ばれているけど、本当に剣の形をしているとは限らないみたいよ」デタラメな話だ。形も分からないものを一生懸命探さなければならないのか。大変というレベルじゃないな。しかし普通のアイテムではないから、見たら一目で分かるらしい。姫乃が授業でダンジョン探索をした際に見つけたレアっぽいアイテムはなんとなく雰囲気で分かるもののようだったと語る。なるほど・・。頼斗「んーなるほど。魔剣というほどだから危ないオーラとか発してそうだもんな。にしても授業でダンジョン探索なんてあるのか。」姫乃「ええ。ダンジョンについて学ぶことは立派な学園生の本分なの。何せダンジョンは普通では手に入らないものが手に入るから、この島の貴重な資源よ。島の学園生はみんな能力者よ。だから研究所のオトナや大量の予算が必要な調査隊なんかより、よっぽど学園生の方がダンジョン向きなの」頼斗「ダンジョンに入るってことはモンスターと戦うってことだもんな。能力者のほうが向いてるってわけか。」姫乃「そういうこと。といっても肝心のダンジョン実習自体が今年になってから中断されたままなんだけど。」ダンジョン調査・・授業でやるなら俺にさせなくても学園生にさせればいい気もしたけど、なんだ中断されてるのか。しかし中断したことに何か意味はあるのだろうか?頼斗「話をまとめると、俺は4階層まで目指してダンジョンを潜ればいいんだな」姫乃「ええ。一度に潜るのは危険だから、一階層ずつ行きましょう」分かったと応えると、姫乃はイキイキしながらも今日はダンジョン経験者である私に任せなさいとつぶやくのであった。
戦闘初戦闘では、シンボルエンカウントから強制的に戦闘画面に入るが、それ以降はランダムエンカウントになる。(ネームド戦を除く)攻撃を選べば、通常攻撃を指定したモンスターへ行うことができる。指定したモンスターがきちんと選択されているかどうかは、敵モンスターの足下が紫になっているか、黄色になっているかで判断するのが良い。紫が攻撃対象となるモンスターであり、黄色は選択肢外のモンスターである。特殊を選べば、そのキャラクターが持つ特殊技が使える。キャラによって様々な特殊能力が使えたりする。例 )回復能力、範囲攻撃、連続攻撃等々移動を選べば、指定したキャラクターを移動させることができる。体験版では重要性の感じられないコマンドではありますが、恐らくこれは特定の範囲攻撃に対応するためのコマンドであると思われます。横3マスに攻撃をしてくる敵ならば、横に並ばないように自キャラを後退させたり前進させたりして、攻撃を回避するものなのかなと。防御を選べば、敵が防御コマンドを選んだキャラに攻撃した際の被ダメージが減ります。HPが危なく、尚且つ回復アイテムがないときは優先的に使ったりして、他のキャラに攻撃を任せて、何とかその場を切り抜けるためのコマンドでもありますね。道具を選べば、所持している道具を使うことができます。HP回復だったり、MP回復だったり。攻略が大変なダンジョンに挑む際は沢山道具を持っていくほうがいいと思われます。逃走を選べば、敵モンスターとの戦闘を回避することができます。戦闘に勝利すると、経験値を貰うことができ、キャラクターがレベルアップします。レベルアップをすると様々な特殊を覚えたり、戦闘を有利に進めることが可能です。稀に敵モンスターからアイテムがドロップされ、中にはレアアイテムがあるそうですね。
モンスターの謎初戦闘でスライムと戦い、勝利した後にスライムが消えていく・・。死んだのだろうか?とつぶやくと姫乃が応えた。姫乃「死んだわけじゃないらしいわよ。研究によると、モンスターは死んだように見えて復活するかもしれないの。モンスターを捕らえてこの島にある研究所で飼育していたけど、ダンジョンの外に出たモンスターはすぐに死んでしまうらしいのよ。でも、死んでしまったモンスターしか知らないはずのことをダンジョンで出会ったモンスターが知っていたそうよ。死体も残らず消えてしまうのは、死んでしまったわけじゃなくてどこかに移動したのかもしれないとも言われてる。何もわかってないから、まだ仮説にもなってない段階らしいけどね。」世の中にはまだ不思議なことがいっぱいだな。そういう不思議さもこのダンジョンの資源の一つか。頼斗「理屈は考えてもよくわかんないけど、戦ってもモンスターが死ぬわけじゃないなら遠慮なく戦えそうだ。食べるわけでも毛皮を剥ぐわけでもないのに殺すのって結構抵抗あるからな」姫乃「ふぅん。モンスター相手にそんなこと言う人、初めて見たわ」頼斗「親父に連れまわされて色んなところでサバイバル生活をしてきたからな。そこらへんの考え方は普通の人とはズレてるかもしれない。」姫乃「・・・でも、そういうの悪くないんじゃない。ちゃんと敬意を持つって大事なことよ。島の外には、能力者というだけでモンスターみたいに扱う人もいるし。」姫乃「・・つまらないこと言っちゃったわね。忘れてちょうだい。」姫乃の言うように、能力者をそういう目で見る人もいるからこそ、能力者はこの島に集まっているんだろうな。収容所なんて冗談もあったけど、能力者を守るためにもこの島は必要なんだろう。姫乃が忘れてといったので、明るい口調に切り替えてはモンスターについての会話を続けた。姫乃が言うには、何でも奥にいくともっと強いモンスターもおり、元々モンスターは調査隊が最初に見つけて世界中が大注目だったらしい。島に落下した隕石による特殊な環境の変化が原因って言われているようなのだが、姫乃は隕石が原因ではないと思っているらしく、元からいた生物がモンスターに変化したとは思えないらしい。興味があって図書室で色々調べて出た結論だそうだ。そんな姫乃が戦闘でふと、何か変な力を使っていたことを思い出した俺は、姫乃にそれを問うとこう応える。姫乃「変なとは何よ。それが私の能力よ。私の能力は、モンスターの能力をコピーする能力よ」つまり、強いモンスターの能力をコピーすれば無敵である。しかし、モンスターが落とすモンスターカードが同時に必要であり、無制限に使うことができないのであった。そして姫乃が俺に協力した理由がそのモンスターカードであることを、俺はこの時知るのであった。
TALK!!画面左下のTALK!!と書かれたマークをクリックすると、キャラクターと主人公の会話をダンジョン内で楽しむことができる。イチャイチャしたり、時々、ストーリーの中で役立つであろう会話シーンもあるので、このマークが出てきたら出来るだけ、見るようにしたほうがいいかなと思われます。見なくても今の所、ストーリーには影響してなさそうですね。
