みつかご

　　　感想　　　　
優しかった主人公は・・
体験版では学生会の会長を務める天条 舞(てんじょう まい)の為にわざわざ重い荷物を持ちながらちょっと男ながらに情けない姿を晒すという好感の持てる心優しい主人公という感じで始まる。そんな優しい主人公である龍くんは舞さんに気があり、まさにこうして身体を張って荷物運びなんてしているのが良い証拠と言えるでしょう。そんな舞さんも家の事がなければ己の本心を龍くんにぶつけられるであろう、そんな友達以上、恋人未満の親しい関係であり、それなりに楽しい学園生活を送っているようでした。一緒に帰ろうとか話してるときに気になる人の話題になっては、カメラに関して詳しい龍くんである事を示唆するようなヒント与えているところとか羨ましいくらいような会話シーンも。
そんなリア充な日々を送っていた龍くんが豹変したきっかけとなるのが、つい自分の大事な宝物である三脚付きのカメラを学園に置き忘れてきてしまったことから始まり、集会の映像が撮れているかどうかを確認しようと予備のバッテリーと交換し昨日の集会の映像を再生したときだった。何故か女の子と教師が性交している映像が映し出されてるのである。そして女生徒と淫らな行為をしていることがばれてしまった教師に龍は呼び出されて、女生徒の奉仕により快楽を与える代わりに口封じをしようと試みるが、ある意味では口封じは成功したといえるのだろうか、今後は女生徒、柏木 ゆかり （かしわぎ ゆかり）を性奴隷として共有させてやるから黙っていろという事でカタがつきます。この時からもう既に龍くんはおかしくなってしまったのでしょうか、頭ではダメだと思っていてもいざ迫られると己の性欲と支配欲を抑えることが出来ずに奴隷とご主人様のような関係になっては人目のない所で性交を繰り返すのである。・・と、ここから眠りしドSの本性に目覚めてしまった主人公の調教タイムが始まっていくという内容でした。
なかなかどうして慣れというのは恐ろしきかな、ゆかりさんも最初は目的があって体をわざわざ好きでもない男に捧げたはいいが、それからというもの教師と生徒という禁断の関係に興奮し、そして苛められることにも興奮するというかなりの変態になってしまったというかなりのマゾッ気のあるキャラだという印象。こうしろと言えば主人の命令に従うその姿は見る側としても心地よさのあるほど役をこなし、その身を持って快楽に正直であり続けるというHシーンは素晴らしかったです。
それと一部Hシーンではアニメーション化しておりまして、ぬるぬると動いておりました。具体的にどんな動きしてるかは公式サイトを見る方が早いですが、アニメーションの項目をクリックしキャラを指定すると音量が流れ、自分のように部屋中に喘ぎ声が響き渡りて恥ずかしい思いをするという事になりかねないので注意が必要です。
それとHCG率が100%というもので、確かに体験版を全てプレイし終えた後に確認してみればちゃんと全部Hシーンだったな・・と確かなものであることがわかります。
げっちゅさんの体験版では他にも一部の登場キャラによるHシーンを見る事ができますが、本当に狼に目覚めた男のする事は無限大と言わんばかりの内容でしたし、本作では調教シーンをネット経由で公開するという徹底的に悪墜ちした鬼畜主人公とその主人公の手によって快楽に溺れるヒロイン達を見る事が出来るという事で、実用性があるという公式の言い分は間違いないと思います。

以上で感想を終わります。ありがとうございました。
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