現在はエロゲーの体験版、製品版の感想、紹介をしています。
主人公如月 修史 (きさらぎ しゅうじ)/ 山田 妙子(やまだ たえこ)警備会社・アイギスの裏の顔 “特課” のエージェント。こなした任務数と成功率は課内でもトップクラス。特に “武装の持ち込みが制限される極めて隠密性の高い潜入警護” を得意とする。着任からわずか 3年で特殊装備潜入部隊(通称・特装隊)の隊長に任命された。と、表向きは大活躍だが、それらはすべて “女装” しての潜入警護ばかり。隊長といっても隊員は修史だけ(上司はこれから隊員を増やすと意気込んでいる)。背も伸びて身体つきも男らしくなったので、いい加減 女装を辞めたいと思っている。だが意思に反して女装は熟練の域に達し、社内でファンクラブができているほど。上司に必死の直談判をして “これが最後の女装” という約束で今回の潜入警護に就く。もちろん偽名は今回も “山田妙子”。 久しぶりに上司の命で使うことになった。旧華族の血筋でクォーター、マルチリンガルで成績優秀なオリンピック強化選手という、上司の趣味を全開で盛りまくった設定を付けられている。
水無瀬 希望 (みなせ のぞみ) CV:橘まお身長:158cm 体重:42kg“免疫ゼロ” と言われる天然無垢な美少女。シャイでいつもうつむき加減に話し、友達がおらず教室ではいつもひとり。実は勉強も運動も何でもハイスペック。ぼっちで座敷童みたいな存在感なので、今まで誰も気付いていなかった。没落気味な貴族の出身で裕福とは言い難く、“特別奨学生” として入学している。他のお嬢様に比べたら普通であり、一般入試組から見たらお嬢様という微妙な立場。そのため孤立気味だったが、同じように孤立していた修史と仲良くなる。ふらりといなくなって、またふらりと戻ってくるなどの行動が多い。自主的にあちこち掃除したり、花壇の世話をしたりしているらしい。修史が生徒会長に立候補すると、みんなを仲良くさせるためにと全面的に協力してくれる。
眞木 莉里 (まさき りり) CV:青山ゆかり身長:165cm 体重:44kg次期生徒会長の最有力候補で、“学園委員会” の委員長。男装の麗人で、授業中以外は校則違反のズボンをはいている。 先生たちも黙認する勢い。“百合様”(りり→リリー) と呼ばれており、委員会も “姫百合会” と呼ばれ人気がある。修史が掲げる、みんな仲良く的な提案に対しては鼻で笑う感じ。実家は下町のケーキ屋で、意外と家庭的。それだけに貴族的なソサエティである “淑女同盟” とは明確に敵対している。まじめで融通が利かない性格だが、嘘と裏切りを何より嫌う好人物。大家族の長女なので責任感が強く面倒見が良い。 おかげで気付けば委員長になっていた。学園では委員長、家では弟たちの面倒に家業の手伝いと大忙し。本人は普通の女の子のように遊んだりおしゃべりしたりしたいと思っている。
土屋 真愛 (つちや まな) CV:奏雨身長:163cm 体重:45kg学園理事長の孫娘で、“淑女同盟” の盟主。 学園の支配者と言われている。推薦入学で成績は壊滅的だが、噂話と社交にかけては右に出る者はいない。根は悪い子ではなく、人の噂話などもカワイイもの。甘やかされて育ったため おバカでワガママ。 本能と美貌だけで生きている。その美しすぎる容姿から、セレブモデルとして活躍している。雑誌の表紙を飾ることもあり、最近ではテレビに出ることも多くなった。しかしそれらが学園の品位を下げていると、さらに委員会との対立が深まっている。学外にファンクラブを持ち、そこからも人を動員できる。
ソーニャ・カシチオール CV:くすはらゆい特別奨学生として留学してきた少女。クールで口数が少ない。 日本語が完璧でなくちょっとカタコトになる時も。淑女同盟で働くメイドのひとり。
富金原 麻衣 (とがねはら まい) CV:あじ秋刀魚淑女同盟で働く真愛の専属メイド。クールでちょっと意地悪な性格。そのため希望からは “いじわるさん” と呼ばれて敬遠されている。
風巻 楓 (かざまき かえで) CV:桃井穂美学園理事の娘でもある女教師。修史に依頼をした人物として、みんなを心配している。学生からは親しみを込めて楓先生と呼ばれていて、大人の魅力は学園随一。
桂 光司郎 (かつら こうしろう) CV:O・シコルスキー学園の出資者である理事会の一人。 その中でも最年少の男性。あらゆるメディアに出演し、イケメン社長として有名。 学生の中には彼目当てで入学した者も多い。学園のブランド化を推し進める改革派であり、伝統を守る保守派とは対立している。
部長 (ぶちょう) CV:岡崎優修史の上司。 アイギスの裏の顔・特殊要人護衛課の課長だったが、部長に昇進。修史の活躍もあり “特課” は表舞台に出て、特殊任務部として規模が拡大している。ちなみに修史も特殊任務部の隊長に昇進しており、晴れて 女装+潜入 が専門ということに。相変わらず修史に女装をさせ ハァハァする変態さん。