ボーンドラゴン頼斗「なんだ?これまでと違う迫力のモンスターだな。」姫乃「ダンジョンには一階層ごとにボスモンスターのようなものがいるのよ。しかも、他のモンスターと同じく倒してもまだどこかから沸いて出てくるの。ダンジョン実習の時は怪我をするかもしれないからって戦わなかったわ。とはいえ、次の階層に行くのには避けて通れない相手よ。」頼斗「本当にゲームの世界に迷い込んだ感じだな」姫乃「そうね。調査隊も何らかの意思を持つ存在がこのダンジョンを統率しているかもしれないって結論づけているわ。結局そんなものは見つからなかったらしいけれど。でも、そんな荒唐無稽な話は今はどうでもいいわ。大事なのはボスモンスターのあいつを倒せば強力なモンスターカードが手に入るってこと。」姫乃が如何にモンスターカードを重視しているかが分かる。姫乃は話を続けるが、自分の生まれた樫ノ浦家に恥じないだけの力が必要であると応える。色々と事情があるのだろうが、姫乃にとってはとても大切なものであることが、俺にはわかった。ならばと、俺と姫乃は力を合わせてボーンドラゴンと戦うのであった。ボーンドラゴンを倒し、姫乃が浮かれては、モンスターカードを見つけ駆け寄るも、まだモンスターが動くことに気づいた俺は、すぐさま姫乃に声をかけ、そして素早く駆け寄ってモンスターに一撃を入れる。間一髪、姫乃を助けることに成功したが、足をくじいてしまったようだ。モンスターカードを囮にして姫乃を攻撃してくるなんて、結構高い知識があるのではないか?と俺は疑問を抱く。姫乃「攻撃されたときに落としてしまったモンスターカード・・拾っておかないと・・くっ、いたっ・・!!」頼斗「こらこら、足をくじいたのならじっとしてろ。ほら、俺が拾ってきたから。」姫乃「や、やったわ。このカードがあれば私の力が足りなくても、樫ノ浦家の名前を辱めることにならないわ。」頼斗「家のこと大事にしてるのは分かったけど、自分の身体も大事にしないとダメだぞ」大丈夫よ。と語る姫乃だったが、普通に歩くことは明らかにムリだ。痛そうにもしている。だから俺は姫乃をおんぶして入り口まで歩いていくことにした。恥ずかしそうにする姫乃に、自分の身体よりモンスターカードを優先した罰だと思ってくれと一言いってそのまま姫乃と一緒にダンジョンから抜け出そうとする。途中、姫乃はモンスターカード以外にもこのダンジョンに来た理由を話してくれた。モンスターを知らない俺を心配してくれたこと、本当は俺に能力がないのが気になったこと。俺が能力者のみんなに害を与える存在でないか見極めていたこと。全て俺に対し、思っていたことを話すのだった。そんな深刻そうな表情をする姫乃と会話を続けるが、いつの間にか人工呼吸の話になったり、はてまたおんぶをされていることを恥ずかしがったりする姫乃。さっきまで思い詰めていた姫乃はもういない。俺は姫乃に元気になってよかったよ、と呟きながらもダンジョンの出口に着いた。外に出た姫乃が俺にお礼を言おうとした途端、そこ鈴が現れた。鈴「姫乃先輩!」姫乃「す、鈴、どうしてこんな所にいるの?」鈴「お二人が心配だったので、掃除当番が終わってから待ってました。それより、姫乃先輩怪我をしたんですか!?」平気と姫乃は答え、鈴には感謝の言葉をもらった。明日から3人でまた、ダンジョン探索に向かうことになっては皆が帰ろうとするも、偶然にも帰る方向が一緒ということで、俺と姫乃と鈴は途中まで3人一緒に帰ることにした。本来、男子寮と女子寮は反対方向だが、俺は人数が多くて入居を断られ、使われていない来客用のコテージを割り当てられたのである。鈴は部屋が汚れたらまたピカピカにしますと親切にしてくれたりと、つい「嫁の一人に欲しいよ」とつぶやいてしまった。鈴は照れているのだろうか恐れ多いですなんて言ってるが、姫乃は鈴を口説くのは許さないと主張している。しかも私にも好いた惚れたとか言ってたじゃないと俺に問いただしてくる。頼斗「ああ、俺には夢がある。ハーレムを作って、可愛い女の子をたくさん嫁にするんだ!そのために親父と一緒に世界を回りながら、平和に住めてハーレムを作れる国を探していたんだよ」この夢は、親父に男なら夢は大きく持てといわれたことがきっかけだ。物心ついた頃にはもう、そう思っていた。そんな俺の夢を聞いた姫乃の警戒心は高まってしまった。やっぱりこれが自然な反応だよな・・ハーレム王国建設はこんな感じでいつも失敗してんだよな・・。がっくり。お腹が減ったのでカップラーメンでも食べようとしたが、姫乃に身体を壊すといわれ、明日には手料理を作りにきてくれるとのことだった。
謎の男学園生活を上手くやっていけそうだと思い上がっていたところ、いつの間にか半裸で謎の男が入ってくる。頼斗は何者だと問うが、男は質問に答えずただ話しを続ける。謎の男「守るべき少女には傷を負わせてしまい、それでお前は満足なのか。予言してやろう!そのままではいずれ取り返しのつかないことになる!」何が言いたいのかと俺は謎の男に問うのだが、男は様々な技を教えてやろうと言っている。嫌だといっても無理矢理教えるということで、会得したい技を選べと選択肢を迫られる。※この謎の男との会話を終えた後、全体マップにて頼斗の家を選択することで、いつでもスキル習得が可能になります。ファーストアタック(2P)・・戦闘開始時に頼斗が先制攻撃をする。ハーレムアタック(3P)・・パーティ全員が戦闘参加時に先制攻撃をする。装甲突破(2P)・・装甲が高い敵に多くダメージを与える。二段ジャンプ(2P)・・ジャンプ中にもう一度ジャンプできる。空中ダッシュ(2P)・・ジャンプ中攻撃ボタンで空を蹴ってダッシュする。レアアップ(3P)・・レアドロップが多くなる。ゴールドラッシュ(3P)・・敵が落とすお金の量が増える。オートヒール(2P)・・戦闘時毎ターン少しだけ回復する。ハーレムヒール(5P)・・パーティ全員が戦闘時毎ターン回復する。EXPアップ(2P)・・敵を倒したときのEXPの量が増える。アシストアップ(2P)・・控えメンバーのアシスト率が上がる。仲間防衛(2P)・・頼斗が仲間をかばうようになる。ヒールアップ(2P)・・パーティ全員の回復魔法の力がアップする。仲間防衛+(3P)・・頼斗が仲間をかばう確率が上がる。取得条件:下位スキル解析(4P)・・敵の弱点属性が分かる。バックアタッカー(2P)・・敵からバックアタックされる確率が半減する。バックアタッカー+(2P)・・敵から奇襲攻撃される確率が半減する。取得条件:下位スキルスーパーガード(1P)・・防御時に受けるダメージを半減させる。スーパーガード+(2P)・・防御時に受けるダメージをさらに半減させる。取得条件:下位スキルレアアップ+(4P)・・レアドロップがさらに多くなる。取得条件:下位スキルゴールドラッシュ+(4P)・・敵が落とすお金の量がさらに増える。取得条件:下位スキルEXPアップ+(4P)・・敵を倒したときのEXPの量が増える。取得条件:下位スキルカウンター(2P)・・攻撃されたときに一定確率で反撃する。カウンター+(3P)・・攻撃されたときに一定確率で反撃する。取得条件:下位スキルサンドアタック(3P)・・行動順で頼斗と女の子の間に入った敵を全て攻撃する。コンボアタック(4P)・・頼斗を起点に女の子が連続で攻撃するたびにダメージアップする。サンドアタック+(5P)・・サンドアタックの攻撃力をアップする。取得条件:下位スキルコンボアタック+(6P)・・コンボアタックの攻撃力をアップする。取得条件:下位スキルTP回復アップ(3P)・・戦闘時毎ターンのTP回復量がさらに増加する。TP回復アップ+(4P)・・戦闘時毎ターンのTP回復量がさらに増加する。取得条件:下位スキルこの後、男は用が済んだ後に頼斗のもとを去っていき、あろうことか学園長と二人で会話をしているシーンがあります。そしてここで明かされる謎の男の正体は、実は嵐の海に落ちて生還した頼斗の親父さんだったのである。
