おバカ上等！な softhouse-seal より、キャラ萌えを追求していく正統派ブランド:SAMOYED SMILE 誕生！
物語は、学園での賑やかな日常と恋愛を通してヒロインたちが成長して（デレて）いく姿を描く甘恋ラブコメ。
メインヒロインの原画を手掛けるのは 2-G氏 ＆ 健やか牛乳氏。 sealでお馴染みだったアニメーションも搭載してエロにも抜かりなし !!
これまでとはひと味違う萌えかわ青春ラブコメに期待しよう♪
原画：2-G、健やか牛乳、ごきれっど、あしおと（SD原画）
シナリオ：Hatsu、さんきち
アーティスト：Prico
作詞/作曲：りょーちん＆Team-OZ／Team-OZさみだれグローインアップ！オープニング
タイトル画面。
start、load、omake、option、quitが選べます。
まずは設定画面から。
各種大まかな設定をすることが可能ですね。
さっそくプレイしていきましょう。
――秘密基地。子供じみたネーミングセンスなれど、一番的確な表現だ。
それも絶対的な城主と呼べる存在がそこにいる。
周りを気にせずどっしりと腰をかけては色褪せた椅子に座る彼女。
神代 眞琴 （かみしろ まこと） CV：かわしまりの
身長：166cm スリーサイズ：B91（E）/ W62/ H88 学年：3年眞琴「次のターゲットは、コイツにしよう」
この秘密基地は学園のすぐそばにある。
清流として知られている。谷立川。
その川沿いにあるバラック小屋の中。
眞琴「学業優秀、品行方正。4月からの転入生のくせに、先生達からの評判も高い。」
眞琴「いつも穏やかで、学園の模範生ともささやかれる彼女。狙うにはもってこの人選、とは思わないか？」
日向「らしいと言えばらしいけど・・決め付けてかかると、相手に迷惑がかかるよ」
眞琴「相手がどうこうじゃない。ワタシがどう思うかだ。それに、ワタシの勘は、外れたことがないだろう？」
テーブルの上には一枚の写真。
スマホで、遠い場所からズームを使って撮ったんだろう。若干のブレと、ピントのずれが生じている。
ただ、それでも、写っている人物を特定することはできた。
その女の子が、俺のクラスメイトだったからだ。
日向「けど、さすがにこの子は・・・」
眞琴「こういう奴だからこそ、面白い」
やると言ったらやる。二言はない。有無を言わさない。それがこの人、俺の一つ上、3年生の神代先輩だ。
眞琴「日向、手筈を整えろ。ターゲット「桐生院 霧葉」の素性を洗え。」
――。
日向「・・・ふぁ・・・！」
一つ欠伸をして、いまだに身体にまとわりついている眠気を振り払う。
日向「・・あー・・・そうだった。手筈がどうのって、やらなきゃいけないんだった」
早起きの理由を思い出して、身体が動き始める。
親父は単身赴任中。母さんは・・まぁ、近いところで働いているわけだけど。
日向はまだ起きてこない、日和あてにメモを書き残しては、身支度を済ませては学校へ向かう。
日向が通う谷立川学園は、ここから20分ほど歩いたところにある。
途中から、なだらかな坂をあがっていく感じだ。
そして学園につく。
男子A「あれ、日向じゃん。こんな時間に珍しいな」
日向「ん、あぁ。ちょっとな」
男子B「あー、またアレ？神代先輩絡みでなんかやってんの？お前も大変だよな」
などと他の生徒と話しては、そろそろ「素性を洗え」というミッションを、スタートさせないといけない。
日向「とりあえずは、あそこかな」
生徒会室と名づけられたスペースにいく日向。
日向「んーっと・・・お、あったあった。２－Cの名簿」
ぱらぱらとめくって、該当するページを見る。
