現在はエロゲーの体験版、製品版の感想、紹介をしています。
アイネ CV:桐ノ小島翼坂と教会が名物であるこの町に住まう、愛の天使。いつも元気で優しく、ちょっぴりドジな、一見すると普通の女の子のよう。“人を幸せにすることが自分の幸せ” がモットー。恋をすることで人は幸せになると信じていて、恋の後押しをする天使のお仕事に誇りを持っている。なぜかバナナが好物。天使の仕事に必要なギターの弦が切れてしまい、巴に “天使代行” として自分の仕事を手伝ってほしいと依頼する。天使同士で 『CaS』 というバンドを組んでおり、ボーカルとギターを担当している。
桐ノ小島 巴 (きりのこじま ともえ)人付き合いが苦手な無気力青年。交友関係が狭く、友人と言える存在は幼なじみの奈木崎奈留子を含め数人しかいない。他人との関わりに消極的ながら、頼み事を断れないという一面もある。それは優しさではなく “他人と問答をすることが面倒だから” であり、ともすれば他人に利用されかねない危なっかしい性格ゆえに、奈留子には過保護気味に扱われている。集団は苦手。 一人で行える趣味として弓道を嗜んでいる。
奈木崎 奈留子 (なきざき なるこ) CV:鈴田美夜子巴の幼なじみでクラスメイト。人付き合いが苦手な巴が唯一接近を許す女の子で、周囲から “付き合っているのでは?” などとからかわれることもあるが、そんな冷やかしは特に気にすることもない様子。面倒見が良く、人望も厚い。 周囲から相談事を持ちかけられることもしばしば。持ち前の明るい性格もあってどちらかというとモテるほうなのだが、本人に浮いた話はひとつもない。
久賀 百合 (ひさか ゆり) CV:秋本ねりね儚げでおっとりとした雰囲気の、巴の1つ年上の先輩。とある事故で両親を失っており、妹と共に施設で暮らしている。妹のことを何より大事にしている。学園が終わるとすぐに別の学園に通う妹のところへ迎えに行き、一緒に帰るのが日課。そのせいで学園に友達はあまりおらず、一人で過ごしていることのほうが多い。しかし男子の間では “母性的”、“実は優しくて気が利く” といったところで評価が高く、密かな人気を得ていたりも。妹の言うことならどんなわがままでも聞こうとしてしまうのが悪いところ。物事の好みが若干所帯じみており、ポケットには常に飴ちゃんが入っている。
若松 みなも (わかまつ みなも) CV:白雪碧ちょっとクールでおとなしい、巴の1つ年下の後輩。かつて歌手として芸能界で活躍していた母親の影響で芸能活動をしているが、そのことを周囲には秘密にしている。元々あまり目立つことが得意ではない性格なので、学園などのプライベートではメガネにお下げと、芸能人とは思えないほどに地味な装い。最近ではグラビアなどで知名度も上がってきているものの、その普段の地味さゆえにみなもが芸能人であると気付く者は周囲にはいない。歳のわりに達観した冷静な姿勢は、ツッコミ担当として申し分ない。
宇久津 花代 (うくつ かよ) CV:黒猫みい奈留子の友達。陸上部に所属しており、短距離走の選手として大会などにも出場している。さばけた性格で、男子部員とも仲が良いのだが浮いた話の類はない。
平 清人 (たいら きよひと) CV:岡山桃太郎巴と奈留子のクラスメイトで、巴の数少ない友人 (自称)。明るくひょうきんで人当たりの良い性格、同性にも異性にも友人は多い。相当モテるが、この学園に入学してからは特定の彼女は作っていない。
有家 小雪 (ありえ こゆき) CV:宮沢ゆあな“良いところのお嬢様、しかも美人” という学園のマドンナ的存在。クールな口調と相まって周りからは “気楽に話し掛けるのすら畏れ多い” 的な接し方をされており、学園に仲の良い友達はほとんどいない。実際には動物やぬいぐるみなど、かわいいものが好きな普通の子。