鈴の能力鈴「姫乃せんぱーい!お待たせしました。」姫乃「ま、待ってたわよ、鈴。それじゃあ学園案内はこれでおしまいね。」頼斗「もう終わりなのか?デートみたいで楽しくなってきたのにな。」姫乃「頼斗がそうやって冷やかすからおしまいなの。」鈴「いいんですか姫乃先輩。昨日はあんなに張り切って案内の準備してましたけど。」姫乃「鈴は黙ってなさい。」鈴「はい!あ、頼斗先輩。今日はダンジョンに私も付いていっていいでしょうか。」頼斗「鈴ちゃんがダンジョンに?本当に大丈夫なのか?」鈴ちゃんが戦う姿ってあんまり想像できないな。そう思っていると姫乃が鈴に俺に対して能力を見せなさいと言っては、デリヴァーンと一言。いつの間にか鈴ちゃんの隣には変なロボットがいた。配達英雄デリヴァーンというらしく、昔に夕方あたりでやってたロボットアニメの事だったかと鈴に問うと、デリヴァーンを知っている人間がいるのがそんなに珍しいのか、偉く食いついてきた。今度一緒にデリヴァーンのDVDを見たいというのだが、姫乃は鈴のことを知ろうと自分なりに頑張ってはいるのだが、付き合ったら最後、1話から最終話まで一気に見るなり、時間帯的に眠くなるほど長く見続けることになるのだそうだ。頼斗「鈴ちゃんはデリヴァーンが好きなんだな」鈴「はい!大好きです!」姫乃「もう好きなんてものじゃないわよ。一種の信仰よ。しかも自分の能力でそのロボットを出してしまうんだから、とんでもないわね。」そんな鈴の夢は、実物とは遥かに小さいデリヴァーンであり、会話もしてくれないものの、能力を育てて、いつかデリヴァーンが巨大ロボットになって、乗って空を飛ぶのが夢なのだそうだ。そんな鈴の能力について姫乃が詳しく説明してくれたのだが、呼び出されたロボットは自分で判断して攻撃したりして鈴を守ってくれるらしい。自律行動してくれるから、ロボットとは別に鈴自身も行動が可能だという。つまりは、一人で2回分行動できるみたいなもんか。姫乃「ただモンスターたちはロボットには攻撃しないから、相手の攻撃を分散させることはできないけどね。」頼斗「でも、鈴ちゃんへの攻撃を守ってくれることもあるんだよな」姫乃「そういうこと。その場合はダメージを0にしてくれるのよ」さすがは英雄だ。姫乃が鈴の能力についての説明を終えると、早速ダンジョンに向かうことになった。ただ2階層に降りるのにも、何か必要なものを揃えておいたほうがいいかもしれないと鈴の提案を俺達は受け入れ、近くの商店街を覗いてからダンジョンにいくことにした。
商店街&公園今の所公園に関しては、特にこれといった特徴はありませんが、商店街ではダンジョンに向かう際に必要なアイテムを一通りそろえることが出来ます。商店街-もみじ-(和菓子)あんころ餅詰合わせ(10円)・・全員のMPが30回復する。戦闘中には食べられない。おはぎ詰合わせ(30円)・・全員のMPが80回復する。戦闘中には食べられない。きなこおはぎ詰合わせ(200円)・・全員のMPが300回復する。戦闘中には食べられない。商店街-アオシマ-(食べ物)ポテトセット(20円)・・全員のHPが30回復する。戦闘中には食べられない。コロッケセット(50円)・・全員のHPが60回復する。戦闘中には食べられない。とんかつセット(120円)・・全員のHPが150回復する。戦闘中には食べられない。唐揚げセット(200円)・・全員のHPが300回復する。戦闘中には食べられない。ステーキセット(350円)・・全員のHPが600回復する。戦闘中には食べられない。商店街-テンドウ-(武器・防具・アクセサリー・道具)武器練習用剣(20円)・・頼斗が装備可能。攻撃+5練習用重剣(50円)・・頼斗が装備可能。攻撃+10練習用双剣(25円)・・姫乃が装備可能。攻撃+4防御+2実習用双剣(60円)・・姫乃が装備可能。攻撃+4防御+1魔力+2練習用光線銃(23円)・・鈴が装備可能。攻撃+6防御+4魔力+4ショックガン(55円)・・鈴が装備可能。攻撃+9防御+5魔力+8練習用鞭(50円)・・??竹刀(40円)・・??防具男子用制服(10円)・・防御+5耐魔+2女子用制服(15円)・・防御+4耐魔+2実習用男子制服(80円)・・防御+12耐魔+5実習用女子制服(90円)・・防御+11耐魔+5アクセサリーパワーリスト(30円)・・頼斗、姫乃、鈴が装備可能。攻撃+5サマーベスト(20円)・・頼斗、姫乃、鈴が装備可能。防御+5花の髪留め(15円)・・姫乃、鈴が装備可能。魔力+5航海安全お守り(10円)・・頼斗、姫乃、鈴が装備可能。耐魔+5スニーカー(40円)・・頼斗、姫乃、鈴が装備可能。速度+2道具オレンジアロマ(10円)・・MPが10回復するアロマオイル。ジャスミンアロマ(30円)・・MPが30回復するアロマオイル。ラベンダーアロマ(200円)・・MPが100回復するアロマオイル。商店街-天洞島診療所-(薬)ばんそうこう(5円)・・HPが20回復する。傷薬(30円)・・HPが50回復する。栄養ドリンク(100円)・・HPが100回復する。高級傷薬(300円)・・HPが300回復する。
研究所の少女と魔法石ダンジョンに入り、鈴ちゃんの力が本物かどうかを見極めるため、とりあえず数回戦闘をしてみたが、俺と姫乃の二人で戦闘したときよりか、遥かに楽になった。3人で戦っているというより、デリヴァーンも含めて4人で戦っているみたいだった。少し先に進むとちょっと強そうなモンスターがいた。姫乃「いわゆるネームドモンスターね。」鈴「二つ名で呼ばれるモンスターです。同じ量産型でも、ツノをつけて色を赤く塗るとかっこいいですよね、あれです」頼斗「ああいうのって性能もちょっと違うんだよな?」姫乃「そういうこと、見た目はほぼ同じだけど、強さが違うのよ。いつもと同じ強さだと油断してると痛い目を見るから注意しなさい」頼斗「ああ、分かった。」姫乃「それじゃ、最後にあのネームドモンスターと戦ってみましょう」鈴「ヴァーンパーンチ!ヴァーンミサイルパーンチ!」頼斗「鈴ちゃんのデリヴァーン、戦闘で大活躍だな!やっぱり二人分攻撃できるってのは大きいぞ!」姫乃「でも、技を繰り出すたびに叫ぶのは何とかならないのかしら」ネームドモンスターを倒し、この調子でダンジョン攻略を続けようと、先に進もうとしたときであった。