日向「桐生院 霧葉・・・血液型O型、所属部活動なし、今年4月からの転入した女子生徒」
この名簿には、おおっぴあらに個人情報が載っているわけではない。ほとんどが身体的特徴の情報ばかりである。
日向「過去に生活指導を受けた形跡もなし。特にこれといった問題点もなし、か」
特に普通の学生であると思いながらも日向は廊下に出たところで、一人の女の子と目が合った。
日向「おはよう、きりりさん」
霧葉「あ、彩辻くん、おはようございます。」
桐生院 霧葉 （きりゅういん きりは） CV：御苑生メイ
身長：160cm スリーサイズ：B92（G）/ W59/ H88 学年：2年日向「朝、早いんだ？」
霧葉「はい。少し早く目が覚めて、他にやることもなかったから、学校に来てしまいました」
まさにこの人がそのターゲット。桐生院さん。
誰が「きりり」なんていうあだ名をつけたのか、今はもう知る由もない。挨拶を交わしては教室に向かう日向。
そして一時限目が始まる。
？？？「はいはーい、授業始まるから席に着けー」
？？？「中間テスト返すわよー。みんな、自分の点数から逃げずに向き合うこと。いいわねー？」
数学の先生が、テストを返す。
？？？「門矢ー」
？？？「はいっ♪」
場違いな明るい返事をする女の子。
可愛いのはわかるけど、たまにぶりっこしてるのが見え隠れする彼女である。ずばり本名は「どやや」だ。
このあだ名は良くも悪くも、彼女を体現している。
右 門矢 八重佳 （かどや やえか） CV：結衣菜
身長：144cm スリーサイズ：B88（F）/ W55/ H81 学年：2年左 彩辻 陽咲 （あやつじ ひさき） CV：小倉結衣
身長：162cm スリーサイズ：B88（D）/ W62/ H86 職業：教師八重佳「うーん、これじゃイケナイかも～。先生、私、これからがんばって勉強しまーす♪」
陽咲「そうして欲しいよね～。とりあえず、今日の授業で居眠りしないようにすることから始めよっか」
八重佳「あはっ、そうですね。てへ♪」
・・・ああいうのが、マスコット的と捉えられているんだもんな。
そして霧葉の番が周ってきた。
陽咲「桐生院」
霧葉「・・・はい」
・・・あれは、自分の点数に納得がいってない顔だ。
陽咲「・・・ま、転入直後で慣れない部分もあると思う。もう少し、頑張ってくれると嬉しいな」
霧葉「・・・はい。すみません、先生」
謙虚で控えめで、はにかむ姿もさまになっているきりりさんは全てが絵になるような存在であり、男子生徒も霧葉の話題をし始める。そんな彼女を調べなければならない事に正直気乗りしない日向であったが、物思いにふけっていると。
八重佳「・・・ぐぬぬぬぬぬぬ」
何も隠そうとしないうめき声が、前のほうの席から聞こえてきた。
八重佳「っく、新入りめ。後から転入してきたくせに、私のファンをごっそり奪っていっちゃうなんて」
どややのファンって、実数はどれくらいなんだろう。
八重佳は霧葉についてグダグダと言い始める。そんな中、日向は霧葉と目が合ったような気がした。
霧葉「・・・・っ」
まずい。不用意に見つめてしまった。変に思われていないといいけど。
？？？「あっはは。なーにやってんだか日向っち」
すると、隣の席の女の子が、気さくな雰囲気を漂わせて日向をからかってきた。
？？？「とりあえずだね、日向クン。きみの点数を教えてもらおうか」
兎山 羽流 （とやま はねる） CV：藤咲ウサ
身長：153cm スリーサイズ：B84（C）/ W58/ H82 学年：2年日向「はっはっは、兎山 羽流サン。人にものを頼むときは、まず自分からが鉄則だろ」
