冥刻學園受胎編「お願いします……先生の精液で、私達を助けて欲しいんです！」ルネ体験版感想、紹介

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冥刻學園受胎編「お願いします……先生の精液で、私達を助けて欲しいんです！」ルネ体験版感想、紹介

今回はルネさんより2016/03/25に発売される、冥刻學園受胎編「お願いします……先生の精液で、私達を助けて欲しいんです！」の体験版をプレイしましたので、紹介と感想を書きたいと思います。

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キャラクター紹介
ストーリー・紹介・感想
改善して欲しい箇所
Hシーン(体験版)

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SD画
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ゲーム購入リンク

製品情報
ブランド	ルネ	定価	￥8,800 (税込￥9,504)
発売日	2016/03/25	メディア	DVD-ROM
ジャンル	お嬢様学園が突然発情空間になる孕ませADV	JANコード	4540481003122
品番	MGGW-0156	原画	ブッチャーU
シナリオ	鳥山仁、小林教、Haruya、和知まどか	音楽	-
アーティスト	-	作詞/作曲	-
サブジャンル	アドベンチャー	カテゴリ	学園、先生と生徒、発情、中出し
店舗特典情報：公式サイト

キャラクター紹介

伊集院真矢（いじゅういんまや）
身長：158cm　　スリーサイズ：B89（E） /W58 /H85
学園の優等生であるお嬢様。
何事にも素直でやや天然気味、誰からも好かれる性格。
テニスが得意で、中学では全国大会に出場し、現在も頭角を現している。
家はもともと中流階級だったが、事業が波に乗って成り上がった。
その際、両親は家庭を顧みない生活を送っていたが、
向かいに住んでいた主人公が彼女の面倒を見ており、兄として慕われている。

神宮寺桐華（じんぐうじきりか）
身長：168cm　　スリーサイズ：B93（G） /W57 /H89
神宮市を作った歴史ある家系の少女。
神宮学園には珍しい素行不良者で、周囲から怖がられ孤立している。
シスター・エリにも案じられているが、大人に対して反発心が強く素直になれない。
無理やり学園に入学させられるなど、やたらレールに敷きたがる家を嫌っている。
反抗的だが根は良い子。

田所葵（たどころあおい）
身長：147cm　　スリーサイズ：B84（C） /W56 /H85
普通の家庭から試験で奨学金入学した努力家の学生。
礼儀正しく人懐っこい性格だが、周囲との金銭感覚や身分の違いにコンプレックスを抱いている。
母を亡くしており片親で、数人いる弟たちの世話をしていた。
学園を卒業したら通訳の仕事で稼ぎ、家計を助けようと考えている。

帝螢リオ（ていけいりお）
身長：162cm　　スリーサイズ：B86（D） /W58 /H90
政界にも影響力を持つ、製紙会社を中心とした帝螢財閥の令嬢で、現生徒会長。
学園のアイドルであり高飛車。自意識過剰でワガママな性格。
由緒ある家系はその歴史と実績に敬意を表し、誇りを持つべきという精神を持つ。
表向きは優等生を振る舞っているが、他者を信用していない。

黒須玲奈（くろすれいな）
身長：157cm　　スリーサイズ：B90（E） /W60 /H89
黒魔術に精通しているオタク女子。
根暗で友人がおらず、しゃべるとよく噛む。
魔術オタクなので、その手の話題を振るとドモりながらも饒舌になる。
有名な新薬開発会社の娘だが、家の期待を重荷に感じてオカルト趣味に逃げ込んでしまった。

二条静恵（にじょうしずえ）
身長：172cm　　スリーサイズ：B95（H） /W59 /H92
名門・神宮学園の有能な学園長。
仕事に関してはプロフェッショナルで、自分の考えていることや意図はあまり語らない。
今回、教え子である主人公を学園に呼び寄せ、新任教師として赴任させた。
学園を襲う怪異現象に対抗する手段として、様々な魔術を使うことが出来る。

狭間エリ（はざまえり）
身長：169cm　　スリーサイズ：B93（G） /W60 /H91
母性あふれる面倒見の良いシスター。
礼儀正しく、いつも笑顔を絶やさない聖母のような人格者。
誰に対しても敬語だが、親しくなると多少砕けたような一面も見せてくれる。
学園長ほどではないものの、簡単な魔法であれば使用することが出来る。