鈴「きゃあっ?!」頼斗「鈴ちゃん、大丈夫か!?」鈴「あ、はい・・・私は、なんとか平気です」少女「あ、あいたたたたた・・・、いたいよぉ」姫乃「誰?」少女「うー、お尻をもろに打って起き上がれないよぉ。手を引っ張って!」頼斗「おお、ぶつかって悪かったな。手を引っ張るぞ」少女「お尻にこんな乱暴されるなんて思ってなかったよ。えーと見た感じ、あなた達は学園の生徒さんだね。ということは・・。この白衣を見て!私は研究所に所属しているシェーシャだよ」姫乃が言うに、この島の北にある天洞研究所の事であり、そこでは私達の能力やモンスター、このダンジョンについて研究をしているとのことだった。シェーシャはそこの人間であると話すのだが、頭に変なツノがついていたり、何故か白衣の下に学園の制服をつけていることから、俺達はシェーシャを怪しんでいた。そんなシェーシャは自分が研究所の人間であることを証明するためか、俺達にとっておきのものを見せてくれるといった。それは魔法石というものだった。このダンジョンに満ちているマナを使って、魔法を使うことができるモノのようで、シェーシャがもし学園生ならこんなものは知らないはずだと語る。ますます胡散臭いと感じる姫乃にシューシャは実際に使ってみれば分かるといわんばかりに、説明を始めた。シェーシャ「そこのあなた、これを持ってる武器のスロットにセットしてね」姫乃「スロット?なによ、それ」シェーシャ「武器の横に小さな丸い穴が空いてるでしょ?そこにはめ込むんだよ。はめ込んだら、フィオと唱えてね」頼斗「こうか?わかった。フィオ!」俺が言葉にすると同時に、炎が出てくる。確かにシェーシャが研究員の人間であるといわれても、これならば納得がいくだろう。そんな中、姫乃は炎を出せることを知っては「これちょうだい!」とシェーシャにくっつきながらもお願いをしている。シェーシャはこの魔法石が欲しいのであれば、モンスターを倒すとたまに落とすクリスタルというものを持ってくれば交換すると言う。姫乃が確か同じものを持っていたはずであると、俺に話しかけてくるので何かと思い出してみると、そういえば、一層のボスを倒したときに手に入れたなと思い出す。俺はシェーシャにクリスタルを手渡すと、本当に持ってるとは思わなかったようで、少し驚いているが、魔法石と交換することができた。姫乃はさっきから「フィオ!フィオ!」と唱えては炎が出てくるたびに喜んでいる。鈴が「もしや・・」という顔をしながら、シェーシャに炎以外のモノを出せる魔法石もあるんですか?と問えば、シェーシャは「ある。」と答える。その際はまたクリスタルと交換で魔法石をあげるとのことだった。俺は改めて研究所の凄さを知る。魔法まで出てくるとはまるっきりファンタジーな世界じゃないかとつぶやくが、シェーシャは俺の言葉に「とにかく研究所は凄いからね」の一点張りで答えるのだった。シェーシャと別れた後、姫乃が俺達以外にも速くこの力を見せたいといいながらイキイキしているので、俺達はダンジョンから一度外に出てくるも、千尋先生が話しかけてきたので、姫乃はさっそく先ほど貰った魔法石の力を千尋先生に見せようとするが、「ダンジョンに満ちているマナを使って、魔法を使うことができるモノ」という事を、皆はすっかり聞き逃してしまい、姫乃は炎も出ずにただ恥ずかしい思いをし、この後子供のように泣いた。
ホモの貴公子彩里「会長!生徒会長!大変です!」桃花「どうしたの、彩里ー。血相変えて。そんなに走ってきたら、自慢のおっぱいが縦にも横にも揺れまくりだったんじゃない?見てみたかったなあ。迫力だったろうなあ」自慢でもないし、後、揉まないでください!と生徒会長である東道 桃花 (とうどう とうか)に副生徒会長である赤嶺坂 彩里 (あかねざか いろり)が叫ぶ。桃花のエロトークに負けず、自分が伝えるべき事を生徒会長に伝え始めた。彩里「実は突然来た転校生が学園長から許可をもらって、ダンジョンを調査しているらしいんです。」桃花「うん、知ってる。それがどうかしたの?」彩里はそれが怪しいことだと生徒会長は思わないんですかと生徒会長に言う。最近学園生の間でおかしな組織が出来ており、その名も能力者解放結社というもののようだ。私達生徒会ですらもらえない許可証を入手する転校生を見て、もしかしたら転校生はそこのメンバーなのかもしれないと彩里は話す。相変わらず考えすぎであり、スパイ映画の見すぎなのではと会長に言われる彩里は笑い事じゃないですよ!と真剣に訴える。そんなに気になるのであれば調べてくればいいんじゃない?桃花はそういうのだが、会話中に一人の男が入ってくる。正木「その役目、私に任せてもらえませんか?」彩里「あ、正木先輩、いたんですか?」正木「いたのかとは失礼な!確かに私は生徒会長選挙で立候補しながら僅差で負けた!だからと言って、生徒会メンバーなのは変わりないのだよ!」彩里「そ、そんな風には言ってませんよ。それに僅差じゃなくて10倍以上差がついてたような・・」彩里が言いたい事を言わせまいと桃花が止める。ネガティブ思考になると正木は面倒くさくなるらしい。そんな正木はというと、その転校生の正体を私が暴いてみせましょうといって、ダンジョンの入り口辺りまで行ってしまった。正木「転校生がこのあたりにいると聞いたが、どこだ?お前か!?」男子生徒「え、な、なんですか、あなたは!?」正木「ちっ、人違いか。転校生!卑怯だぞ、出て来い!」頼斗「なんだ?騒がしいな」鈴「あの人は確か生徒会の正木先輩です。転校生って呼んでますが、頼斗先輩を呼んでいるんでしょうか。」姫乃「うっ、うぐぐぐぐっ、うわあああああん」あまり泣いている姫乃を人目にさらすのもあれだし、早く寮に送り届けたい気持ちもあったが、俺を探してるなら無視するわけにはいかないと思い、俺は正木と呼ばれる男に向かって声をかける。すると正木は俺を尋問すると言い出し始める。頼斗「鈴ちゃん、こいつはいったい?」鈴「・・・正木先輩はある意味有名な方です。噂で聞いた話によると、ああいう風にどこかおかしいのですが不思議と周りに男性の方が集まって支持されるので、ほ、ホモの貴公子と言われてるとか・・・。」頼斗「おいおい、やめてくれよ。俺にはそんな趣味はないぞ」そんな正木は勝負を挑んでくる。3VS3で私が勝ったら生徒会室まで来てもらうという条件だ。姫乃はいまだに泣いているので、俺は鈴と二人で戦うことにし、デリヴァーンを含め3vs3になることを見越して、正木の勝負を受けた。もちろん俺達が勝ったら尋問の話は無しにしてもらうことにして。正木はビーストモードと呼ばれる獣化能力を持ち、戦闘力も超一流らしいとのことだった。しかし俺達は正木に勝利し、この場をなんとか切り抜けることに成功する。約束どおり、今回の尋問はなしとなったのだが、また次も来ると言い残しその場を去っていった。一波乱あったけど、姫乃を寮に送り届けることにした。