羽流「オーケー。じゃあ、一緒にというのはどうだい」
日向「了解した。いいだろう」
羽流「んじゃ、せーの」
日向「57点！」
羽流「49点！」
羽流「はっはっはっは！今回はあたしの圧勝さー！どうしたんだい日向クン、それがキミの実力かい？」
羽流は高らかに笑うも今回のテストで３勝４敗という差だのと言い、羽流は日向と競い合うのがそれなりに楽しそうだった。
羽流は、霧葉のこと見てたでしょ。と日向にいうもとぼける日向。
からかわれながらも会話は終わり、こんな風に俺は隣の席にいる羽流から、ちょくちょく話を振られる。
ただ、警戒心なしに俺と喋るのは、逆に彼女だけかもしれない。それは・・。
――。
眞琴「桐生院 霧葉の特異点は見つかったか？」
主に、やっぱりこの人のせいだ。
特に今のところ何もないと説明する日向。
昼休み、中庭でまこ姉(眞琴)と会う。そこで、今日の午前中のことを報告してみる。
生徒会室での彼女の履歴を調べたことと、テストが返ってきたこと。
眞琴「そんなはずはない。彼女にはとんでもない秘密がある。」
日向「決め付けるのは、よくないと思うよ？」
眞琴「私の勘は、外れたことはないんだ」
日向「・・・その勘のせいで、どれだけの人が犠牲になったかまこ姉も知ってるだろ」
やはり一度決まった方針が変わることは、まず有り得ない。そう思う日向。
八重佳「学生の呼び出しをします。３年Ａ組の神代 眞琴さん。至急、生徒会室まで来てください」
日向が副会長の呼び出しを眞琴に伝えるも、そんなことはどうでもいいと答える。
眞琴「さて、昼飯にしよう。日向、お前は？」
日向「・・・まこ姉の指令のことばっかり考えてて、飯の準備とか、何もしてこなかったな」
？？？「そんなときは・・・わたしにお任せだよ、お兄ちゃんっ」
小さな女の子が、横からひょこっと顔を出してきた。
？？？「えへへへへ、やっぱりおにいちゃん、ここにいたんだね。教室のほうまで、探しに行っちゃった」
？？？「はい、お弁当。簡単なものしか作れなかったけど、お腹の足しにはなると思って」
日向「おお、サンキュ。やっぱり、持つべきものは尊大な姉貴分じゃなくて、良く出来た妹だなぁ」
彩辻 日和 （あやつじ ひより） CV：春河あかり
身長：143cm スリーサイズ：B72（A）/ W54/ H77 学年：1年日向と眞琴と日和の三人で食事をする。
眞琴と日向の事を考えてか、日和は手が回らないことを考え、お昼ご飯を作っていたようだ。
日向は日和の頭を撫でて褒める。
しかしそんな平和もつかの間、日和と羽流に、眞琴が言うターゲットについての全内容を知られてしまう。
乗り気の皆。そして眞琴の新たな命令、桐生院 霧葉の自宅に行くというものだった。どうやらやるしかないようだ。
放課後。
授業も終わり、帰宅した霧葉であるが、テストの結果が悪いと母親に告げては申し訳なさそうにする霧葉。
しかし怒らずに、霧葉母はお友達が４人来ていることを霧葉に言う。
霧葉「・・・・・・」
霧葉「私、クラスに、そんな仲のいい人、いない・・よ？」
霧葉母「えっ？でも、同じクラスの男の子も・・」
霧葉「お、お、おとこのこ？だだだ誰っ？」
日向「・・・ごめん、きりりさん。俺。２０分くらい前から、お邪魔してます」
霧葉「あ・・彩辻くん・・？どうして・・・。というか、今の・・・もしかして、聞いてた・・・？１７点・・・とか、英語のこととか・・」
日向「・・・うん」
友達がいなかったこと、全部。と伝える日向。そして奥から日和、羽流、眞琴と出てきては霧葉に挨拶をする。
笑いあり、幻滅あり、と霧葉の会話をする皆。