下記のプルダウンメニュー（▽キャラクター選択▽）からお好きなキャラクターを選択後、メニューの右側の送信ボタン（紹介文を見る）をクリックすると、テーブル左側に指定のキャラクター紹介文が表示されます。

※ボタンが機能しない場合は、スクロールバーで閲覧可能です。

△メニューに戻る△

ストーリー・紹介・感想

冥刻學園受胎編「お願いします……先生の精液で、私達を助けて欲しいんです！」の体験版では、姓名変更可能な主人公、浅田　真（あさだ　しん)が有名なお嬢様学園に赴任し、自分以外全て女性だらけのお嬢様学園を舞台に物語が進んでいくというものになっています。
学園ハーレムモノ・・と言えば聞こえはいいかもしれないですが、実はそんな呑気な事を言ってられるような余裕もなくなってくるというような内容で、場合によっては学園の女子生徒が死に至るやもしれない。というような人の命がかかったエロゲーなのである。しかし命がかかっているからこそ、自分の意思で好きなヒロインを優先的に犯すことは容易で、全ては自分次第・・というような優越感に浸りながらひたすら女子生徒とHなことをすることができるのである。

気づけば見覚えのない場所に主人公、浅田　真（あさだ　しん)は居た。どうやら真は保健室のベッドに寝ていたようだ。完全に目が覚めると同時に「あら、起きましたか、浅田先生？」と真の名前を呼ぶ声が聞こえてくる。周囲を見回すと一人、修道服を身に包んでいる女性が真を見ていた。シスターが真にだいぶ疲れていたようですね。と一言つぶやくのだが、「あ、ああ・・そう！そうですね！」とこの場所に来るまでの事を思い出す。真は学園に着くなり、保健室へ担ぎ込まれる事態となったらしい。初めての面接で緊張しすぎてしまって、二日も食事が喉を通らず、しかもこの学園は高地で来るだけで疲れるような場所なのだから、心身ともに疲労が祟ってしまったのだった。臨時とはいえ、今日の真には就職面接という人生の重大事が控えていたというのに、来て早々このような事態になるとは・・。少子化のせいで、教職の枠がそれほどない今では滅多にないチャンスだからこそ逃したくはない。真の目の前にいる狭間エリ（はざまえり）という学園のシスター長に時間を聞いては後20分で面談が開始される5時になると聞かされ、待たせるわけにもいかないと考えた真はすぐに準備をし始め、狭間さんに向かって深々と頭を下げてから保健室を後にした。

面接の直前に空腹で倒れ、介護してもらうなんて有り得ない。そんな大失敗をしてしまった中で、唯一の救いは、早めにここまで来たお陰で時間に遅れていないことぐらいだろう。それでも、二条先生から怒られるのは間違いない。考えただけで気が重くなるが、自分自身に言い聞かせるように独り言をつぶやいてから、学園長室に向かって歩き出す。大学の教育学部を卒業して教員免許を取得するも勤め先が見つかった真は塾講師をしていたのだが、そんな真に恩師である二条静恵（にじょうしずえ）先生から教職の斡旋があったのは数日前の事だ。もっとも、勤務はいわゆる普通の学校ではない。神宮学園という、日本でも指折りのお嬢様学校で、本来なら僕のような立場の人間は中に入ることも許されない空間だ。そこを恩師である二条先生のお陰で、何とか面接までこぎ着ける事ができたのだ。学園内の様子を窺いながら学園長室に到着した真は、立派な扉をノックした。

先生と直接顔を合わせるのは3年ぶりだろうか。相変わらず美しい。相変わらずなのは美貌だけでなく、毒舌もだった。二条先生と軽く会話をした後に、彼女は「明日からこの学園の先生。気を引き締めなさい。」と先ほど会話していたときとは変わって真剣な面持ちになる。こんな表情をしたのは彼女が僕の担任として高校を訪れたとき以来かもしれない。クラスの異様な雰囲気を察してそうなっていたのだろうが、ひょっとするとこの学園にも何か問題が起こっているのだろうかと考える真。そんな予感がしつつも二条先生から初任者研修についての説明をされ、この学園では3年間を基本的にこの敷地内で過ごすことになると説明される。許可無く学園外に出ることは禁じられているとのことだ。しかし、何故そんな所に自分を呼んだのかさっぱり分からないまま、後々説明すると言われてしまう真である。