もぐら協和国&100円ガチャとエロゲ正木と戦闘をし、姫乃を寮まで送った後に発生するイベントにて、クラスメイトの英助が友達としてある所をに招待してくれるのだという。他の者にはナイショということで、もちろん俺しか来れない場所に案内されるのだが、そこでは英助がダンジョンで拾ったエロゲーを高く買い取ってくれたり、中には100円ガチャで稀にレアアイテムを入手できたりもする場所なのであった。ガチャ内容・中身(一部)10000円相当(100回)重剣一覧練習用重剣(Hレア)/2 守護の練習用重剣(Nレア)/1 練習用重剣(通常)/8マインド練習用重剣(Hレア)/1水の練習用重剣(Hレア)/1封印の練習用重剣(Hレア)/1双剣一覧実習用双剣(Nレア)/3精神弱な実習用双剣(Hレア)/1実習用双剣(通常)/7風邪引きの実習用双剣(Hレア)/1炎の実習用双剣(Nレア)/1虚弱な実習用双剣(Hレア)/1実習用双剣(Hレア)/2タフネス実習用双剣(Hレア)/2睡眠の実習用双剣(Nレア)/1光線銃一覧練習用光線銃(Hレア)/3根性の練習用光線銃(Nレア)/3練習用光線銃(Nレア)/7守護の練習用光線銃(Hレア)/1練習用光線銃(通常)/3土の練習用光線銃(Nレア)/2気が散る練習用光線銃(Hレア)/1風邪引きの練習用光線銃(Nレア)/1鋭利な練習用光線銃(Nレア)/1男子制服一覧体力吸収実習用男子制服(Hレア)/1実習用男子制服(Hレア)/5魔法補助の実習用男子制服(Hレア)/1 実習用男子制服(通常)/9睡眠の実習用男子制服(Nレア)/2精神弱な実習用男子制服(Hレア)/1精神弱な実習用男子制服(Nレア)/1実習用男子制服(Nレア)/1技補助の実習用男子制服(Hレア)/1濡れやすい実習用男子制服(Hレア)/2封印の実習用男子制服(Hレア)/1マインド実習用男子制服(Hレア)/1根性弱な実習用男子制服(Nレア)/1心弱な実習用男子制服(Hレア)/1女子制服一覧虚弱な実習用女子制服(Nレア)/1 タフネス実習用女子制服(Nレア)/1実習用女子制服(通常)/9致命傷の実習用女子制服(Hレア)/1癒やしの実習用女子制服(Nレア)/1実習用女子制服(Nレア)/2実習用女子制服(Hレア)/3魔防の実習用女子制服(Nレア)/1※魔防の~など、ガチャでは普通の武器やアイテムに特定のオプションが追加された武器や服を得る事ができる。オプションは武器や防具ごとにわずか変化するため、一覧表を作るのはかなり時間を要すると思い、断念しました。何故、濡れやすい男子制服があるのに、濡れやすい女子制服がでなかったのか不思議ですね。残念です。
新妻朝早くから鈴が頼斗の住居に来ていた。どうしたんだろうかと思い、鈴に用件を聞くと、どうやら洗濯物がたまっているのではないかということで、洗濯や掃除をしにきてくれたらしい。洗濯物を全て出してくださいと言われ、俺は洗って欲しいものを鈴ちゃんに手渡すことに。が、しかしあるものを発見し、渡すか否かを迷っているところ、鈴が渡してくださいと迫ってくる。にこにこしている鈴ちゃんを見ているうちに、俺は、渡してしまっていた。俺の染み付きパンツを・・!鈴「はい。確かに受け取りました。ちゃんと洗濯物を渡してもらえて嬉しいです!」頼斗「いやー、助かったよ。こうして俺の洗濯物を干してるところを見ると新妻みたいだな」鈴「え、そんな新妻だなんて!?私はただお洗濯が好きなだけですから、な、なんだか、その、照れてしまいますね・・。」頼斗「でも、いくら新妻とはいえ、俺のパンツまで干してしまって、鈴ちゃんは恥ずかしくないのかな」鈴「お、お願いですから、そういうことは言わないで下さい。できるだけ考えないようにしてるんですから!これは頼斗先輩のパンツじゃなくて、洗濯物、洗濯物ー!」頼斗「俺のパンツを見られたからには、鈴ちゃんのパンツも見せてもらわないとな!」鈴「そういうサービスはありません!」なんだかんだいって鈴ちゃんは俺の下ネタにも引かずについてきてくれて本当に素直ないい子だな。ハーレムの話をした時もそんなに引いてないような気がしたし。そんな鈴ちゃんの事をもっと知りたいと思った俺は、気になっていたことを聞くことにした。何故、ダンジョン調査に協力してくるのかということだ。鈴ちゃんは姫乃先輩の受け売りだが、同じように能力者は知りたいのだという。自分がどれだけのものをこの世界で掴み取れるか、どうして自分にこんな能力があるのかということを。なんてちょっと真剣な話をしていると、いつの間にか学園にいく時間になっていること鈴から伝えられ、俺は学園に向かうことにした。そういえば姫乃はあの後元気になったのだろうかということを鈴に聞けば、実はまだ落ち込んでいるらしい。鈴がいくら励ましてもダメらしく、俺がフォローしてあげてほしいと鈴から頼まれては、「任せておけ」と鈴に対し返事をするのであった。
抜いて欲しい鈴からのアドバイスで何かをプレゼントすれば喜ぶはず。そういわれて俺は今、木で動物を彫ってみたのだが、可愛いとは程遠いものになってしまった。頼斗「この路線はダメだな。うーん・・・。そうだ!!実家の鍵につけていたキーホルダーの人形!!」頼斗「確かダラックマとかいったな。あれなら島に売ってる商品よりも断然可愛いし、いいんじゃないか。」そう思い俺はポケットに入れておいたはずのダラックマを探すのだが、どうやらなくしてしまったらしい。どこで無くしたのかを考えながら、俺はまず教室を探してみることにした。彩里「どうして教室に鍵がかかってるのよー!まだ戸締りする時間じゃないはずなのに!くっ、早く帰宅しようと思って早めに閉めたのにね。怠慢だわ!誰も居ない隙に転校生の机を調べようと思ってきたのに・・。」彩里「ダメよ、彩里、あきらめないで。あきらめなければ必ず道は開ける!よーく観察して・・。あったー!上の高窓がほんの少しだけ開いてるわね。まったくダメじゃない、戸締りはちゃんとしないと。」彩里「なんて、私はその窓を利用させてもらうんだけどね。よいしょっと、思ったより高い・・、それに狭い・・、ううっ、胸がつかえて苦しい・・・。」このまま降りると頭から落ちることになることを知っては、ムリだと悟って諦めようとするのだが、今度は胸がぬけない。このまま明日みんなが登校するまでこのままになるのだろうかと思うと、自然と助けを呼んでいた。頼斗「あっ、あった!俺の鍵、こんな所に落ちてたか。キーホルダーのダラックマも無事だな」彩里「誰かお願い、抜いてえええ!」頼斗「なんだ、今の声は?て、なんだこれ!スカートからストッキング越しにパンツが丸見えじゃないか。まさかわざと見せてるのか、痴女なのか!?」俺の存在に気づいた彩里が抜いて欲しいというのだが、こんな誰が来るかもわからない場所で抜くだなんてできないと答える。彩里は不健全なことを考えてないで、私の身体を引き抜いてというのだ。とっとと終わらせて、姫乃にダラックマを渡しにいこうとするのだが、引っ張ったら何故かストッキングだけが破けてしまった。再度挑戦し、彩里を助けることに成功したのだが、お尻の穴に俺の家の鍵が突き刺さってしまったらしい。悪気はなかったのだが、俺は彩里に変態よばわりされ、尚且つ不健全と言われて、泣きながら彩里はその場を去ってしまった。この後、俺は姫乃にダラックマを渡し、遠くから俺と姫乃の様子を見ていた鈴ちゃんにもダラックマを渡した。二人とも上機嫌になってくれてよかったと思う。
