内容は9タイトルの短話と、野草の唄(野草の唄~桜花怒涛~・野草の唄~エピローグ~)による全3話と、雨ときどきネコ(雨ときどきイヌ)による全2話構成を含めた、全14話構成となっております。215Pに作品解説、216Pに雛咲葉氏によるあとがきです。
本アダルトコミックの発売日は2015/10/30 出版社: ワニマガジン社 となっております。
アンサンブルは桜色部室で卒業式に卒業生代表としてフルートとオーボエのアンサンブルを演奏することになった男女が練習をするも、フルート担当の女子生徒はオーボエの男子に演奏が苦痛に感じると苦言する。
後日部室で練習するもタイミングが合わない事でフルートの女子は男子に文句を言うが、ついに耐え切れなくなった男子はパートナーを変えたら?と女子に伝える。
もう無理だわ。と部室を去ろうとする男子に女子は泣きながら腕にしがみついては・・
真夏の迷い両親の離婚により、娘である女子学生はど田舎に一時連れて行かれることに。
両親の離婚に加え、クラスの中で25メートル以上泳げないことに最悪だ。と思うスク水の女子学生。
父がいつ迎えにくるのかを考えながら泳ぐも、川で泳いでいると、足を吊ってしまう。
沈みながら思わずここで死んでしまうの?と思いながら助けを求めるも、誰かに手をつかまれてはなんとか無事に地上に戻ることができた。
そこには日焼けした男子が座っており、心配そうに女子学生を気にかけるも・・
ハルとボク夏が始まる頃、腐女子である姉達の荷物持ちとしてイケメン兄弟が経営するペンションにつれて来られた男性がいた。
ようやくついたかと思うと、どっと疲れが男性を襲うも近くにいたイケメン兄弟の末である美男子の弟が荷物持ちを手伝う。
荷物も運び終えたところで、弟は今後の予定を男性に聞くも「ない」と答えると釣りでもしてみる?と言われ釣りをすることに。
魚がかかるのを待ちながら互いの話をするも、一瞬可愛く見えた弟に男性はボクはBLになったのかと思えば
近くを通りかかった弟の知り合いに弟がちゃん付けで呼ばれてる事をきっかけに、弟が女であることを知る。
日も暮れて、帰ろうとするも荷物を持つ男性に、妹はボクが荷物を持つと言うにも女の子には持たせるわけにはいかないよ。と男性は優しく接すると・・
憧れの人街中で怖そうな男達に話しかけられるヤンチャな女子はそれを無視するも、男達に無視するんじゃないとキレられる。
お前達のように群れていないと何もできない連中には反吐が出ると煽る。
頭に血が上った男の一人が大声で女子を怒鳴りつけ殴りかかろうとするも、それを止められ家の前であばれるなと店主が出てくるも男達を追い返す。
余計な事をするなと女子は男の店主にいうも、気づけば互いの過去を話し合う仲に。
話し合っている途中で自分の事を心配してくれていると気づいた女子は素直になれずに店を出て行くも、生きてきて今まで自分の事をこんなに心配してくれた人がいないということもあってか、次第に店主が気になり店に通うようになるも・・
野草の唄(野草の唄~桜花怒涛~・野草の唄~エピローグ~)農家の次男坊である男性は、女学校に通うお嬢様の家庭教師をするも、お嬢様は蔵で面白いものを見つけたと男性に告げる。
するとその面白いものを見るも、男女が交わっている絵を男性に見せる。
お嬢様にはまだ早いです。と男性は止めるも勃起してしまった男性にお嬢様は衣服を脱ぎ始め・・
桜花怒涛では大学進学で上京してきた男性についてきたお嬢様は、男性の用が終わるのを待つも一緒に叔母さんの屋敷の元へ帰ろうとする。
するとお嬢様は上京してきてからまだ清い関係ですよね。と聞いてくるも、そういう関係であることを叔母さんに言われている男性であったが、お嬢様は男性を連れて人気の無いところへ連れては・・
野草の唄~エピローグ~では、昭和20年に屋敷の目の前で遊ぶ小さな娘の近くに突如一人の男性が立っていた。
気づけばそれはお嬢様の家庭教師をしていた男性であり、気づいたお嬢様はかけより男性との再会を涙して喜ぶ。
空襲から空爆まで運よく戦で生き延びた男性とお嬢様に出来た新たな娘と共に、幸せな日々を送る。
あくとONチャイナ娘(ガール)中華料理店に足を運ぶ仕事帰りの男性は全くお客のいないこの店で食事をしようとすると、注文したものを看板娘である女の子に手渡されてはサービスといって多く食べ物を貰うことに。