福江 正彦 (ふくえ まさひこ) CV:ミノベサトル学園の生徒会長。眉目秀麗・成績優秀・運動万能と、学生の鏡のような男。非常に真面目な性格で、学園の平穏維持に全力で取り組んでいる。無気力な態度が気に食わないという理由で、巴とその周りの人間を目の敵にしている。
久賀 桃 (ひさか もも) CV:上田朱音百合の妹。 ちょっぴりわがままな性格。唯一の肉親である姉のことが大好きで、いつも百合と一緒にいる。姉のことが好き過ぎて、姉に近づく男性には警戒心をむき出しにする。
龍宮 小次郎 (たつみや こじろう) CV:太郎一郎学園に勤める保健医。のらりくらりととらえどころのない性格で、その気安さから学生には好かれている。同時に女好きでもあり、“保健室で女生徒に手を出してる” という噂が流れるほど。
桶屋町 夢乃 (おけやまち ゆの) CV:宮沢ゆあな巴の通う学園の教師で、一年生のクラスを受け持つ。 担当教科は英語。背の低さと童顔で学生の人気は高く、親しみを込めて “ゆめちゃん先生” などと呼ばれているのだが、本人はそれを気にしており先生らしい威厳が欲しいと思っている。
奈木崎 研造 (なきざき けんぞう) CV:転可統一奈留子の父で、弓道錬士 6段。豪放磊落な性格で面倒見がよく、弟子たちからの信頼も厚い。巴に弓を勧めた師匠であり、そして親代わりでもある。
左 エリク 中 リカ 右 ネメスエリク CV:青山ゆかりアイネの友達の天使。 『CaS』 のメンバーでキーボード担当。自意識過剰で自信家の、気の強い女の子。非常に口うるさいが、彼女なりの優しさの表れ。アイネのことを心配し、巴たちの前に現れる。
リカ CV:宮沢ゆあな小柄な天使。 『CaS』 のメンバーで、パートはベース。とても無口で無表情。 何を考えているかよく分からない子。
メネス CV:野神奈々『CaS』 のメンバーで、パートはドラム。自由奔放で享楽的な性格の天使。巴がお気に入りで、豊満な肉体を武器になにかと色目を使ってくる。
ライオス CV:紅川とまと黒い羽を持つ天使。ライオスのほうが上位のようで、ヘレンはライオスに従っている。アイネたちの行う “天使業” を冷ややかに見つめている。
ヘレン CV:黒猫みい黒い羽を持つ天使。ライオスのほうが上位のようで、ヘレンはライオスに従っている。アイネたちの行う “天使業” を冷ややかに見つめている。
橋口 俊介 (はしぐち しゅんすけ) CV:634陸上部に所属する2年生。部活動中心の学生生活を送っており、いつもジャージ姿。マイペースな性格で、若干空気が読めないところがある。巴とは去年同じクラスだった。別段親しくはないが、顔を見ると声を掛けてくる。
瀬戸越 春貴 (せとごえ はるき) CV:紅川とまと伊乃郷市の繁華街を中心に活動しているインディーズバンドのリーダー。甘いマスクと確かな実力で人気を集めており、メジャーデビューの噂も出ている。付き合っている彼女がおり、そのことは関係者やファンの間でも公認されている。
堂崎 文子 (どうざき ふみこ) CV:鳥井紅子引っ込み思案で内向的な性格の女の子。 2年生。自分の外見に劣等感を感じており、あまり他人と接しようとしないので友達も少ない。趣味らしい趣味もなく、自分の部屋でネットに興じていることが多い。
西町 美里 (にしまち みさと) CV:野神奈々文子の数少ない友人のひとりで、付き合いはわりと長い。 2年生。文子とは対照的に人付き合いの良い性格。趣味なども正反対で、甘いものや恋愛の話が大好き。
小ヶ倉 章吾 (こがくら しょうご) CV:門倉宗一バスケ部所属の2年生。裏表のない単純な性格で男女問わず好かれており、友人も多い。背が低いのが密かな悩み。