二条先生との会話も終え、学園長室を後にする。空腹だった真であったが、食堂や売店は使えずに自炊でしか空腹を満たせない。用務員室であれば台所もあるだろうし、食材さえあれば料理もできるはず。と用務員室に向かう真。お嬢様学園の用務員室は想像よりも広かった。しかし、豪華で洋装な他の設備に比べると質素な感じだ。しばらく寝起きする部屋に、どうやらエリさんが先回りしてくれていたらしい。料理を作ってくれるとのことで、ありがたく頂く真。真は明日からの教職勤務に着たいと不安と抱きながら、久方ぶりの食事を一気にかきこんだのだった。
気づけば朝を迎えて、部屋の前から二条先生の声が聞こえてきたので部屋の中に入れる真。挨拶をした後に今日のスケジュールについての確認をしようと真が質問するのだが、そのことで今日いきなり授業を始めるのは難しいとのことで、まずは今担任不在のクラスが一つあるから、そこの様子を見て欲しいとの事だった。

生徒の監視役が一人もいない場所を作るのもまずいと説明され、真は1年A組を任されることに。真は二条先生からもらった1年のクラス名簿に目を通し、生徒の名前を暗記してから内線用の固定電話に手をかけ、エリに甘えながらも任された1年A組のクラス委員長である西園寺亜紀と共に教室に向かうことに。学園についての会話をしながらも教室の前に着くと予鈴がなり、生徒達がホームルームの始まる各々の教室へと入っていく。隣にいた西園寺にふと気になった事を聞いてみた。「そういえば、前の担任の先生はどうしたの？」と。西園寺曰く前の担任の先生は、一週間前にいきなりここを辞めたとのことだった。何でもエリ先生からはお仕事の都合・・とまでは聞いていると会話をしているときに、真の眼前に急ぎ気味で教室へ入ろうとした女生徒が、真の顔を見て動きを止めた。
「お兄ちゃん？」
その女生徒は、聞きなれぬ言葉で真を呼ぶと、初対面とは思えない程顔を近づけてきた。記憶に間違いなければ真は一人っ子で兄弟も姉妹もいない。気になって名前を聞いてみると、隣にいた西園寺が伊集院真矢（いじゅういんまや）と彼女の名前を教えてくれた。「昔、近くに住んでいたでしょう？」と言われ思い出そうとするが結局思い出せずに「正直に謝る(選択肢2)」真。本当に覚えていないと知った伊集院は寂しげに昔の事だし・・と仕方無さそうにするが、１つお願いがあるといわるも、自分の事を真矢と名前で呼んで欲しいとの事だった。流石に生徒を名前で呼ぶのはどうかと思ったのだが、どうしてもとお願いされた真は、真矢と名前で呼ぶとニコリと微笑む真矢なのであった。

体験版ではこの後、エリ先生が作ってくれた弁当箱を返却するに当たってついでに校内も回って置こうかと、右の画像のようにマップが表示され、好きな場所に移動できる。一通り、ストーリーが進むまでに全ヒロインと挨拶を交わす事ができます。
一定の人数のヒロインと会話をした後に、より詳しくヒロインについて説明してくれる二条先生が学園長室でお待ちかねなので、気になるヒロインが選択肢に出ているときは優先的に選んでいきましょう。
(※といっても、この選択肢も全てのヒロインについてきちんとより詳しい情報を二条先生が教えてくれるので、選択肢で悩む必要性は特にありません。)
全てのヒロインを一通り見終わった後に、物語が一気に進んでいきます。

真はいつものように眠りにつき、再び朝を迎えようとしていた時だった。悪寒と耳鳴りで、深い眠りから意識が浮かび上がっていくのを感じる。じわじわと精神に毒気のようなものが侵食していき、自分の心が変えられていくような・・。体調でも崩したのかと思いながら、身支度を整え始める真。その時に気づいたのだが、いつもより高めの湿度の他に、形容しがたい甘ったるい刺激臭が鼻を突くのに気づく。周囲を見渡して発生源を確かめようとしたが、どこを買いでも同じ臭いがする。校内を歩き回っても同じような臭いがしていた。昨日は色々あって日誌を教室に忘れてしまった真は、自身の受け持つクラスへと向かうべく、階段に足をかける。
教室に入るも、まだ登校時間には早いというのに、女生徒の姿が見えた。西園寺と日直の二人が既におり、西園寺は日直のお手伝い。いつもこれくらいの時間に登校して、花の水替えや教室内の備品整理などをしているとのことだった。面倒だとか、嫌だとか、そんな感情をみじんも出さずに西園寺は微笑む。