食事し終えると看板娘の父が着いて来て欲しいと言われ、ついていくも今度商店街の新年会で出し物をやるので男性にも手伝って欲しいといわれる。
しぶしぶついていくもそこでは看板娘がハキハキと何かの練習をしているも、新年会ではカンフーアクションをするとのことだった。
さっそく着替えて舞台にあがってくれといわれるも、看板娘はおっぱい丸出しになって・・
美女で野獣3年前の結婚式で出会ってから一度も顔を合わせていない男の子が自宅に上がりこんでくるも、自分の住んでいるアパート先で問題があったようで、ここでしばらくお世話になるという流れになる。
男の子のしっかりした身体を見るも人妻は男の子に欲情する。男の子を知れば知るほど興奮していき、やがては持ってきた飲み物をこぼして男の子にかけてしまう。計算通りに事が運んだ人妻は濡れた服を脱がせては徐々に迫っていき・・
白衣の気持ち専攻研究の進研ゼミの抽選に落ちた一人の男子学生は、一人しかいない不人気ゼミに通うことになるが教室に着くと同時に白衣の准教授が飛び込んでくる。
どうやら研究している細胞が今まで何も反応を示さなかったのに、今になってようやく反応したと説明する教授。
その細胞は精子に反応するらしく、男子学生に研究用の精子を提供して欲しいと強請るが・・
依り代の見た夢小さな頃から仲のよい男女が神社にいるも、男の子は御神木に乗る男の子に罰が当たるから登ってはダメと注意する。
しかし男の子は眺めが良いから女の子も来てみなよと誘うも仕方なく木に登る女の子。
木に登って見つめる広々とした街並みに感動する。
そして現在、成長した男女は昔を再現するかのように女の子に手を差し伸べるも誤って手を滑らせては怪我を負った女の子。
一命は取り留めたものの医師には明日まで意識が戻らなければ最悪・・と宣告される。
後悔しながらも、男の子は御神木に戻っては懺悔すると突然意識不明のハズの女の子が現れてビックリするが、理解できる範囲で状況を整理すると時間が戻ったようだった。まさかと思い男の子は意識のある、生きている女の子に触れ・・
雨ときどきネコ(雨ときどきイヌ)突然振り出した雨にさっきまで晴れていたと愚痴る男性は神社に住むネコの餌を手にネコの元へ向かうもそこには雨に濡れた女の子がいた。服が濡れてスケスケになり下着も見えている状態でお腹が空いたとつぶやくが、男性のもっているツナ缶を見つけてはぺろりと食べはじめる。
ネコはどこへ行ったのだろうと考えていると、ネコと同じ部位に怪我をしている女の子を見れば、この子はネコの化身なのではないかと疑い始める。すると濡れて寒いのか女の子は男性に密着し・・
雨ときどきイヌでは、雨の中男性が歩いているとダンボールの中に捨てられた子犬が一匹いた。
飼えないことを申し訳なさそうにした男性は自分の持っている傘を子犬のために使う。
神社に用のある男性は女の子とネコが来ることを待ちながら少し眠ることにしたが、気づけばそこにはネコ耳の女の子ともう一人別の女の子が男性の性器を舐め回し、取り合っていた・・
読み終わった感想といえば純愛モノのエロ作品がとても上手というか続きが読みたくなるくらい良いものでした。
まさかエロエロな美少女で満足しようとしていた矢先に、感動するストーリーを見ることになるとは・・・。
純愛オンリーで雛咲葉さんの新刊が出たらみたいなぁと思うくらいです。
登場する美少女たちはピュアな子が多い印象です。読んでいるとちょっとニヤけてしまうところもある位ですし、更に素直になる場面からのエロ展開には心洗われると言うべきでしょうか。
人妻が男の子を襲うというリアルで起きたら大惨事といった内容のモノもありますが、旦那が一切出てくる様子もなく普通に人妻が別の男とセックスをする姿は優越感に浸りながらも不快にならない終わり方となっております。恐らくこれは年齢が離れているからこその清清しいものに見えるんでしょうかね。
ジャンルで言うと人妻、純愛、中出し、獣系(ネコミミ)、巫女、チャイナドレス、といったところでしょうか。
全ての内容においてオチが平和的という所もまた見所ですね。賢者モードになってから見るとエロって素晴らしいなということを再確認させてくれる良い作品だと思います。あと恋人が欲しくなってしまう本ですね。はい。
おしまいノシ
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