能瀬 瑞貴 (のせ みずき) CV:あずまゆい生徒会で書記を務める小柄な男子学生。 1年生。生徒会長の正彦に心酔しており、常についてまわって正彦をサポートしている。おとなしめな性格だが、正彦が絡むことでは物事をはっきりと言う。
高城 まりか (たかしろ まりか) CV:汐見鳥花真面目に勉学に励む、成績優秀な女の子。 2年生。苦労しながら自分を育ててくれた両親のため、良い会社に就職して親孝行をしたいと考えている。勉強が生活の中心におかれており、自分の趣味などはなく友達もいない。誠実さやルールを大事にする、真面目で素直な性格。
辻 創佑 (つじ そうすけ) CV:来栖川勇売れない絵描き。 死別した両親の残した家でひとり気ままに暮らしている。両親も画家で、彼らと周囲の期待に応えようと頑張っていたが、プレッシャーに耐えかね挫折。以来、親の遺産を食いつぶしながら自由に生きている。基本的にはずぼらで適当な性格。
美津島 修 (みつしま おさむ) CV:新沢真外見から想像されるとおりの、人畜無害で優しい男。 3年生。クラス委員や花壇の世話などの面倒事をよく押し付けられるが、文句一つ言わずにそれらをこなしている。勉強は人並みで、運動は苦手。
桐ノ小島 巴の過去回想小さな子供二人が、雪の振っている中、外に出ては壁に寄りかかって会話をしている。二人の子供は幸せについて語り、巴はこんなお母さんだったら僕は幸せだな。怒らないし。そんな事を話していると、ふと不思議に思う事があった。でも、お母さんがそんな風に優しくしてくれるようにするには、自分はどうしたらいいのだろう?女の子に問う。「お母さんがどんなときに怒るの?」そう巴に問うので、巴は、おとなりさんにゴミの出し方が違うって怒られたときとか。実際にあったことを話す。「じゃあ、おとなりさんがニコニコしてたら、巴くんのお母さんもニコニコするかな?」女の子の言葉に納得したかのように、巴はそうだね!同意する。みんながニコニコしてたら、みんな幸せになるね!「うん、そうだよ。」みんながニコニコになるにはどうすればいいかな?「じゃあ、もっといっぱい幸せな事を見つけようよ」うん、いっぱい見つけよう――。
嚆矢・駆け出すキモチ1話では突如空から降ってきた天使と名乗る女の子によって、幸せを毛嫌いしていた桐ノ小島 巴 (きりのこじま ともえ)と、巴の幼馴染である奈木崎 奈留子 (なきざき なるこ)が人の幸せを願う天使の存在に驚くのである。そんな天使は時に空から落ちてきたときに、もっていたはずの物を探すのだが見つからずに、1日を終える。巴が朝になって庭を見ると天使の姿はなく、探し物が見つかったのかな。と思いきや庭で雨に濡れないように工夫して寝ていた。未だに見つかっていないようなので、仕方なく巴が探し物を探すと、屋根に引っかかっている弦の切れたギターを見つける。丁度よく起きた天使が巴が取ったギターを見て、探し物がこのギターであることを知る。このギターを使って、天使が本来すべき仕事である、人の幸せを応援することができると歓喜する天使。しかし、よく見ると弦が切れていることに気づいた天使は、悲鳴をあげる。本来切れないはずの弦がきれている。それはあり得ないことで天使ですら想定外のことだった。弦は恋人同士を結ぶ運命の赤い糸によって作られているということで、それを弦として奏で歌って人を応援することが天使の仕事、それが出来ないとなととても困ると説明する天使。弦が1本でも弓を使うという手がある。そう語った天使であったが弓がヘタで、当てることすら困難。こうして弓の得意な巴が天使に赤い糸を集めるために力を貸してください。そう迫られるのであった。そして後に心が欠けそうな学園の女子生徒、宇久津 花代 (うくつ かよ)を天使が見つける。心が欠けてしまうとと同時にそれは、好きな人を諦めたという証でもあり、一度かけてしまうと、二度とその好きな人を想う事ができなくなるのである。