そんな中、西園寺が真に隅に置いてあったクラス名簿を手渡してくれた。情けないなと思いながらも、今日はなんか変な香りがしないか？と西園寺に問いかける。しかし西園寺は別になんとも感じないとのことで、僕だけなんだろうかと思いながらも名簿を取ろうとする。
「？」
彼女は笑ったまま、名簿を手に添えている。真が引っ張っても微動だにしない。西園寺の名を呼んだのだが返事もせず、笑顔も崩さない。が、突然西園寺が手を離し思わず尻餅をつく真。その姿を西園寺が見下ろしながら、真の腰を心配するのだが、「これからたっぷり使っていただくんですから」と不思議な事を言い始める。「この学園にきてから何かが足りなくて自分を慰めて・・」とどこか焦点が定まらない様子で、ぶつぶつと独り言のように何かを呟いている。「ようやく、先生が現れてそれが解ったんです」と呟く西園寺。真は西園寺の名を呼ぶも、気づけば今日日直と告げられていた北大路、龍ヶ崎の2名がいた。彼女たちも西園寺と同じように妖しい微笑みを浮かべ、出口を遮る形で真の背中越しに立っている。何かがおかしいと感じた真は女子生徒たちから距離をとろうとするのだが、そこへ西園寺が抱きついてくる。とても女性の力とは思えない程のもので、びくともしない。北大路、龍ヶ崎も微笑みながら迫ってくる。そこへ西園寺が「先生は、どうして私とセックスしないのか」と唐突に彼女の口から、この学園の生徒が絶対に口に出さないであろう言葉が飛び出した。真に聞こえていないと勘違いしたのかもう一度、セックスという言葉を使っては、先生、つまり真と性行為をするためにこういう事をしているんですと言い始める西園寺だった。

3人とも精液が欲しいと言い始めて、真が何をいっても聞く耳を持たない様子だった。ついには身動きがとれなくなってしまい、女生徒達に下半身を晒してしまうことに。3人の女生徒を相手にしなければならなくなった真は射精をしてしまった後も、女生徒は解放してくれずに再び性行為を繰り返そうとする。理性の障壁に、ひびが入っていき、逃げられないのと同時に真は「抵抗する気力を失った。(※選択肢1)」どんな言い訳をしても、射精してしまったという事実に変わりは無い。それに、警察に事情を説明したとしても、女生徒から襲われたという話を信じてくれないだろう。残された唯一の道は、彼女達の言いなりになって、秘密が露見しないようにお願いをする事ぐらいだ。先ほど射精したのが嘘みたいに再び勃起する。遂に女生徒とセックスをして膣内に精液を流し込んでしまった真。西園寺との相手が終わるも、体力的に持ちそうにないと考えていたときのことだった。幸いにも手を拘束していたベルトがいつの間にか緩んでいた。不意をつけば教室から出られる距離だと考えた真は、扉を蹴破ってでも脱出しよう決意した後、タイミングを見計らってようやく彼女達から逃げ出すことに成功する。ズボンがずり落ちてくるが、気にする暇はない。そこへ突然後ろから声をかけられ、真は心臓が飛び出るほど身体を震わせた。

声のする方を向けばそこには真矢と黒須玲奈（くろすれいな）の姿が。二人はこの状況について理解しているのか、学園の女生徒の様子がおかしいとのことで、一旦教職員室に逃げ込むことに。その後二条先生かエリ先生を見つけて、指示を仰ぐことを優先するとのことで、二人を連れてなんとか教職員室に逃げることに成功する。しかし、そこでもまた同じように真を見つけては襲ってくる者がおり、結局逃げ回ることになってしまった真であったが、現生徒会長である帝螢リオ（ていけいりお）が現れては、狭間先生が保健室にいるということで、女生徒を連れて保健室に向かうことに。しかし保健室にもう少しでたどり着くという所で、連れていた女生徒たちも次第に様子がおかしくなり、真を襲おうとする。しかしそこへ二条先生とエリ先生が現れて女生徒達を気絶させてくれたお陰で、なんとか助かったものの、ひとまず生徒達を連れて保健室に入って身の安全を確保することにしたのである。