詐欺師を捕まえに再び姫乃、鈴、そして俺の3人が集まっては天洞大洞窟第二階層のダンジョン探索をすることになり、あの魔法石をくれたシェーシャに会いにダンジョンを進んでいくのである。詐欺師と初対面した場所までたどり着いたのだが、どこを見てもいない。別の場所にいったのではないだろうかということで、とりあえずダンジョン調査を続けていればまた会えるかもしれない。そう思って俺達は調査を続けることにした。すると少し進んだところでシェーシャを見つけた!と姫乃がいうのだが、どこにもいない。姫乃に場所をきくが、どうやらここにいる!とのことだった。女の勘というやつだろうか・・。姫乃がささっと動き出してはあっという間にシェーシャを見つける。あなたのお陰で私がどれほど恥ずかしい思いをしたか・・と一方的にシェーシャを責めるのだが、シェーシャは冷静に対応した。シェーシャ「「もしかしてダンジョンの外で魔法石を使ったの?あー、それはダメだよぉ。魔法石はこのダンジョンの奥から湧き出してくるマナがないと使えないから、私の責任じゃないよ」姫乃「え?」頼斗「つまりダンジョンの中じゃないと魔法石は使えないってことなのか?」シェーシャ「うん、シェーシャはさっきからそう言ってるよ。」姫乃はシェーシャがきちんと説明しないからいけないのよといい、シェーシャは説明する前に行っちゃったのはそっちじゃないかと言い返す。そんな中、魔法石をもう一度使ってみると再び炎が出ることを確認した姫乃は、シェーシャに謝る。シェーシャは付け足すように魔法石については、実は研究所の秘密であることを俺達に教えてくれた。だから他人には言わないで欲しいとの事だった。とりあえず俺たちは目的を達成したわけなのだが、これからどうするかと話し合っていると、第2階層を調査し続ける事で皆が同意する。少し進んでやっとボスのいるところまで着いたかと思えば鈴ちゃんが俺に話しかけてきた。鈴「姫乃先輩、すっかりダラックマが気に入ってるみたいですね。」頼斗「気に入ってもらえるか心配だったから助かったよ」鈴「大丈夫ですよ。姫乃先輩は、人の気持ちを無下にできるような人じゃありませんから」どうも俺からもらったというのが大きいらしい。なんて鈴ちゃんと話してプレゼントした甲斐があったものだと思っているときに、姫乃が話しかけてくる。姫乃「二人とも、なに話してるの。ボスがいたわよ。気を引き締めなさい。」俺と鈴は姫乃の言葉に対し返事をして、第2階層のボスであるデーモンとの戦いを始めるのであった。なんとかデーモンに勝利した俺達はモンスターカードを手に入れることができ、姫乃も大満足。ダラックマのおかげでなんだか強くなった気がすると呟く姫乃に、鈴もお気に入りですと答えた。
貴公子、再びダンジョンから帰ってきては別れ、姫乃と鈴の二人が話しているときのことだった。鈴「姫乃先輩、また顔が緩んでますよ」姫乃「べ、別にそんなことはないのよ。ちょっとクマを眺めてうっとりしていただけで。」鈴「よかったですね」姫乃「・・・人からプレゼントしてもらうのが、こんなに嬉しいなんて知らなかったわ。」鈴「あっ、姫乃先輩よそ見をしていると・・!」ドンっ!正木「おっと、失礼。」姫乃「あ、あら?ブレスレットが、それにダラックマも!」正木「ふん、ぶんどらせてもらった」姫乃「え?」正木「転校生の女のブレスレット、人質、もとい物質として預からせてもらうぞ!さらばだ!四足走行モード!」姫乃「ちょ、ちょっと待ちなさい!」鈴と姫乃は二人で一緒に正木を追いかけたものの、森の中に隠れてしまった正木を見つけることができず、正木は森の中から姫乃と鈴に向かって一方的に話しかけてくる。正木「転校生に伝えておけ!この大事な大事なブレスレットを返してほしければ、今夜10時に第一校舎の屋上まで来いとな!」姫乃「ま、待ちなさいっ!おばあさまのブレスレットとダラックマ!」鈴「頼斗先輩に相談しましょう!」事情を聞いた俺は、すぐさま姫乃と鈴に連れられて夜の10時に来いといわれたとおりに学園にきた。姫乃「大事なブレスレットとダラックマをもっていくなんて許せないわ!容赦しないんだから!」頼斗「転校生の俺を尋問するためにこんなことしてきたのか・・姫乃を巻き込んですまん」姫乃「なに言ってるの!さすがにあの生徒会の・・・えっと、なんだっけ・・?」鈴「正木先輩です」姫乃「そう!その正木?という奴が悪いのよ!」頼斗「確かに、人の物を盗むなんて少し懲らしめてやる必要がありそうだな」そこへ正木の声が聞こえてくる。今から15分以内に屋上まで来なければ、このブレスレットが風で飛んでいってしまうかもなと脅してきた。姫乃は激怒し、俺も早く屋上へ向かわなければと思い階段の方を向くと、正木の仲間らしき連中がいた。奴らを倒し、屋上までふさがれた道をなんとか乗り越えながらも、時間内に屋上に向かう。俺は途中で何故正木が森ではなく屋上で戦うことにしたのかが疑問だった。姫乃は虚栄心か自分の能力を把握してないというので、その通りなのかもしれないが少し違和感がある。そう考えて走ってはようやく屋上にたどり着いた。正木「遅いじゃないか、風で飛んでいくのを必死で抑えていたのだぞ。感謝しろ」姫乃「金属のブレスレットがちょっとぐらいの風で飛ぶわけないわよ!ふざけないでよね!滅ぼすわよ!」正木「こ、こわっ・・・この女、こわっ!みんな私を守れ!奴らをたたきのめすのだ!」頼斗「いいだろう。俺も少しむかついてきたところだ。遠慮なくやらせてもらうぞ」前回とは違い、正木達の方が圧倒的に数が多い。しかし俺と姫乃と鈴、そしてデリヴァーンで正木の仲間を蹴散らし、そして正木をも倒すことに成功するのであった。正木「ぐはっ!な、なぜだー!今度は数で圧倒したはずなのにー!」頼斗「単純に実力差だろ。」鈴「姫乃先輩のブレスレット返してください!」姫乃「負けたんだからおとなしく返しなさいよ、早く!」正木「す、すまないー!い、今返すー!許してくれー!と見せかけて、ぽーい!」ブレスレットが森の方に投げ出され、俺は一気にフェンスを駆け上がって手を伸ばす。姫乃「頼斗、ダメよっ!それ以上は!」足場がなく、二人の悲鳴を聞きながら、俺の身体はすっと落ちていった。正木「ふははは!私の頭脳的勝利だ!」頼斗「くっ、こうなったら一か八かだ!」俺は屋上の壁を蹴り上げ、あえて森に向かって飛んだ!正木「樹で衝撃をやわらげるつもりだろうが、クッションにできるほどの枝の量ではないからな!あっはっはっはっは!やはり私の勝利は揺るぎない!」頼斗「うっ、わあああああああ!」な、なんだ、これ!?枝はまるでクッションにならなくて本当にやばいと思ったのに。樹がいくつもたわんでトランポリンみたいになってる・・のか?こんなの普通じゃない。誰かの、能力・・?桃花「よかったー、間に合ったみたいだね。空から降ってくるのは女の子の専売特許なんだから、気をつけてね、た・か・く・ら・よ・り・と・くん♪」頼斗「え、あ、ああ・・なんだか知らないけど、助かったよ。ありがとう。」女の子の能力なのだろうか、とにかく俺は助かった。そして念のために病院にいっておくようにと言われたのだが、俺は大丈夫と伝える。頼斗「おーい、姫乃、鈴ちゃん。俺は無事だぞー!」鈴「よ、よかったです。頼斗先輩、無事でした」正木「ちっ、大怪我を負わせたと思ったのに・・。次はもっとひどい目に・・。」姫乃「次があると思ってるの?」鈴「ごめんなさい。今回は私も怒ってます!」姫乃「そういうことよ、さあ、滅びなさい!」正木「ひ、ひいいいいっ!」桃花「ワタシからの正木君へのお仕置きは、なくても良さそうだね」