Hシーン体験版でのHシーン無し
ストーリー高級ブランドが軒を連ねる通り沿いに海外老舗ブランドの東京店がオープン。店はPRのためにオーナーの孫娘がやってくることを告知し、当日はセレブな彼女を一目見るために、朝から多くの報道陣とファンが詰め掛けていた。孫娘のクリスタが姿を現すと、店の前が一気に華やぐ。クリスタ様素敵、とファンの人々が叫ぶ。一族のDNAに刻み込まれた彼女の代名詞ともいうべき髪色は、世間でクリスタカラーと呼ばれていた。目にかかる長い前髪に触れながら、集まった人たちに手を振るクリスタ。PRイベントが華々しく始まるも、すぐに見物人の後ろの方で騒ぎが起こる。金髪の男が、クリスタの名を呟きながら警備員の言葉を無視しながらも、ムリに前へ出てこようとしてきたのだ。大きな悲鳴が、周囲に響くも襲われそうになったクリスタは、笑みを浮かべたまま大男の腕をとって体をひねり、道路にたたきつける。クリスタかと思われたその人物は、ガーディアンと呼ばれる粗暴な輩からターゲットを護る者だと語る。ガーティアンは暴漢の身柄を確保したことを連絡し、無事にミッションを終えて帰還するのである。その後、変装したガーディアンが立ち去った後に、一部始終を目撃していた人たちによって情報が拡散され、世界中で大騒ぎになったのは、言うまでもない。ネットを見ても、テレビを見てもクリスタに変装していた謎のガーディアンについてのニュースばかり。ガーティアンと呼ばれる人物が部長に呼ばれて部屋に入るも、自分の姿が大画面モニターに、先日の自分の活動が映し出されていた。思わず変な声を出してしまったのだが、このクリスタは、男である主人公、如月 修史 (きさらぎ しゅうじ)が変装したものなのだ。一般家庭から一流企業まで、幅広く警備を行っている警備会社「アイギス」。その中でもここ特殊任務部は、警察を信用できない特殊な要人の護衛を請け負っている。時には非合法に銃器の装備を行うことがあるので、世間には全てを明らかにしていない。修史はその部署で特殊潜入護衛課に所属するエージェントで、コールサインはシールド9。今回のクリスタの護衛任務は、妄信的なファンがイベントに来て彼女に危害を加える危険性があり、隠密で護衛して欲しいと依頼されたものだった。この特殊任務部には前身があり、そのときの名は、特殊要人護衛課。修史の女装潜入捜査などが評価されて、規模が大きくなり、課から部へと昇格したのだ。その際に課長は自動的に昇進して部長へ。修史も特殊潜入護衛課の特殊装備潜入部隊、通称「特装隊」の隊長として、相変わらず隠密性の高い、潜入警護を行っている。不満があるとすれば、特殊装備というのが今の所、先日のクリスタの任務のように女装任務を指しているということだ。何故、修史の仕事はこんなのばっかりなんだろう。と思っていると部長が修史の女装姿を褒める。怒りと呆れが混ざり合った避難を修史はするが、部長は気にした素振りもなく画面を見ている。社内は今この女装の話題で持ちきりで、先輩達に弄られまくっているのでうんざりしている。と、そんなことは今どうでもいい。修史は部長が何故ここに呼んだのかを問うのだが、殴りたくなるような返しをされるも、気持ちを抑える。これでも一応部長は修史の上官。しかも孤児の修史を引き取り、家族としての愛情を持って育ててくれた親のような存在でもある。修史に女装させてハァハァするという最悪な趣味を持つおっさんでも、流石に殴ることまではできない。女装が嫌な修史であったが、アイギスはこれまでの修史の功績を高く評価している。だから着任からわずか三年で部隊長にも任命された修史。部長曰く女装任務に他にいい人材が見つからない。修史はこなした任務の数も成功率もトップクラスで、女装も熟練の域であるからして、今日、部長が修史を呼んだ理由をここでやっと話してくれた。テレビ番組が映し出されていたモニターが切り替えられて、巨大な学園のような場所の鳥瞰図が映し出された。ここが次の任務地ということだろうか。そう修史が思っていると、部長が修史の思い通りの展開へと事を進める。今回のシールド9には、きわめて隠密性の高い潜入捜査及び事件解決をしてもらいたい、無論、女装で。ということだった。修史が嫌だと駄々をこねても、もう引き受けてしまったということで断ることもできないのだという。今度が最後だからと言う部長には念書を書かせる。ようやく最後の女装任務ということもあってか張り切って今一度任務の話を問う修史。今回の任務はこのモニターに映し出された学園、紫法院学園に潜入することだ。かつては東のテレジア、西の紫法院と呼ばれるくらいに有名だったお嬢様校。今はだいぶ一般の子も入っているとのことだ。女子校への潜入は私立セント・テレジア学院以来だが、任務遂行の為に努力してほしいとのことだ。