唯一、欠けた心を戻すには、ギターに残った1本の弦を使って、弓を引き、欠けた心を元の所有者に戻すこと。こうすることで、再びその人は好きな人を想う事ができ、その願いが叶えばある意味天使としての仕事をしたといってもいいのではないか。そういう理由で、天使と共に宇久津 花代 (うくつ かよ)の幸せである橋口 俊介 (はしぐち しゅんすけ)と結ばれることを目標に、巴は幼馴染と天使に付き合わされて宇久津 花代 (うくつ かよ)の幸せを叶えることに時々全力になっては、なんとかハッピーエンドを迎えることができるのであった。そして後にギターの弦が増えていることを知り、天使であるアイネがお友達の天使を呼んでは、1つのカップルを作ることで弦が1つ戻るということを知り、今後も弦を増やすために全力で行動するのである。
夢と現実もしもし?そういって学園の教師である、桶屋町 夢乃 (おけやまち ゆの)は電話に出る。母親から毎日のように電話がかかってきてはお見合いの話をさせられ、うんざりしているのであった。夢乃はウソをついて、母親の電話を切ることにした。どうせ、私に彼氏がいるといってもそれを受け入れてくれるとは思えない。そいう判断をして、いまだに話せずにいる。その彼氏がいる場所まで夢乃は歩いていった。街中で路上ライブをする男性たち。群がる人たち。一通り終わった後に、彼氏である瀬戸越 春貴 (せとごえ はるき)に声をかけては、いつものようにライブの後にコーヒーをあげたりしていた。いつか有名になって、オレが食わせてやる。なんて言う春貴であったが少し複雑な気持ちであった私であった。現実が突きつけられ、親のお見合いということもあり、だんだんと夢を見ることが難しくなってきている気がすると夢乃は思うのである。夢乃は一緒に春貴と返り、10月31日。二人が付き合った日に毎年祝おうという約束をしていたのだが、その日にライブがあるということを春貴が話す。春貴は気づくことなく、ただ忘れているだけであって、男の人ってそんなものかな。と軽く流す夢乃。そのデキ次第ではメジャーの話も現実的になってくるといわれ、流石のことに驚く夢乃。だからこそここ一番で是非、夢乃に見に来て欲しい。いつもより頑張れると思うから。そういうことを言われ、その日にライブを見に行くことに決めた。後日、学園にきてはいつも通りに過ごしていると、屋上の扉が開いていることに気づく。どうしたのかと思い屋上を見ると生徒達がいる。話しかけようとすると何故か自分の恋愛について相談に乗るという天使のアイネに捕まってしまい、自分はただ立ち入り禁止であることを生徒達に知らせようとしたのだというと、がっくりするアイネ。でもそんな先生にも悩みの一つや二つはありますよね?としつこく迫られてしまい、悩みを話すことになってしまうのであった。実際に生徒達と彼氏である春貴を見せることにもなってしまうのだが、すぐにその場から去ろうとする夢乃。その後で生徒達を喫茶店に誘って一緒に過ごしていた。アイネに彼氏の事を質問攻めされては、うまくいえないのかお酒を飲む夢乃。酒が入ってはお見合いの話、歳の差を気にしていることを、生徒達に暴露したりもはや止めようの無い状態であった。自分が悩んでいるのは、実家の事、そして彼氏の事。どちらを優先しても悲しい結末しか見えないとひたすらその日、夢乃は生徒達に語っていた。後日、お父さんの容態が・・。と電話がきては急いでお父さんの所に向かう夢乃だったが、それほど深刻な状態ではないということを知って一安心する夢乃。しかしやつれた父親を見て、実家の事情を優先するか、それとも彼氏を優先するべきか再び迷うことになるのである。ライブの日。あまりの音の大きさと人の多さに驚くのだが、春貴くんたちの出番は次の次くらいかな?