霧葉「あ、あ、あの、彩辻くん。お願いがあります！今日のことは、黙っていてください。みんなに言いふらすとか、そういうのは簡便してください」
霧葉「一応、なんというか、クラスの中で体裁みたいなものもあって・・・ほら、私、変に持ち上げられてるでしょ？」
霧葉「お嬢様とか、きりり様とかって呼ばれるのも知ってるから・・・だから、その、えっと、あの、ね？」
日向は公言しないと答える。そして羽流は霧葉を元気付け、眞琴も公言しないという。秘密を知れて満足しているご様子。
――今日の件は胸にしまっておこうとカタがつき、そして日が昇る。
起きては、昨日のことを思い出して、ぶっちゃけああいう人間味あるきりりさんもアリだなと思う日向。
日和「・・うぅ・・・お兄ちゃん、おはよぉ・・」
日向「おはよう、日和。もしかして昨日事、引きずってんのか？
日和「・・・昨日？なにかあったっけ？えへへ、思い出せないや」
日和のヤツ、満足に寝てないな。
そう思いながらも食事を終え、再び学園に向かっては教室に入る日向。
羽流と会い、昨日のことを話すも霧葉が教室にはいってきた。
霧葉「あ・・・お、おはようございます。」
霧葉は俺達の前をそそくさと通って自分の席に座った。やはり気にしているようだ。
まあ、仕方ない・・ような気もする。
そして、仕方がない状況の人間がもうひとり。眞琴。日和も一緒に中庭にいた。
昨日のことを話しては眞琴も自分に責任があるといい、何かあれば助けようとする眞琴。日和も憧れだった存在が一瞬でコメディキャラになってしまったことに混乱している日和であった。
そして放課後、眞琴に秘密基地にこいといわれるも、そこで霧葉も秘密基地に引きずりこみたいと考えるようになった日向。眞琴と秘密基地で会話するも、いつまでも同じような日常をおくる彼女の秘密を守るために、と。その責任があると。
同意する眞琴。
眞琴「私は、日向の考えにまでは干渉しないよ。」
――。
日付も変わり、その日の朝、教室にきた日向と羽流は同じように軽く挨拶をしては、後からきた霧葉が挨拶をしてくる。
羽流が秘密の事を気にしないように配慮したのかマシンガントークをするも、それがヒット。霧葉は徐々に羽流と馴染んでいく。
改めて挨拶を交わし、友達となった３人が微笑む。
八重佳「ねー、いつまでそんなトコでくっちゃべってる気？私の席に行くのに、ジャマなんですけど」
霧葉「わ、わわっ！すすすすみませんっ！」
八重佳「ふん」
なんであんなに怒ってんだ、アイツ。と思う日向。
八重佳「クソッ、きりりのくせに生意気。新しい友達とか、ユル～い空気作ってんじゃないっての」
自分がクラスのアイドルであること、彼女にしたい女の子ナンバーワンであることを目指す八重佳にとって今の霧葉は厄介な存在となっていた。
そして３人の会話もいったん終了し、授業の時間がやってくる。
霧葉「あっ・・」
日向「？どうしたの？」
霧葉「い、いえ、なんでも。ちょっとした忘れ物、かもしれないです」
――。
八重佳「むぅぅぅぅぅぅ～・・どうにしかして、あのクソお嬢様に赤っ恥をかかせらんないかな」
八重佳「・・・？なんだこれ。アイツのかばんの中に、変な紙っきれが・・・」
八重佳「・・・アイツも、彩辻も、兎山もいない、っと。よし、覗いちゃえ・・」
あるものを発見した八重佳は高らかに笑う。よぉし見てろよ、ぎゃふんといわせてやると意気込む八重佳。
そして昼休みもおわろうかという時間帯にざわめきが聞こえてくる。
２階の掲示板のあるあたりからだ。
霧葉「はぅ・・・ぁ、あわ、あっわわわ・・」
日向「きりりさん、どうしたの。いったいなにが・・・」