ハーレム姫乃「頼斗-!頼斗-!」頼斗「すぅ・・・すぅ・・。」姫乃「なんだ寝たのね、ブレスレットを取り返してもらったお礼に料理を作ってあげようと思ったんだけど。幸いケガはなかったみたいだけど、今日はいろいろあって疲れたものね。ゆっくり眠りなさい。」鈴「姫乃先輩!私、料理の材料買ってきます!」姫乃「そうね、冷蔵庫にも何も入ってないみたいだし、頼斗が起きた時に食べられるように何か作っておきましょうか。じゃあ私と一緒に買い物に行きましょう」鈴「いえ!姫乃先輩は頼斗先輩を見守ってあげててください!それではスタミナのつきそうな食材を買ってきます!」姫乃「ちょ、ちょっと鈴!」鈴はもういってしまった。今は姫乃と頼斗の二人きりだ。屋上での出来事が終わってから、何故だか自分自身がおかしいことに気づく姫乃。頼斗が取り戻してくれたブレスレットとダラックマを見ていると、なんだかドキドキする・・。姫乃「頼斗、私・・」頼斗の寝顔を見て、最初に会ったときの事を思い出した。初めてキスしたときのこと。鈴がまだ帰ってこないだろうかと心配しながら、姫野は頼斗と初めてキスしたときの再現をしようとしていた。我に返った姫乃はやめようとするが、実は俺は起きていた。頼斗「姫乃・・。」姫乃「えっ?!よ、頼斗!?おきてたの?」頼斗「姫乃、キスしていいやつはな。キスされる覚悟がある奴だけなんだぞ!」姫乃は驚きながらも、俺は姫乃にキスをした。姫乃の反応を見て俺は可愛いと呟き、ドキドキするともいった。姫乃もドキドキしているらしい。このまま私をハーレムに入れようとしてるわけじゃないでしょうねと問われたが、俺はそうなってくれると嬉しいと答えた。残念ながら自分だけを愛してくれる人だけというjことなのだが、俺が改心してくれるなら、まあ少しぐらいは付き合ってあげてもいいらしいとも答えていた。だが、俺はそんな姫乃の意見を否定し、ハーレムが長年の夢であることを伝える。姫乃「・・・」頼斗「姫乃?」姫乃「あのね、頼斗、私、頭がおかしくなってるの。し、信じられないことだけど、その、ハーレムでもいいと思ってる」頼斗「ま、マジか!?」姫乃「本当に、私、頭おかしい・・。でも、私、頼斗とこの先も一緒にいたい・・!好きになっちゃったのよ!しょうがないでしょう!」お付き合いをするという意味でハーレムに入ってくれると姫乃が言う。ただ、姫乃の許可が出ない子を勝手にハーレムに入れないことが条件なのだそうだ。あとはエッチなことは結婚してから、と恥ずかしそうに答えていた。そんな中、いまだにキスを続けているわけだが、買い物から帰ってきた鈴に姫乃と俺がキスをしている現場を目撃されてしまう。鈴「あ、ご、ごめんなさいっ!私、邪魔をするつもりでは・・!」姫乃「あ、鈴っ!?こ、これはね・・」鈴「すみません失礼します!」頼斗「待ってくれ鈴ちゃん!」鈴「・・え?」頼斗「姫乃と一緒にハーレムに入らないか?」なに突然言ってるのと姫乃に言われたのだが、このまま姫乃と俺がくっついたら、3人組の俺達から鈴ちゃんだけが外れてしまうことが嫌であり、そんなの寂しいじゃないかと。仲間はずれができて寂しくならないよう、俺はハーレムを築きたいと伝える。鈴「ハ、ハーレムに、ですか・・」頼斗「正直な気持ちを言うと、姫乃と鈴ちゃん、どちらも他の男に持ってかれるのは嫌だ!」姫乃「だからって鈴の気持ちは無視できないわ。鈴、ハーレムに入るなんて無理しなくていいのよ」実際にこうして姫乃のように受け入れてくれるのであれば、無理ではないと俺は確信していた。そんな鈴ちゃんの答えは、一人なら怖いけれど、姫乃先輩がいるなら私もハーレムに入りますという喜ばしい返事を受けた。そして俺が好きであるということも、デリヴァーンを認めてくれたことも、何より姫乃先輩とも一緒に居たいと言った。そんな姫乃の答えは、鈴だったら私もいいかも。ということだった。嬉しくなった俺はつい頼斗「俺はお前達の期待に応えられる男になるから見ててくれよ。そして、本当の意味でハーレムを作ってみせる!」姫乃に呆れられながらも、俺は自然とそう叫んでいた。
Hシーン体験版でのHシーンはありません
ストーリーRPGゲームということで、実際にプレイをしてみると滅茶苦茶ぬるぬる動くではありませんか!なんだか某MMORPGを思い出すような感じでしたが、とにかく動かしたいという気持ちがあったので、ちょくちょく動かしてみることに。キー操作については、ゲーム画面の下にそれぞれのアクションを起こすのに必要なキー入力が表示されていますので、どう操作したらいいのか分からない。というのはストーリー上まずないんじゃないかなと思います。そして天洞島にきてしまった頼斗くんは学園長からダンジョン調査の依頼をされては、僕はとにかくダンジョンという所へいってみたのですが、どうやらモンスターが出るのはランダムエンカウントらしいのでHPを気にしながら進んでいくことにしました。難易度はノーマルでしたが、HP管理さえ出来ていれば通常攻撃で大体クリアできるほどのものでしたし、イージーならばもっと簡単なものになっているとも思えます。通常攻撃で全部クリアできちゃうとか、そんな感じでしょうか。流石にそこまではないですかね。ダンジョン探索といってもただ奥深くに進むだけでは物足りない、どこか面倒になってくるという人の為に作られたであろう「TALK」という美少女と会話ができる機能。これは条件さえ満たせば左下に出てくるようで、クリックするとちょっとした会話シーンが見れます。これは目的を忘れてしまったときのためにあるものと言えますし、ちょっと休憩も兼ねて美少女の可愛い姿でも見るかという時のためでもあるのかなと思いました。個人的にはこういうの好みなので、見れるやつは全部見ました。この調子ならば製品版では相当な数がありそうですね。