と思い、一旦外に出ることにした。落ち着けるところを探そうと廊下を曲がると、関係者以外立ち入り禁止という扉の目の前に春貴くんの姿を見つける。プロデューサーと話していることを知り、思いとどまっては、その様子を窺うことにした。しかしそこで春貴くんがデビューすると言っていた話になっては、その条件として今いる恋人と別れるというものだった。春貴は納得いかない。そんな顔で黙り込んでいる。でも、夢乃にはプロデューサーのいう事がよく分かるような気がしていた。何かを得るためには何かを捨てなければならない。自分のように、実家を優先するか、春貴くんを優先するか。なんて。でも、いいきっかけなのかもしれない。これも。自分は彼の音楽を応援したい。そのためにはあたしの存在は邪魔になる。わかっているつもりであったが、今までどこか踏ん切れなかったのは、自分が別れたからといって彼が成功すると言う保証がどこにもないからだったんじゃないかとさえ思っていた。でも、これで保証ができた。自分が身を引けば彼は夢へ大きな一歩を踏み出すことができる。自分は実家に帰って、お見合いをして家を継ごう。両親も喜ぶし、自分にとっても大切な家業を守ることもできる。それで全て丸く収まるじゃない?そう思っていたら、いつの間にか春貴くんが歌う番になっていた。やっぱり春貴くんの音楽は好きだ。そしてステージで歌う春貴くんの姿も好き。本当に春貴くんの歌がすきなんだって、改めて今日は気づいた。気づけた。私はその日の夜に、春貴くんにお見合いの話がきていることを理由に別れを告げた。ただキツい現実を春貴くんに告げて。後日、学園に行く途中にアイネは先生と出会っては心が欠けていることを知り、彼氏との関係はどうなっているのかと問うと、別れた。と答える先生。なんとかならないものかとアイネは再び奈留子と巴を見て話す。心が欠けたことを知り、さてどうしようかと言うときに、先生の恋人である春貴が学園にきたもので、事情を知っていることを話した巴たちは春貴を屋上までつれていき、先生と何があったのかを聞く。そして学園にきたからには先生に会いにいくのかと思えば今は何を言っていいのか分からない、そういってそのまま帰る春貴であった。後日、急に先生が引っ越すことになっては、それを手伝いにいく巴達。ますますこのままでは二人は完全に引き離されてしまうことを改めて認識した天使のアイネは巴に何を求めているなどと、言うまでも無く欠けた心を戻して欲しい。といったところだろう。僕にしかできないこと。巴は今度こそ、今度だけだからな。そういってアイネに欠けた心を回収するように言って、回収した欠けた心を先生目掛けて弓を引くのであった。欠けた心が戻って再び諦めかけた春貴への想いを取り戻し、引越し業者がきているのにも関わらず止まらないこの想いに従って春貴のいる場所へただ走り続ける。夢乃が駆け込んで行ったとき、春貴くんは例のプロデューサーと話しているところだった。けれどもう、そんなのお構いなしだった。ただ春貴くんと一緒にいたい。それだけの想いを私の目の前にいる春貴くんに、泣きながらぶつけるのであった。後日、屋上で生徒達が集まっては、ヨリも戻った先生と春貴という話題に浮かれているアイネたちがいた。春貴はバンドを抜け、先生の家の実家を継ぐことにした。音楽はどこでも出来るから。そんなことを言ってたようだった。電車の中で、春貴と夢乃が音楽を聴いている。二人の座っている席では、春貴が抜けたバンドのデビュー曲がただ流れていた。
その他エピソード
桶屋町 夢乃
若松 みなも
Hシーンストーリー中でのHシーンが桶屋町 夢乃で、オマケ要素として後の体験版に追加されたのが若松 みなもです。みなもさんと、巴さんのHシーンで、ベッドの上に跨って自慰→パイズリ→騎乗位からの中出し。夢乃さんは、春貴と抱き合ったままでの中出し。