霧葉「あ、あれ・・・あれが・・・１７点が・・・」
日和「１７点？」
眞琴「１７点だと？」
中庭にいた日和と眞琴もざわめきを聞きつけては一緒にきていた。
掲示板には見覚えのある数学の解答用紙が貼り出されている。
いったい誰がこんなことをしたのか・・とあたりをみるも、そこには勝ち誇った笑みの八重佳がいた。
八重佳「あららぁ、誰だろうね～、こんなイタズラをしたのは。名前は消されてるから、一発でバレることはないけどさ」
霧葉は悲しんでいた。
日向「・・・どやや、まさかとは思うけど、お前・・」
八重佳「あら、私はさわぎを聞きつけて、ここに来ただけよ。誰でしょうね、１７点の答案用紙なんて貼ったのは」
？？？「そうだな。人の頭脳の中身をあざ笑うなど、品がない人間のすることだ」
八重佳「うんうん、そうそう・・・って、生徒会長？」
どややの後ろから、いかにも勉強のできそうな３年生が顔を出してきた。
天童 政志 （てんどう まさし） CV：西岡賢吾
身長：165cm 学年：3年天童「門矢、これはなんの騒ぎだ。学校の規律自体に関わる問題か？」
八重佳「えっと・・その、それは・・」
天童「これは・・・中間試験の答案か？なんだ、この場違いな可愛らしいマスコットが書いてある答案用紙は」
霧葉はぴぇぇぇぇと泣く。
天童「それに、隣の答案もひどいな。こちらは現代国語か、しかも１２点だと
八重佳「そうそう、現国が１２点・・・あ、あれ？あれれ？」
天童「漢字の読み書きなど、一問も取れていないじゃないか。なかなかに、これは酷いな。」
八重佳「やっば～、コピーしたときに自分のが混ざってたのかも。やばい。」
天童「・・・ふむ。敢えて反面教師として、晒しておくのも一手かもしれないな」
八重佳「むっむぐぅぅ～」
霧葉「あの、天童先輩」
天童「うん？なんだい、キミは確か・・・」
天童に自己紹介をするも、そういうことは本人が傷つくのではないかと伝える霧葉。
生徒会長に向かって啖呵を切っている姿を見た日向。
彼女は、隣の答案用紙がどややであることを気づいているにも関わらずやめてくださいと生徒会長にお願いする。
その姿を見た眞琴や日和、羽流は一般生徒としての意見を霧葉を庇うようにして生徒会長にテストの答案用紙を撤去するよう伝える。
思わぬ反発に生徒会長は副会長に撤去を命ずる。
八重佳「うぅ・・はぁ～い」
わーい完勝だー、と騒ぐも陽咲先生が突然現れたはつぶやく
陽咲「ふーん、完勝ね。どういう経緯で、勝利の余韻に浸っているのかしら？」
羽流「わわっ？あ、彩辻センセ？」
何があったのかを事情聴取されることを知っては、皆その場を走っては逃げていく。
陽咲「わ、ちょ、待ちなさいったら！」
――放課後。きりりさんが俺達のたまり場まで来てくれた。
羽流、眞琴、日和、日向、のいる場で霧葉改めて言う。
霧葉「わ、私・・・皆さんと友達になりたくて、ここにやってきましたっ！
眞琴「ほーう・・？」
羽流「ワオ！きりりちゃん、だいたーん！」
日和「わ、わたしも？あ、あの、逆にこっちがいいんですかって聞きたくなる感じなんですけど」
これまでのこと。ほんの数日の出来事ではあったが互いを良く知りつつも、自ら友達になりたいと思える人たちが見つかった霧葉。
恥ずかしくしながらも、喜びを分かち合う皆。結局この後先生に見つかるもあの騒ぎの処罰を肉体労働を課すことでカタがつくことに。
みんなでプール掃除を終えるも下校の時間。
眞琴「霧葉。私たちと更に深く、付き合うつもりはあるか」
眞琴「その気があるのなら、金曜日の放課後、付き合え」
と霧葉を秘密基地に誘うことにした。