何人もの学生が倒れるほど発情する事態が何故起こっているのかを二条先生とエリ先生に真が質問する。その前に真は性的な意味で教職員や生徒に襲われたりしたかどうかを問われ、素直に「はい。」と答える真。やってしまったものは仕方が無い、例え自分の意思でなくても・・と真は正直に答えた後に、「不適切な行為をしてしまった自分が言うのもおこがましいんですが、教師を続けたいんです。何とかなりませんか」と二人に必死に訴える。が、あっさりと二条先生は構わないと答え、同時に条件があるとも言った。今からする話を真剣に受け止めて欲しいとの事で、耳を傾ける真。今朝目を覚ましておかしな感じがしなかったかという質問にはおかしな感じがしたと答え、気持ち的に変わったことはありませんでしたか？という質問には女生徒に襲われたときに興奮してしまい、頭ではわかっているのに体が勝手に反応してしまったと答える真。
そこで二条先生は「冥刻」と呟く。二条先生はそれを冥刻と呼んでいるらしく、数ヶ月前から、この学園に現象なのだと語る。冥刻の流れ込んだ時間、本来私達の世界にあるべきではない世界の空気。現に二条先生たちは学園を襲うこの冥刻に対し、様々な魔術を真の前で使って助けてくれた一件がある。しかしどうしても理解が追いつかずにいた真に対し、二条先生は話を続けるのだ。冥刻は周期的に発生しており、徐々に現実を侵食し始めている。今は、三日周期くらいで、前よりも短くなっているらしい。侵食されるとどうなるのかと言えば、見ての通り理性のたがが外れて、肉欲に支配されてしまうといったものなのだという。原因も不明。個人によって進行の度合いはまちまちなのだが、既にこの学園の多くの在籍者は性欲を全く制御できない状況に陥っている。それに一番厄介なのが時間が経てば冥刻の影響が日常生活にも及ぶのだ。冥刻がこなくても理性が保てない状態になる場合があるとの事で、その衝動に逆らって耐えようとすると、最悪の場合死に至るとの事だった。無茶苦茶な話に慌てる真だったが、「残念だけど、事実なの」という二条先生の言葉に「証拠は？」と言えば、「その証拠の為に、この学園の誰かに死ねとでもいうの？」と返されてしまう。二人は真剣そのものだったし、真も同意した以上はそれに付き合わねばならないのだ。

二条先生の話が本当だったとしたら・・と性欲に逆らわなければ死なないのだろうかと質問すると、半分正解と言われる。残りの半分は一体何か。二条先生は精液と答える。オーガズムによって得られる満足感は一時的にその衝動を抑えることはできるものの、根本的な解決には至らない。それを真に抑えるには自慰行為ではなく、異性間でセックスをして、精液を子宮に取り込むことによって解消することができるのだという。しかし、このままでは学校にいる生徒は全滅してしまうのではないか、何故なら男が真一人しかのだから。そうつぶやくと二条先生は、その事態に耐えられなくなったからこそ、真を呼んだのだという。
自分が呼ばれた理由、それは二条先生が昔の自分を良く知っているからこそ適任者が僕だったのだろう。見ず知らずの男に頼むというのも先生としては避けたかったに違いない。しかしそれこそ警察に頼めばいいのではないか・・と話すのだが、昨日の雨で、この学園へ通じる道が土砂で埋まってしまったとのことだ。元々全寮制の学園だから大した問題ではない、と二条先生が言う。それにこの学園の体裁を守る為でもあり、何もわかっていないこの状況の中で、外部へここの事情が漏れるのは非常に危険だという。政界にも影響力のある両親の娘達が、不可思議な現象とはいえ、情欲に溺れ、性を貪る姿が世に出れば・・と考えると二条先生の言い分も理解できる。病気で感染する恐れがある可能性も否定はできない。ならば・・と真が生徒達にしてあげられることと言えば、生徒達と性行為をしてその子宮に精液を流し込む他ないのだ。二条先生もいつの間にか真自身に魔術をかけたらしく、それは精力を増加させるというもので、この事態に陥ったときに搾り取られて真が死ぬという事を避けたかったから、エリ先生が作ってくれた食事に少しだけ細工をしたのだという。それに真が行う性行為についても秘密裏に処理するとの事で、もしもの事があっても私達が責任を持って処理をすると真剣に答える二条先生。それに付け加えてエリ先生が、冥刻での発情状態が、そうでない時にも発作的に発症してしまう事があり、そうなってしまうともう手遅れで、生徒は死に至るのだという事だった。