ストーリー・キャラ冒頭の過去回想では見た感じ、○学生ぐらいだと思うのですが、ここまでよく幸せについて考えることができるのは凄いな。と思います。この年頃の子供だったらそういうことを考えずに自分のやりたいことをやって散々の人に迷惑をかけたりもするくらいが丁度いいような気がしますけれど、中にはこうして大人しく人のいう事が聞ける子供もいるのかなと思うとちょっとホッコリしますね。そして、この女の子ってもしかして幼馴染の奈木崎 奈留子 (なきざき なるこ)さんですが、後のストーリーと比べてみると、その面影が確かにありますし、子供の頃の奈木崎さんを想像してみたら確かにこんな感じなんだろうなとも思います。そして気になるのが、この場所。辺りもそんな明るいとは言えませんが、何故こんなところに来て会話をしているのかというのが、気になりますね。そして心地良さそうな顔をしているなと思います。この回想シーンを見た後だとどうして巴くんは後々こんなにもなってしまったのだろうか?という程、人付き合いが苦手で交友関係が狭くなって、どこか無気力そうな表情になっているのである。俗にいうやれやれ系なのか無気力系の男性というやつなのか曖昧な所もあって判断のしにくい巴くんでありますが、きっとやる時はやってくれる男だと信じたくなりますね、どこか。とそんな風におもっておりました。見事物語が進むにつれて巴くんは捻くれた性格をしながらも、人の幸せ、人の不幸に度々関与し、自分が今何をすべきなのか、何を求められているのか。そういったことを考えるようになってきます。クールな反面意外なことに、人の情に流されやすいといった所もありますが、これはこれで彼が幸せを嫌いっているということもあってか、自分が幸せになるいいきっかけにもなるんじゃないかな。とそういう風にも思ったりしました。しかし、巴くんのことですから、いくら情に流されて良いことをして人を幸せにしたとしても、その幸せになっていく人々を見て自分は幸せなのか?人を幸せにすることが僕の幸せなんだろうか?なんてそんなことは考えずに、恐らく逆の事をかんがえるんじゃないかなと思います。例えば、自分が幸せになることを拒み続けるあまり、この天使の力を利用して自分の考えが正しいのであるという証明をするためにタイトルどおりに天使となったのではないかな。とか。そんな風にも考えられるわけです。だからもしこうやって人を救ってハッピーエンドになっている場面があろうと、彼自身を幸せにする問題が出てきたときに、欝エンドがあったとしてもなんら驚きません。むしろそうなるんじゃないかなとさえ思えます。巴くんを見ていると幸せになろうとしていないから、そうなっているだけであることをいつ気づくのだろうかと思うところもありますが、それは製品版でのみぞ知ることができるといったところでしょうか。個人的にはストーリーでは宇久津 花代 (うくつ かよ)の恋物語が凄まじく好みでした。ちょこっとストーリーでは上手く紹介できずに、ながったらしい長文になってしまった為省いたのですが、本当に青春してるなという内容で、好きな人である橋口 俊介 (はしぐち しゅんすけ)に好きな人がいるという内容で、その好きな人が花代さんではなく有家 小雪 (ありえ こゆき)という学園の美人な先輩であることを知っては、好きになることを諦めてしまった花代さん。しかし巴の力で欠けてしまった心を戻し、転校するといっていた俊介の所まで全力疾走することに。そこでの全力疾走シーンなんですが、半端なく心動かされましたね。青春してるなという感じで限界まで走ったりして、好きな人の名前を叫んだりして。夕日の中だったのでなお更いいなあと思ってました。2話の夢乃さんと春貴くんの話では実際に現実でもあり得そうな話であるという所で、より深みのあるストーリーになっていたといってもいいのではないでしょうか。