そしてその放課後。
日和と日向と霧葉の３人で秘密基地にいくこととなった。どうやら先に二人は秘密基地にいってるようだ。
学校の屋敷を出て、家とは違う方向へ。砂利道に足を踏み入れては、やがて視界が開ける。
霧葉「・・・これは・・・こんなところに・・・小屋が・・？」
日向「ここが俺達の秘密基地だよ」
秘密基地を探索しては日和と一緒に楽しそうにする霧葉。
眞琴が現れるも霧葉に声をかける。
霧葉「・・・眞琴先輩？」
眞琴「・・学校内で無理して、お嬢様を演じているお前には己を曝け出せる場があっていいと思っている。」
眞琴「ここであれば、片意地を張る必要は全くない」
霧葉「・・・・っ・・」
眞琴「私に、友達になってくれと心の底から言ってくれたのは、お前が二人目だ」
眞琴「その純粋な心に、そして私を怖れず己に正直に行動した君自身に、私は敬意を払いたいと思う」
眞琴「だから私は、私のとっておきであるこの場所にキミを招待した。」
・・・・言いたいことを、まこ姉に全部言われた。
霧葉は思わず言葉がとまる。
眞琴「もちろん、新たに仲間を引き入れるには、ここにいる外の３人の承認を得るべきだが、問題はなかろう」
日和、日向、眞琴・・そして隠れていた羽流も霧葉を歓迎する。
そんな中、新たに友達となった霧葉。日向たちのより深まった絆と信頼。まだまだこれから先、末永く日向たちの日常は続いていく。
――というわけで、体験版のプレイは終了です。
短いと思われますが、実はどうやらもう一つ体験版が出るそうです。
いやー、もうストーリーが最高でした。はい。
最初はむちゃくちゃな先輩に女子生徒の素性調べてくれだのいわれて無理やりだなぁと思っていたんですが、そんな干渉もあってかこのようにより親密な関係を美少女と築けるなんて・・と思いました。
日常を楽しむためには多少のリスクも必要ですが、そんなちょっとした迷惑をかけては迷惑をかけた分、誰かを支えたりとWinWinで非常にバランスのとれた生活をするという、これぞ人生の楽しみ方！というのを教えてくれた作品でもあります。
R-18指定ですが、エロが全くない！と不満の方でもいざ始めて見てみればそんなことわすれているくらい良い作品です。
そしてあまりエロゲでは見られないアニメーション。絵がぬるぬるうごく！ということで体験版では３箇所動いてましたね。
そういえば選択肢がなかったわけですが、これまた終わってから気づきました。なのでちょっとしたアニメでも見てる感覚でプレイできるでしょうね。
イラストも背景もBGMも文句なしです。アニメ化されないんですかねぇ・・このゲーム。
ということで最後にはおまけのエロシーン。
ちなみにおまけは最初から見れます。桐生院 霧葉さんオンリーのエロシーンです。別の体験版では別の子のエロシーンが出るそうです。と体験版でいっておりました。
他のサンプルCGは公式サイトにて。
公式サイト
さみだれグローインアップ！GALLERYもしよろしければ、お手数をおかけしますが、最後に１クリックお願いします。(下のFC2バナー)
DMM.com 美少女ｱﾀﾞﾙﾄｹﾞｰﾑDL版
さみだれグローインアップ！
- 関連記事
-
EroticGamingZone
GameLeader
酒とエロ漫画の日々。
2016/5/7・・・成人向けエロ漫画(雑誌)関連の感想・レビュー記事投稿数は2300件超え。新刊のエロ漫画のレビューも多め。その一つ一つの記事が1500字を超える長文でありながら更新頻度はほぼ毎日というこれ以上のエロ漫画感想ブログは見た事がないというレベルの成人向けエロ漫画(雑誌)感想ブログ。