こうして真はこの学園で今、定期的に訪れる謎の現象によって、生徒や職員達が我を失い性欲に溺れ、欲求を満たさなければ命にかかわるという事態を解決すべく、その根本的な解決に至るために必要な、真自身の精液を彼女たちに与えなければならないのであった。

具体的なストーリーはこんな感じです。後はゲームを進めていく上で、冥刻になったら学園全体のどこかにいるヒロインの居場所を選択して、左の画像のように精力ゲージと行動回数を身ながら、発情したヒロインのもとへ向かいHをして救うというものになります。二条先生とエリ先生が言っていた冥刻の侵食をどんどん受けてしまったら手遅れに・・という事についてですが、その侵食度は同じく左の画像のuse itemsの隣にある侵食度をクリックすると、ヒロインたちの侵食度を見ることが可能なので、気になったら見てみるようにしてみましょう。アイテムの精力剤などの入手方法は、今の所、冥刻時にヒロインを探すときに出るどちらかの選択肢によって入手できるかできないかが決まるので、その辺は注意が必要です。

　　プレイ画像　　

　　　感想　　　　
全てを忘れ、欲望のままに
体験版をプレイする前にあらすじを読んで「お嬢様学園が突然発情空間になる孕ませADV」ということで、誰か人の手によって発情させられているのかなと思っていたのですが、予想外な事に私達人間の住む世界にあるべきでないモノが流れ込んできては、それが原因で発情してしまっているという、若干ファンタジーっぽい要素が含まれているという急展開に。実際に空気が変わるだけでそんなことあり得るのだろうかと真面目に考えてみるも、必ずしもこの冥刻がファンタジーという訳でもなく、実際に現実では嗅いだだけで、女性が発情するというキノコが現に存在するというのも事実なので、もしかしたらこのキノコも冥刻の原因の一部なのかもしれないと考えると、ちょっとリアリティがあって面白いような気がします。嗅いだことはありませんが、甘い香りだったらどうしましょう・・。
キヌガサタケ(※別ページに飛びます)
何度かルネさんの所のエロゲー体験版をプレイしていますが、何だかんだいってこのメーカーより体験版でこれ以上エッチシーン詰め込んでいる体験版を90タイトルくらいやって一度も見た事がないので、どっさりとヒロインたちとの性交が見れるというのはありがたいですし、製品版にも期待できそうですので、実用するには良いタイトルなのではないかなと思います。
肝心のHシーンでは、やはり命がかかっているという事もあって、ヒロインたちが自分達が今どんな立場なのかという事をより理解していく上で、ストーリーの後半では死に物狂いで、真くんの精液を欲しがるという姿もあるのかなと思うと、妄想するだけでもなかなかいけそうですが、僕はふと、全員生存エンドとかもあるんだろうか・・と気になってもみたり。
ヒロインを選んだ後に、再び選択肢が出てくることがあるのですが、その上で正しい選択肢を選べば精力剤がもらえるので、製品版でも上手く全部のアイテムを回収すればワンチャンハーレムエンドもあり得るのかなとも思いますが、公式のセールスポイントを見る限り、全てのヒロインを救うのは至難の業・・と書いてあります。全員救えるのかもしれませんが、1つでも選択肢や順番を間違えると救えないとかそういうレベルで難しいのかな？何にせよ、いつの日か好きなヒロインの子宮をひたすら犯し生ならぬ性の喜びを教えられる日を迎えられるといいのですが・・。はたして。
最後に体験版の大まかな内容として、冥刻に至るまでのストーリー、全ヒロインの紹介・個人イベで半分。残り半分はエッチシーンといった感じで、結構満足できる内容になっていました。