そしてダンジョンではやはり敵と戦うわけですから、肝心の戦闘画面ってどうなんでしょうかという事ですが、コマンド型のバトルになっていて、プレイヤーがそれぞれのキャラの行動を選択したりして敵を倒していくゲームなんですが、体験版ということもあってか序盤は攻撃と回復だけ専念していれば、殆どの敵を攻略することができますね。敵がもし範囲攻撃をしてくるようになったならば、このバトルは一手二手先を読んで行動しなければならないため、ストーリーが進み敵が強くなればなるほど、このバトルの面白みというものが分かってくるんじゃないかなと思いました。キャラについてはまず、樫ノ浦 姫乃からですが、初対面で人工呼吸をして、助けたはずの男に唾液を吸い取られるというなかなかショッキングかつビックリな展開になって主人公の頼斗くんと知り合うことになるわけですが、この浜辺での人工呼吸をネタにされて、その度に頼斗くんの前で恥ずかしがったりするわけですけど、本来、これだけならば誰しもが何だこの男の人は・・と思うわけですが、モンスターカードを手に入れたい事や、頼斗がどんな人間なのか知りたい。今までの普通の人間と同じで能力者をモンスター扱いするのかといった心配を抱えながらも、頼斗が抱え込んだ問題に積極的に協力し、見極めようとするのですが、疑うまでもなく真っ直ぐで、そして優しい頼斗くんに心惹かれてしまうといった感じになって、頼斗くんの長年の夢であるハーレムの一員になるなど、姫乃さんはとにかく人に対して優しいですし、結構尽くすタイプ感じの可愛い女の子なんだなと思いました。藍田 鈴さんはとにかくいつも笑顔でおっとりとした感じの子ですね。誰とでも仲良く慣れそうなイメージがあって、現に主人公の頼斗くんや姫乃さんと仲良くしておりますし、何より家事スキルが滅茶苦茶高かったという所にグッときました。主人公の下着であろうと関係なく洗濯をし、そして新妻みたいだと主人公に呼ばれるも恥ずかしがるといったシーンがあり、僕はそこで鈴さんの見えそうで見えない何かを垣間見た気がします。ロボット好きの女の子って見たことないので、珍しいなとも思いました。なかなかいない気がしますし・・。赤嶺坂 彩里さんは、生徒会の副会長なのですが、何故だがしっかりしているように見えて結構可愛いドジっ娘だったりします。胸がでかすぎて身動きがとれなくなったりして、挙句にはその状態で「抜いて欲しい」とか言われてしまった男子生徒はどう思うのだろうかと言わんばかりに助けを求めているので、どうしても僕はゲスな考えを持ってしまいます。いまだに主人公に対して警戒心を抱いているのですが、警戒心がなくなったときは恐らくラッキースケベの餌食になるんじゃないかと予想してます。東道 桃花さんは、冷静でクールな美少女といったところでしょうか。主人公である頼斗くんの行動やら生徒会メンバーの行動を監視しながら、皆に危害がないように行動している人。やはりその分他のメンバーとの信頼もあり、何かと問題があればまずは生徒会長を通してという形になっていたりする。主人公の危機だったり、正木くんの悪事だったりを見た後に救ったり叱ったりしようとする、学園の母のような存在でありました。シェーシャさんは、どこか小悪魔的な性格をしているといった感じでしょうか。姫乃さんが魔法石をダンジョンの外で使うだろうなということを見越していて、実際に使って恥かいたのを見てちょっと笑っていたりするなど、腹黒さが見え隠れするところもありますが、これはそれなりに親しい相手にしかしないような事なのかなとも思えます。無邪気で活気溢れる子ですが、はたしてクリスタルを使い何をしようとしているのかと、なかなか目が離せない子でしたね。九頭 神菜さんは、学園長であり、主人公の頼斗くんにダンジョン調査を依頼した人。色気があり、お姉さんオーラ全快ですが果たして何歳なんでしょうかと問うのは恐らくタブーであると思われます。なんだかんだいって計算高い人で、ちょっと警戒してしまうかもしれませんが、悪い人ではなさそうです。倉科 千尋さんは、主人公がこの天洞島にたどり着いては転校することを知ってからというもの、かなり冷たい態度で主人公である頼斗くんに接してきます。脅しとかもしますけど、これは学生達に危機が迫っているかもしれないという考えであるからして、本当は優しい人なんだなと思いました。雨宮 英助くんは、エロゲーでいう主人公の親友ポジションの人。何かと仲良くしてくれて、ストーリーではダンジョン攻略に役立つ情報をくれたり、頼斗くんと姫乃さんとの関係を気にしたりもしている。エロゲーが好きらしく、ダンジョン内に落ちているエロゲーを高く買い取るとのことだ。ほほー・・。正木 航くんは、やりすぎた小悪党とでも言うべきでしょうか。人の言葉に一々突っかかってきたり、人の嫌がることを平気で行ったり、自分の目的のために常に行動して周りが見えなくなったりするなど、褒めるところがあまりないキャラですが、主人公を屋上から落としては、姫乃さんと鈴さんにボコボコにされた後、改心してくれるといいなと思っているんですが、さてどうなんでしょうか・・。高久羅 陣くんは、主人公の親父でありますが、体験版のストーリーでは謎の男として登場します。息子の成長を見守るべく、こうして隠れているわけですが、そもそも息子が死ぬような状況下だったのによく心配しないなあ・・とそれだけ息子に期待しているのだろうかと、色々謎の多い人でした。テキストに関しては下固定で、キャラごとに文字の色が異なります。ゲームの操作性は特に問題ありません。何せ、序盤のダンジョンでは、オブジェについての説明だったり、メニュー画面では戦闘シーンについての説明だったりと、分からないことがないようにと沢山の説明がされておりましたので。ストーリーの傾向としては、戦闘シーンが印象的であり、萌えゲーであり、ハーレムというのですから、Hシーンのある女の子がいっぱいいるゲームなのかなと思いますね。はたして頼斗くんは後何人、美少女をハーレムに取り入れることができるのか、気になるところであります・・。
ログにて、桃花さんのセリフが水色なのですが、画面のように凄まじく見にくいです。キャラのイメージ通りの色文字を使用しているのかなとボクは勝手に思っていますが、いっそのことテキストを見やすくするために背景色もキャラごとに変えるか、男女で変えるようにして、もう一度ログを表示して文字が見やすいかどうかの確認をして欲しいなと思います。ログにて、時々表示されるテキストがおかしくなったりします。(ログ以外では問題なしです)画像では「、」の所が「_」の記号と重なった感じになっています。これは僕だけなのか分かりませんが、時々ログを開くとこうなりますね。所持アイテムを売る機能を追加して欲しいなと思いました。アイテムが被ると如何してもアイテム欄が埋まってしまい、使いたいアイテムを選択するのに苦労してしまうのではないでしょうか、という意見です。ムリであれば、アイテムを預ける機能とかでしょうか。頼斗くんの家とかに設置してくれると助かります。
8,049円