実際問題、家を継ぐか恋人を取るかという話になったとき、自分ならどうするかと言われて答えられる人が何人いるのだろうかと考えてしまいます。ただ、先生は先に彼氏がいることを伝えるべきだったのではないだろうかと、僕は思いましたね。そうすれば少なからず家の事に関してはある程度変化があったのではないだろうかとも思えます。結局は二人で最後過ごすことができたので満足でしたが、まさに何かを得るには何かを捨てなければならない。そういったシーンを見せられて、そういう覚悟がないと何も変わらないんだな。というのを教えてくれた作品でもありました。登場するキャラクターでは天使であるアイネさんは、普段はおっとりしてバカなことをするけれどここぞと言うときはきちんと自分の意見をいう子でして、何処か抜けているけど意思のある女の子といったところでしょうか。心はまさしく天使といったところで、人の幸せをただ願う素晴らしき人ですね。幼馴染の奈木崎 奈留子 (なきざき なるこ)さん。彼女でもないのに、巴くんに対して料理を作ったりはてまた服を用意してくれたりする結婚したいヒロインno1に輝くべき人。なんでこの二人は付き合っていないのか不思議でしょうがないんですが、巴くんがそういうことを願っていない事もあるのでしょうか、二人の関係は友達以上で恋人未満といったところです。体験版では。製品版ではどうなるのか分かりませんが、正直くっついて欲しい二人でもあります。宇久津 花代 (うくつ かよ)さんは、なんというか思い込みの激しい女の子です。多分普段から書かれていないだけで少しエッチな妄想とかしているに違いないというくらいの、激しい思い込みのある子。同時に行動力もあるので、その思い込みもなんとか行動力によって解決されたりもしますが、一度自分がそうだと思ったことを信じて疑わない子なので、いつも花代さんを励ましている俊介くんですが、今後は心配させないように、こまめに連絡をとって、末永く爆発してほしいなと思います。瀬戸越 春貴 (せとごえ はるき)くんは、先生と一緒に後の余生を共にするために自分の好きなことで彼女の桶屋町 夢乃 (おけやまち ゆの)を支えると宣言する男らしい男性。しかしいざ彼女と過ごすことが出来なくなると知ったら、自分の好きなことさえ捨てて、それでも彼女と過ごしたいということで、容姿もイケメン、中身もイケメン、超イケメンでした。桶屋町 夢乃 (おけやまち ゆの)さん。こちらは現実的な悩みを抱えて、彼氏である春貴とはその悩みを解消すべくどうしようもない思いで彼氏と別れることを決意する。夢乃さんに関しては、自分だけが得をしないルールを守ってどうなるのかという事と、自分のしたいことは何か、得たいことは何かを問い、そのためならば多少迷惑かけることを前提に動いたほうがいいのではないかと言いたいです。夢乃さん見てるとなんかそう思ってしまいます。可愛いのに泣かれてしまっては・・。と殆どエピソードの中でメインだった人の感想を書きました。テキストは下固定の白文字です。内容の傾向としては、体験版だけで言いますと、感動要素、スリリングな展開、癒しゲー、熱血系といった感じでしょうか。1話ごとに涙あり、笑いありの内容となっておりました。ゲームの操作性は特に問題なく、普通に体験版を終えることができました。もう2年以上経ってるから不具合とかそのままということは流石にないと思いますけれど。過去体験版のレビューしますなんて言っておいて、まさか一発目にこんな良いタイトルに出会ってしまうとは恐るべし2013年といったところでしょうか。他のタイトルももっとプレイしてみたいなと改めて思いました。
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