(テレジアは修史が初めて女装任務で潜入したカソリック系のお嬢様校。)それで肝心の護衛対象は誰かと問えば、なんと部長は生徒全員を護衛しろと言い始める。流石にムリだと修史が言うも、工作員を何名か紫法院に潜入させているとのことだった。いないよりかはマシなのだろうが、それでも全員を護るには頼りないというのが本心だ。しかも任務の性格上、誰なのかは教えられないということで、連携がうまくとれない状態から女装任務を始めることになる。無茶な任務は今に始まったことではないが、基本的に修史一人で生徒全員を護らなければならないということに変わりない。そもそも今回の依頼はどういったものなのかと部長に問うと、紫法院学園に、目的不明の脅迫状が届いたとのこと。手紙の内容は二ヵ月後の生徒会選挙で生徒会長に選ばれた者を殺す。そういった殺人予告。学内の生徒会選挙なら、イタズラの可能性も考えられるが、脅迫状が届いた以上、学園側も動かざるを得ない。しかし修史はこの脅迫状に違和感、引っかかるものがあると考えていた。例えば選挙とは大抵、有力候補者がいるものだが、その人の名前が脅迫状に書かれていないのは、何か意味があるのだろうか、とか。テレジアのときのように、犯罪組織が関わっているとはあまり思えないが、アイギスが仕事を請け負ったということは、事態は複雑なのか?とか。詳細については、依頼者の理事長に会って話を聞いてくれとのことだ。修史は有力候補者の身辺を調査しつつ、脅迫状を送った犯人を捜して解決を目指せばいいとのかと部長に確認するのだが、それだけでは不十分とのこと。部長は生徒全員を確実に護る方法として、二ヵ月後に迫る生徒会選挙で、修史こと、山田妙子が、生徒会長に当選することだと言い始める。ようはシールド9が生徒会長になれば、狙われるのは修史。他の生徒の安全を確保できるということになるので、確かに生徒全員を護ることはできるのだが、転入生がたった二ヶ月でお嬢様の人心を掌握して、生徒会長になれるのかという問題が生じる。あまりの無茶ぶりに無茶苦茶だと修史が思うも、部長は決定事項と一言。もはやどうしようもなく、ただ女装任務が最後であるということを救いに、任務を開始するのである。学園内に潜入しては理事長から詳細を聞き、早速脅迫状について知っている人物との接触を開始。ここから修史は二ヵ月の間で生徒達の心を掴み、生徒会長となりて生徒達を護らなければならいのであった。と、体験版ではこの後、シールド9こと修史と共に協力することになった捜査員と共に犯人から生徒を護りつつ、生徒達とよりよい関係を築き上げていかなければならないというのでこれはかなり大変なものだなと思います。女装任務というか脅迫状がきてからというもの、生徒達にはそのことを一切知らせずに上手く護るために立ち回らなければならないので、それぞれの生徒達の意見やら意思で散らばっていったりするので、修史はそれを一人も見逃さずに対応しなければならないという・・。体験版の終わりには確かな殺気と共に本格的に犯人からの攻撃が始まるので、結構命がけだったりします。学園内からこうしたことが起きるということは、もう犯人は生徒なのかなとも思えますし、もしかしたら仲良くなった生徒の中にもワンチャン犯人がいるという可能性があるので恐ろしい。こう見ると恐ろしい事ばかりに思えるのですが、それでもお嬢様校という事もあってかヒロイン達の会話シーンはとても平和的です。いかにもなお嬢様キャラがいれば、本当にお嬢様なのかなーと思えるような人もいたり・・不思議な学園です。全体的に一通りキャラ紹介と、ストーリーの序盤の内容が詰め込まれた形になっており、シナリオは理解しやすいかどうかと言えば、ややゲーム用語があるので、きちんとテキストを見ていないと何の事やら・・となってしまいます。しかしながら、そういった用語を別に理解せずとも、ストーリーはどのように進んでいるのかという事はある程度わかるように作られているので、特に心配ないかなといった感じでした。後思ったことと言えば、1枚絵がかなり多いですね。選択肢選んだ後にほぼ新たな1枚絵がぽーんと出てくるという。もちろん使いまわしもありますが、それでも結構な量の1枚絵があったかなと思います。結構エロ以外にも力いれてる感じですね。Hシーンがなく若干不思議に思ったものの、学園に入って間もないですし、しかもそこまで親しくもなっていないのでこれはHシーンを体験版のストーリー中に入れるのは確かに違和感があるという風に思えますね。ただ強いて言えば、オマケ要素で一部見せて欲しかったかな・・という思いでした。テキストは下固定の白文字。サイズの大きい文字なので見やすかったです。ゲームの操作性は問題なく、体験版を終えることができました。ゲームの内容の傾向としては、癒し系、スリリングな展開、萌えゲー、所々コメディ要素があります。
7,631円